バレンシアCF

新スポーツ・ディレクター(SD)に就任したブラウリオ・バスケス氏がラジオ番組『El Larguero』(CADENA SER)や『El Partidazo』(COPE)に連日出演し、クラブ改革と懸案事項について詳細を語った。

まず、現在19位と低迷するチーム状況において、主将ホセ・ルイス・ガヤとの契約延長交渉は急を要する最優先課題ではないとしつつも、『ガヤはクラブのレジェンドであり、私にとっても非常に大切な存在だ。適切な時期が来れば何の問題もなく話し合う』と説明した。ガヤ自身は給与の減額提示を受け入れる構えを見せており、2027年までの契約満了後も建設中のノウ・メスタージャで現役を終える『ワン・クラブ・マン』としての引退を望んでいる (via SPORT)。

また、実の息子である左サイドバックのヘスス・バスケス(契約満了2028年)の契約交渉については、『息子の交渉を私が直接担当することはない。プロとして厳格に対処する。彼は5歳からこのクラブにいて自力で立場を勝ち取った』と明かした。今夏にはセルタや、ジャゴバ・アラスアテ監督率いるマジョルカから獲得打診があったものの本人が断っていた裏話も暴露している (via SPORT)。

さらに、8年間にわたり医療部門のトップを務めてきたペドロ・ロペス・マテウ医師の解任・刷新に踏み切った理由についても言及。今季開幕7試合で10名以上の負傷者(特に筋肉トラブル)を出し、フルキエやコペテ、ディエゴ・ロペスら複数の主力選手がクラブ外のプライベートクリニックで治療を受ける事態に陥っていたため、『レベルを疑うわけではないが、大きな環境変化が必要だった』と判断の正当性を強調した (via SPORT)。

なお、新監督人選の過程で噂されたエルネスト・バルベルデ氏の招聘説については、『彼とは毎週のように話す友人だが、「お前は正気か、今は休みたい」と言われた』と明かし、正式なオファー以前の段階で対象外だったことを明かした (via ElDesmarque)。

一方、バレンシア市のマリア・ホセ・カタラ市長はメディアの取材に対し、『私は監督を選んだり選手を補強する立場にはないが、ファンは完全に疲れ果てている』とピター・リムオーナーの経営姿勢を厳しく非難。その上で2027年夏に移転が予定されているノウ・メスタージャの建設プロセスについて、法令遵守と計画通りの進行を要求した (via ElDesmarque)。

クラブには明るい話題もあり、今夏アーセナルへ完全移籍したカンテラーノのクリスティアン・モスケラがパテルナ練習場を訪問。クラブの許可を得て個人調整を行い、『遠くから心配しているが、みんななら絶対にこの苦境を抜け出せる』と元チームメイトやハビエル・アギーレ新監督に温かいエールを送った (via ElDesmarque)。

RCセルタ

FWボルハ・イグレシアス(『パンダ』)がテレビ番組『La Revuelta』(RTVE)や自身のSNS(X)に出演・投稿し、様々な話題について語った。

まず、サッカー界における育休(パタニティ・リーブ)について言及し、先日のW杯でマンチェスター・シティのマンガラ・ドクが一時離脱した例を引き合いに出し、『自分も同じ立場なら迷わず家族を優先して離脱する。アスリートである前に一人の人間として当然の権利だ』と主張した (via MARCA)。

また、マンチェスター・シティのロドリがバレンシア戦後に「相手が下手すぎる」と発言して物議を醸した問題については、『悪気のない発言だ。ロドリほどの次元にいる選手から見れば、自分たちを含めて世界中のサッカー選手がみんな下手に見えるのは仕方がない(笑)』とジョークを交えて擁護した (via ElDesmarque)。

さらに、バルセロナの19歳DFパウ・クバルシについて『W杯で最高の若手として活躍したのに、夏休み中ずっと同じ青い水着を着て友達とパエリアを食べていた。本当にかっこいい奴だ』と絶賛。一方でマドリードの過酷な住宅価格高騰にも触れ、『自分たちのように平均以上の収入を得ているアスリートであっても、単独で100%のマンションを購入するのはほぼ不可能に近い』と率直な苦言を呈し、大きな反響を呼んでいる (via Mundo Deportivo)。

ピッチ上の出来事としては、DFカール・スターフェルトの契約延長問題が浮上。2027年6月までの契約を残しているが、持病の背中痛など負傷リスクを懸念するセルタ側は給与アップを伴う延長に慎重な姿勢を見せている。スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』の取材に応じたスターフェルトは『代理人とクラブが話し合いを進めているが、今は目の前のシーズンに集中している』と語るにとどめた (via ElDesmarque)。

その一方で、クラウディオ・ヒラルデス監督の下で22歳のカンテラーノDFヨエル・ラゴが目覚ましい成長を遂げている。今季リーグ戦7試合中6試合でフル出場を果たし、チーム最長となる585分間のプレータイムを記録。これまで固定されていた最終ラインで不動のレギュラーへと完全に定着した (via MARCA)。