FIFA、W杯チケット販売で司法長官から調査
今夏にアメリカ、メキシコ、カナダで開催されるW杯を前に、FIFAのチケット販売手法がニュージャージー州とニューヨーク州の司法長官によって調査される事態に発展している。
ニュージャージー州のジェニファー・ダベンポート司法長官とニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官は、FIFAが「意図的にチケットの価格を吊り上げ、ファンを欺いている」との疑惑について、正式な回答を要求した。調査の対象となっているのは、ニュージャージーで開催されるイングランド対パナマ戦や決勝戦を含む8試合のチケット販売だ。
ダベンポート司法長官は『正直にチケットを販売することは難しくないはずだ。しかしFIFAは、意図的な混乱、偽りの品薄状態の演出、そして法外な価格設定によって、チケット購入を苦痛な体験に変えてしまった。ニュージャージーの消費者と労働者を搾取することは許さない』と厳しく糾弾。
ファンの間では、最初の販売後にさらに高額な前列のカテゴリーが新設されたことや、需要に応じた変動価格制(ダイナミック・プライシング)によって、全104試合中90試合の価格が平均して34%も引き上げられたことに対する苦情が殺到している。ジェームズ司法長官も『誰も法外な価格を払わされるよう操作されるべきではない』とFIFAの不透明な価格操作を非難している。
(via AS)
パチューカ会長、オビエド降格で恨み節とカソルラへの全権委任
レアル・オビエドのオーナーであるパチューカ・グループのヘスス・マルティネス会長が、メキシコからのビデオ会議でメディアの取材に応じ、クラブの2部降格という最悪の結果について赤裸々に語った。
『ルイス・カリオンを監督に任命したのは大失敗だった。私が間違っていたし、責任は私にある。周りに説得されてしまったが、最悪の決断だった。解任した監督に高額な違約金を払い続けているのは心が痛む』と人選ミスを猛省。さらに、ファンの手のひら返しについても『6ヶ月前、この街で私は「神だ、救世主だ」と言われていたが、今は最悪の人間扱いだ。だが、私はパチューカを降格から救い、メキシコで最も成功したクラブにした男だ。このプロジェクトは前へ進む』とプライドを覗かせた。
また、今冬の補強がなかったことについて批判されている点には『クラブは破産寸前で消滅の危機にあった。道徳的な義務としてクラブの財政を守るのが第一だ。他の強豪クラブのような金遣いはできない』と反論した。
一方で、クラブの最大のレジェンドであるサンティ・カソルラの去就については特別な配慮を見せ、『彼とは話をして、一緒に泣いた。彼は彼が望むことを何でもできる。あと半年プレーしたいならすればいいし、スポーツ部門の副会長になりたいならなればいい。彼はクラブの最大の財産であり、決断は彼と彼の家族に完全に委ねる』と絶対的な信頼を口にした。
(via SPORT)
(via ElDesmarque)
カシージャスとピケ、W杯代表リストに物申す
キングス・リーグの公式動画企画で、イケル・カシージャスとジェラール・ピケが、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が発表したW杯スペイン代表リストについて、ポジションごとに熱い議論を交わした。
最も話題になったのは、スペインの歴史上初めて、レアル・マドリードの選手が一人も代表に選ばれなかったという異常事態だ。マドリードの生え抜きであるカシージャスは、この事実に隠しきれないショックを受けており、『マドリードのカンテラで育ち、スペイン人である僕としては、マドリードの選手が一人も呼ばれないなんて腹が立つし、本当に辛いよ』と本音を吐露した。
これに対し、バルセロナのDNAを持つピケはすかさず火に油を注ぎ、『もしバルサの選手が8人も選ばれていたらもっと腹が立つか?』と挑発。カシージャスは冷静に『全てにはプロセスがあるんだよ、愛しきピケ君。バルセロナからそれだけの選手が選ばれるのは、君たちのクラブが深刻な財政難に陥っていて、カンテラの若手に頼らざるを得ないからだ。それが彼らに継続的な出場機会を与えているんだよ』と、バルサの台所事情を皮肉って反撃した。
お互いにチクリと刺し合いながらも、最後は代表チームの成功を願うことで一致したが、ピケはカシージャスが放った「ビバ・エスパーニャ!」の掛け声にだけは同調しなかった。
(via MARCA)