ジェラール・モレノの現状と契約
🟡 ビジャレアルは現在、イニゴ・ペレス監督とそのコーチングスタッフの指揮下で新シーズンに向けたチーム編成に没頭しています。その中で、中期的な課題として浮上しているのが、契約の最終年に入る選手たちの処遇です。
34歳となったジェラール・モレノは、まさにその状況にあります。2018年の夏にエスパニョールから2000万ユーロで復帰して以来、彼はクラブの象徴的存在として君臨してきました。これまでのキャリアでビジャレアルのユニフォームを着て321試合に出場し、130ゴール、49アシストという見事な数字を残しています。
しかし、マルセリーノ・ガルシア・トラル前監督の最終年となった昨シーズンは、度重なる怪我の影響でチーム内での存在感が低下し、出場は24試合にとどまりました。それでも10ゴールを記録しており、出場試合数に対する得点率の高さは依然として証明されています。今後は、イニゴ・ペレス新監督が彼にどのような役割を与えるかが鍵となります。中期的な去就や契約延長については、シーズン序盤のパフォーマンス次第で判断される見通しです。(via Estadio Deportivo)
セルジ・カルドナと左サイドバックのポジション争い
🟡 ジェラール・モレノと同様に契約最終年を迎えているのが、27歳のセルジ・カルドナです。彼は2年前の夏にラス・パルマスとの契約を満了し、フリーエージェントとしてビジャレアルに加入しました。
今シーズンの左サイドバックのポジション争いは激化することが予想されます。アルフォンソ・ペドラサは契約満了によりラツィオへと移籍してチームを去ったものの、昨季エスパニョールへレンタル移籍し、そこで素晴らしいパフォーマンスを披露したカルロス・ロメロがチームに復帰するためです。カルドナに新たな強力なライバルが出現した形となります。
カルドナの契約更新についても、モレノと同じくシーズン最初の数ヶ月間のプレーレベルが大きな判断材料となります。彼はまだ年齢的に先があるため、高いパフォーマンスを発揮すれば他クラブからの注目を集める可能性もあります。逆に更新が行われない場合、来季終了後にはフリーでクラブを離れるシナリオも現実味を帯びてきます。(via Estadio Deportivo)
移籍市場における選手の放出と売却条件
🟡 フェルナンド・ロイグ会長は、クラブの資産価値を守るために断固とした姿勢を貫いています。エスパニョールでの活躍を経て復帰したカルロス・ロメロに対しては、すでに複数のクラブから獲得オファーが届いているものの、ロイグ会長はこれらをすべて門前払いしています。クラブは、4500万ユーロという設定額が支払われない限り、彼を放出する意思は全くないと明言しています。
また、クラブ公式の動きとして、ティアゴ・オヘダのレアル・バリャドリードへの完全移籍が発表されました。人員整理と適切な価格での売却戦略が着実に進められています。(via Estadio Deportivo)
他クラブ選手への獲得動向と過去の在籍選手
🟡 ビジャレアルは市場での補強の可能性も探っています。現在、デポルティーボ・アラベスに所属するMFアントニオ・ブランコに関心を寄せています。ブランコはアラベスと2027年まで契約を結んでいますが、ビジャレアルのような重要クラブからの興味は彼に今後の去就を再考させるのに十分な影響力を持っています。アラベス側は2000万ユーロの契約解除金を満額要求する構えです。
一方で、獲得に至らなかったケースもいくつか存在します。ヘタフェを退団したルイス・ミジャに対してはオファーを送り関心を示していたものの、彼は最終的にセスク・ファブレガス率いるイタリアのコモへの移籍を決断しました。また、セビージャの若手左サイドバックであるオソについても獲得候補として名前が挙がりましたが、ビジャレアルは具体的な動きを見送っています。
さらに、現在ACミランからの退団が取りざたされているエクアドル人DFペルビス・エストゥピニャンについては、ビジャレアルが2020年に1600万ユーロ以上を投じて獲得した過去があります。彼はビジャレアルで持ち前の身体能力とスピード、優れた左足を武器に活躍し、2年後には約1800万ユーロでブライトンへと羽ばたいていきました。(via ElDesmarque)(via Estadio Deportivo)(via MARCA)
パプ・ゲイェのセネガル代表における大騒動
🟡 ビジャレアルに所属するMFパプ・ゲイェが、セネガル代表で前代未聞の騒動に巻き込まれ、怒りを爆発させています。
事の発端は、セネガルサッカー連盟の会長が会見で明かした衝撃の事実でした。なんと、10年間も代表チームのドクターを務めていた人物が、実はスポーツ医学ではなく婦人科の専門医であったことが発覚したのです。選手たちは以前から十分な医療サポートを受けられていないと感じており、この事実が判明したことでチーム内に大きな不信感が広がりました。
この緊迫した雰囲気の中で迎えたワールドカップ2026のラウンド32、ベルギー戦での敗退が決定打となりました。セネガルは試合の85分まで2-0でリードしていたにもかかわらず、終盤に立て続けに2失点を喫して延長戦に持ち込まれ、さらにアディショナルタイムに物議を醸すPKを与えて逆転負けを喫しました。
この信じがたい敗戦後、パプ・ゲイェは大会から非常に怒った状態で立ち去りました。彼は、パプ・ティアウ監督が解任されるまでセネガル代表には二度と戻らないと公然と脅す事態に発展しました。チーム全体を覆っていた憤りとゲイェの強い抗議が影響したのか、わずか数日後にティアウ監督は実際に解任されました。現在、セネガル代表の後任監督には、元フランス代表のパトリック・ヴィエラらの名前が挙がっています。(via ElDesmarque)(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
イニゴ・ペレス新体制のもと、ジェラール・モレノやセルジ・カルドナといった主力の契約対応に注目が集まるビジャレアル。カルロス・ロメロの復帰による競争激化や会長の強気な売却姿勢が見える一方、代表でのドクター騒動を発端としたパプ・ゲイェの激怒と監督解任劇など、ピッチ外でも大きな動きが起きています。