レアル・マドリード会見

フロレンティーノ・ペレス会長が緊急記者会見を開き、辞任の噂を完全否定した上で、次期会長選挙の実施を発表した。『辞任するつもりはない。現理事会とともに選挙に立候補する』と宣言し、自身が末期癌であるという噂についても『私の健康状態は完璧だ。もし癌なら世界中で報じられているはずだ』と一蹴した。会見の大部分はメディアへの強烈な批判に費やされ、特にABC紙とVocentoグループを名指しで攻撃した。『私の父はABCを読んでいたが、父の名誉のために私は購読を解除する』と述べ、記者であるRuben Canizaresと直接口論になる一幕もあった。ペレス会長は『君は毎日マドリードを攻撃している』と非難し、記者は『私はジャーナリズムを行っているだけだ。あなたは私の仕事を攻撃している』と反論した。さらに、バルベルデとチュアメニがロッカールームで殴り合いの喧嘩をしたとされる事件について、『若者なら喧嘩くらいする。私が在任した26年間で選手が殴り合わなかった年はない。蹴り合ってもその後は友達だ』と擁護し、それよりも情報が外部に漏れたことの方が深刻だと内部の引き締めを強調した。ネグレイラ事件についても触れ、『我々は600ページに及ぶ報告書を作成し、UEFAに提出する。これはサッカー史上最大の汚職だ。私は7回のチャンピオンズリーグと7回のリーグ優勝を果たしたが、盗まれなければ14回優勝していたはずだ。どうして忘れることができるというのか』とバルセロナを猛烈に非難した。(via SPORT)

カシージャスの反応

フロレンティーノ・ペレス会長の異例の会見を受け、元レアル・マドリードのキャプテンであるイケル・カシージャスが自身のSNSで反応を示した。カシージャスは額に手を当てるアイコンとともに『フロレンティーノ・ペレスの記者会見は気に入ったか?私は気に入った』と皮肉交じりのアンケートを投稿し、数時間で数万の投票を集めた。また、来季の監督としてジョゼ・モウリーニョが復帰するのではないかという噂について、『モウリーニョとの間に問題はないし、偉大なプロフェッショナルだと思うが、彼がレアル・マドリードに来ることは望んでいない。私の愛するクラブを率いるのにより適した監督がいると思う。個人的な意見だ』と断言した。また、タイトルなしに終わった今シーズンについてトニ・クロースが苦言を呈したことと同調した発言をしたところ、一部のファンから批判を受けたことに対し、『クロースという天才の意見を反映させただけなのに、暗黒のマドリディスタから攻撃される。SNSの世界は恐ろしいが、私は気にしない』と真っ向から反論した。(via ElDesmarque)

ムバッペのSNS騒動

キリアン・ムバッペの行動がマドリディスタの怒りを買っている。クラシコをハムストリングの負傷で欠場したムバッペだが、試合当日に自宅のソファで観戦する様子を投稿した。しかし、チームが2-0で負けている状況での投稿だったため、ファンからの反感を買う結果となった。さらに翌日の休日には、チームが敗戦のショックに包まれる中、イタリアへエステル・エスポシトとプライベート旅行に出かけ、その後バルデベバスでの練習で笑顔を見せる写真を投稿した。練習のミニゲームで勝利したチームの集合写真にウインクとトロフィーの絵文字とともに「winners」という言葉を添えたことが、火に油を注いだ。ファンからは『チームが困難な時にこのリラックスした態度は間違っている』との非難が殺到した。さらにフランス国内のプロサッカー選手組合の表彰で、国外でプレーする最優秀フランス人選手賞にムバッペではなくバイエルン・ミュンヘンのマイケル・オリーズが選出され、フランス国内でもムバッペの評価が下落している状況が浮き彫りになった。ムバッペ本人は以前のインタビューで『フランス人は不満を言うのが好きだ。すべてを批判する。私もフランス人だから同じだ』と語っていた。(via SPORT)

バルセロナの祝賀パレード

FCバルセロナがリーグ優勝とスーペルコパの優勝を祝うため、バルセロナ市内でオープンバスによるパレードを行った。パレード中、ラミン・ヤマルがパレスチナの国旗を力強く振る姿が世界中のメディアで報じられ、大きな話題となった。これに対しハンジ・フリック監督は会見で『個人的にはああいうことは好きではない。彼とも話をした。彼に、君はもう18歳の大人だから自分で決めることだと伝えたが、我々はサッカーをするためにここにいる』と苦言を呈した。一方で、ラミン・ヤマルはSNSに『Thank God I’m not a madridista』と書かれたTシャツを着た写真を投稿し、これにイニゴ・マルティネスが「いいね」を押して拡散された。パレード自体についてはフリック監督も感動しており、『街で涙を流して喜ぶ人々を見て、私たちがここにいる意味を実感した。怪我人が多い中での素晴らしいシーズンを誇りに思う』と語った。また、ペドリがラミン・ヤマルの人形にキスをする微笑ましい動画も投稿され、チームの雰囲気の良さをアピールした。(via SPORT)

バルセロナの法的措置

フロレンティーノ・ペレス会長の記者会見での発言を受け、FCバルセロナは即座に公式声明を発表した。声明では『レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が招集した記者会見に関して、当クラブの法務部門が彼の発言と非難を詳細に検討していることを報告する。現在、それらの分析を行い、次に取るべきステップを評価している。適切な時期に、我々の立場と決定について適切に報告する』と述べた。ペレス会長はネグレイラ事件をサッカー史上最大の汚職と断じ、バルセロナのお金で審判が豊かになるためにここに来たのではないと非難し、UEFAに600ページのレポートを提出すると息巻いていたが、バルセロナ側はこれに法的措置で対抗する構えを見せている。両クラブの対立は修復不可能なレベルに達している。(via ElDesmarque)

ベティスのCL復帰

レアル・ベティスがエルチェに勝利し、21年ぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグの出場権を確定させた。スタジアムは歓喜に包まれ、選手たちは感極まった。イスコ・アラルコンは、2度の重傷と手術を乗り越えた過酷なシーズンを振り返り、試合終了のホイッスルとともに涙を流した。チームメイトのエクトル・ベジェリンは彼を抱きしめ、『チャンピオンズリーグに行くんだぞ、チャンピオンズに行くんだ』と声をかけた。ベジェリン自身も、10歳の時に熱狂的なベティスファンである父親と一緒にベティスのCLの試合を見た思い出を語り、『あの時の贈り物を、今度は自分が父親に返すことができる』と喜んだ。決勝ゴールを決めたパブロ・フォルナルスも目を赤く腫らし、『今日、何人かの友人が私がゴールを決める夢を見たと言っていた。ボールをトラップした時、絶対にゴールに入ると分かっていた。私を暗闇から救ってくれたこのクラブでCLに出られるなんて信じられない。ファンには、この夜は彼らのものだから楽しんでほしいと伝えたい』と語り、スタンドにいた妻と子供たちの元へ走り寄った。一方、クチョ・エルナンデスは『妻が妊娠中だから、祝賀パーティーには行かずに家族と家でお祝いするよ』と笑顔を見せた。マヌ・ファハルドSDはセルジ・アルティミラのライプツィヒ移籍の噂について聞かれると『その質問は待っていたが、公式なニュースはないし、今はその話をする時ではない』と巧みにかわした。試合前にはコカ・コーラのプロモーションで数十人の子供たちがピッチに入場し、憧れの選手たちと触れ合う特別な時間を過ごした。(via Estadio Deportivo)

エルチェ監督の暴言

チャンピオンズリーグ出場権を争うベティスに敗れたエルチェのエデル・サラビア監督が、判定への不満から審判団に暴言を吐いたことが主審の報告書で明らかになった。サラビア監督は、自チームの同点ゴールが味方のハンドにより取り消されたこと、そしてレオ・ペトロに一発レッドカードが出されたことに激怒した。試合終了後、ロッカールームに向かうトンネル内で、イシドロ・ディアス・デ・メラ主審らに対し大声で『お前らは恥知らずだ、クソ野郎ども』と叫んだと記されている。しかし、報告書にはその後、数分経ってからサラビア監督が審判のロッカールームを訪れ、自身の不適切な発言について謝罪したことも記載されている。監督は試合後の会見で、『ゴール取り消しは重大なエラーだ。我々が残留を懸けて戦っている状況でこのようなミスは許されない』と不満を隠さなかった。(via Estadio Deportivo)

デポルティボの名称変更

RCデポルティボ・デ・ラ・コルーニャは、リアソール・スタジアムで第1回ソーシャル・フォーラムを開催し、クラブの名称変更に向けた重要な決定を発表した。クラブは、名前をガリシア語の公式な地名に合わせるため、「Deportivo da Coruna」へ変更する計画を進めており、今シーズンの終了前にシーズンチケット保持者を対象とした拘束力のある投票を実施すると伝えた。クラブのアイデンティティと社会的な結びつきを強化する目的で行われるこのフォーラムでは、名称変更の他にも、120周年を記念する新しいクラブアンセムの制作、ファンによるサッカートーナメントの開催、ペーニャの世界大会、そして音楽フェスティバルの開催計画などが話し合われた。(via SPORT)

セビージャ売却

セビージャFCの経営権が歴史的な転換点を迎えている。セルヒオ・ラモスと、アルゼンチンの実業家マルティン・インクが率いる投資グループFive Eleven Capitalが、クラブの株式の80%を取得することで主要株主たちと合意に達した。セビージャのホテル・センターで行われた7時間以上の長時間の会議には、ホセ・カストロ前会長やデ・ニド・ベナベンテ元会長など主要株主が参加した。買収金額は約4億5000万ユーロで、クラブの負債も含まれる。さらに8000万ユーロから1億ユーロの増資も計画されている。セルヒオ・ラモスは名誉職ではなく、クラブの意思決定の核心に関わることを望んでおり、新スポーツディレクターにはマンチェスター・シティなどで経験を積んだマルク・ボイシャサが就任する予定。この動きに対し、小株主のグループのホアキン・ゴンサレス会長は『外国人投資家が入ることでクラブとしてのアイデンティティを完全に失った』と懸念を表明した。奇しくも同じ日に、VOXのサンティアゴ・アバスカル党首の妻が、アバスカルがセビージャのサードユニフォームを着て笑顔を見せる写真をSNSに投稿したことも話題を呼んだ。(via Marca)

エスパニョールの新体制

RCDエスパニョールは、モンチを新しいゼネラル・スポーツ・ディレクターとして迎えた。モンチはさっそく練習場を訪れ、トミー・ヌコノやセルヒオ・オルテガらとともにトレーニングを視察した。マノロ・ゴンサレス監督は会見でモンチについて、『彼は我々に信頼を伝えてくれた。最後まで全力を尽くすようにと。彼のような人物の到着はチームにとってプレッシャーではなく、安定感をもたらしてくれる』と高く評価した。また、18試合未勝利という厳しい状況についてゴンサレス監督は、『私がこの椅子にしがみつくつもりはない。クラブにとって最善を尽くすだけだ』と自身の進退についてもオープンな姿勢を示した。(via Mundo Deportivo)

ボーンマスの拒絶

FCバルセロナが来シーズンのストライカー候補として、ボーンマスの19歳フランス人FW、エリ・ジュニア・クルピに強い関心を寄せているという噂について、ボーンマスのティアゴ・ピントCEOが完全否定した。ピントCEOはインタビューで、『ジュニア・クルピはボーンマスから出て行かない。彼の契約はまだ4年以上残っており、契約解除条項もない』と明言。さらに『たとえバルセロナやリバプールが1億ユーロのオファーを出してきたとしても、我々がクルピを売ることは絶対にない。完全に排除されている』と力強く語り、バルセロナの獲得の望みを一蹴した。クルピは幼い頃からのバルサファンであり、バルセロナのユニフォームを着た写真が拡散されていたが、移籍の実現は不可能となった。(via Mundo Deportivo)

ロナウドの悲劇

サウジアラビアのプロリーグで、アル・ナスルに所属するクリスティアーノ・ロナウドの悲劇的な結末が話題となっている。アル・ナスルはライバルのアル・ヒラルと対戦し、勝てばリーグ優勝が決まる状況だった。試合はアル・ナスルがリードしたまま進み、ロナウドは82分に交代してベンチで優勝の瞬間を待っていた。しかし、後半アディショナルタイムの98分、ブラジル人GKベントがスローインのボールをキャッチしようとしてイニゴ・マルティネスと交錯し、そのままボールを自陣のゴールにこぼしてしまうというあり得ないオウンゴールを献上。試合は1-1の引き分けに終わり、優勝はお預けとなった。ロナウドは信じられないという表情で頭を抱え、絶望した様子でロッカールームへ姿を消した。ロナウドのサウジアラビアでの初タイトル獲得は最終節に持ち越された。(via Marca)

アトレティコの野戦病院

アトレティコ・マドリードは負傷者が続出しており、ディエゴ・シメオネ監督も頭を抱えている。オサスナ戦でロドリゴ・メンドサが試合開始わずか18分でふくらはぎを痛めて交代を余儀なくされた。ここ17日間で、パブロ・バリオス、ニコ・ゴンサレス、フリアン・アルバレス、ジュリアーノ・シメオネ、ジョニー・カルドーソ、ホセ・マリア・ヒメネス、ナウエル・モリーナに続き、メンドサが8人目の負傷者となった。この野戦病院のような状況で、シメオネ監督はトップチームの選手だけでメンバーを組むのが困難な状態に陥っている。シメオネ監督は試合後、『ロドリゴの怪我は本当に残念だ。怪我人が多すぎるが、言い訳はできない。ピッチに立つ選手たちは常にシャツに敬意を払い、全力を尽くしている』と語った。(via Marca)

イバイ・ラノスの冗談

フロレンティーノ・ペレス会長のレアル・マドリード会長選挙招集の発表を受けて、有名ストリーマーであり熱狂的なマドリディスタとしても知られるイバイ・ラノスがSNSで冗談の投稿を行い、大きな反響を呼んだ。イバイは『この動画に300万の「いいね」がついたら、立候補して出馬するよ』と宣言し、『その後、2週間で3億ユーロの保証金を集めないといけないけど、少しずつ集めていくよ。私には計画があるから信じてくれ』と続けた。この動画は投稿からわずか3時間で27万以上の「いいね」を獲得した。もちろんこれは、会長選に立候補するために必要な莫大な個人資産の保証金という高いハードルに対する皮肉を込めたパロディであったが、ファンたちはこのユーモアを大いに楽しんだ。(via SPORT)

ラスパルマス退団の裏話

UDラスパルマスの象徴であったジョナタン・ビエラがシーズン途中にアルメリアへ移籍した真相が再び話題になっている。ビエラはクラブの歴代最高額となる約1000万ユーロの退職金を受け取ってクラブを去った。その理由は、当時の監督であったガルシア・ピミエンタとの関係の悪化と、約束されていた契約更新が実行されなかったことにある。アルメリアに移籍後、ビエラは魔法使いの帽子を使った演出で華々しく入団発表され、ラスパルマスのホームスタジアムであるグラン・カナリアでの試合に出場し、0-1での勝利に貢献した。試合後、ピミエンタ監督と挨拶を交わしたかと問われたビエラは、『もちろん挨拶したよ。関係は良好だ』と答え、確執があった過去を水に流したことをアピールした。(via SPORT)

マルティン・バスケスの告白

レアル・マドリードのレジェンドであるラファエル・マルティン・バスケスが、1990年にイタリアのトリノへ電撃移籍した際の不可解な出来事をYouTubeのポッドキャスト番組で告白した。彼は『本当に奇妙な出来事だった。私はお墓に入るまで、あの時何が起きたのか分からないだろう』と語り始めた。当時、契約更新のためにラモン・メンドーサ会長のオフィスに父親と一緒にいたという。3年間の契約更新と金額で完全に合意に達した直後、会長は電話に出るために部屋を出た。そして部屋に戻ってきた会長は、まるでロボットにチップを埋め込まれたかのように態度を急変させ、『さっきの話はすべて白紙だ。これが条件だ。嫌ならドアはあそこにある』と言い放ったという。バスケスは『信じられなかった。父親からは、彼らは君を評価していないと言われた』と振り返り、これが退団の決定的な理由になったと明かした。(via Mundo Deportivo)

フリック監督のジョーク

バルセロナのハンジ・フリック監督は、アラベス戦に向けた記者会見で、自身の2028年までの契約延長に付随する1年間のオプションについて説明した。『多くの監督は3年や4年の長期契約を喜ぶだろうが、バルサのようなクラブでは契約を制限しておくことが良い場合もある。2028年までやり遂げて、すべてが順調ならさらにもう1年続ける決断をするだろう。クラブにも私にもストップする権利がある。これは双方にとって非常に良い合意だ』と語った。また、前日に行われたバルセロナ市内での優勝パレードに何時間も密着して歩き回った記者たちに向かって、『昨日あんなに歩いたのに、今はここに座って笑っているなんて、君たちは素晴らしいコンディションだね。次回は私もバスから降りて、君たちと一緒に歩こうかな』とジョークを飛ばし、会見場を和やかな雰囲気に包み込んだ。(via Esport3)

【本日の総括】

本日は、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長による前代未聞の緊急記者会見がサッカー界の話題を独占した。メディアへの猛烈な批判やネグレイラ事件でのバルセロナへの宣戦布告など、ピッチ外の緊張が一気に高まっている。これに対し、イケル・カシージャスのSNSでの反応や、バルセロナ側の法的措置の検討など、各方面からの反発が続いている。また、ムバッペの行動がマドリディスタの怒りを買っている問題も火種となっている。一方で、ベティスの21年ぶりとなるチャンピオンズリーグ復帰という感動的なニュースや、セビージャの身売り交渉の進展など、各クラブの転換期を象徴する話題が豊富な一日となった。