カンテラーノ&若手選手の去就(ニコ・パスは6000万ユーロで移籍)
レアル・マドリードの下部組織の選手たちの去就も活発化している。カスティージャのポリバレントなDFビクトル・バルデペーニャスが、フィオレンティーナへの移籍に向けて口頭合意に達した。移籍金は最高で500万ユーロ程度になるとみられ、将来の売却益の50%をマドリーが保持するお馴染みの形式となる。ただし、モウリーニョ監督のプレシーズンでトップチームの人数が不足しているため、クラブは移籍のタイミングを再考しており、プレシーズンの前半は彼を手元に残すか検討している。マドリーはこれまで、ニコ・パス、マリオ・ヒラ、ビクトル・ムニョス、アルバロ・ロドリゲス、アルバロ・ヒメネス、フラン・ガルシア、マリオ・マルティンなどの売却で1億2700万ユーロを稼ぎ出している。なお、ルイス・ミジャのインタビュー内で、コモがニコ・パスを獲得するためにレアル・マドリードに6000万ユーロを支払ったという事実が明かされている。
トップチームで昨季100分間(リーグ5試合、コパ1試合、CL1試合)プレーしたセサル・パラシオス(21歳)は、2027年まで契約を残しているものの退団が濃厚となっている。セビージャとベティスが状況を問い合わせたが正式なオファーはなく、現在はオサスナと、かつての恩師アルバロ・アルベロアが率いるフラムが獲得に向けて激しく動いている。
また、U-19欧州選手権でスペイン代表として優勝を果たし、ベストイレブンにも選出されたMFティアゴ・ピタルチ(18歳)にはマラガが強い関心を示している。昨季トップチームで16試合(リーグ10試合、CL6試合)に出場し817分間プレーした彼は、マドリーを離れる場合はチャンピオンズリーグでプレーできるクラブを優先しており、マラガの関心は現在ストップしている。
保有権の50%をマドリーが持つアラベスのMFアントニオ・ブランコには、ビジャレアルなどが関心を示している。契約解除金は2000万ユーロに設定されており、移籍が実現すればマドリーに多額の資金が転がり込むことになる。アラベス側も50%の権利を失うことになるため、簡単に放出する気はない構えだ。(via ElDesmarque / SPORT / MARCA)
【本日の総括】
モウリーニョ新体制が少人数ながらも熱を帯びた初日を迎え、大注目のクルトワも軽傷と判明しプレシーズンに光明が差しました。W杯組の合流を待つ間も、カンテラーノの売却戦略や極秘の契約更新など、フロントは来季の覇権奪還に向けて水面下で着々とメガクラブの地盤を固めています。