ベリンガムのW杯での大記録、監督との衝突とクロースの見解

イングランド代表のジュード・ベリンガムは、W杯で新たな歴史を刻んだ。彼はユーロ2020、2024、そしてW杯2022、2026と、4つの主要国際大会に出場した最年少のヨーロッパの選手となった。ノルウェーとの準々決勝ではこぼれ球に反応してゴールを奪うなど、今大会6ゴールを記録してハリー・ケインと並びチーム得点王として躍動している。トーマス・トゥヘル監督の元では1005分間で6ゴール(168分に1ゴール)を記録しており、彼のキャリアにおいてどの監督の元よりも最高の得点ペースを誇っている。メッシとの対戦が予想される準決勝に向けては、『彼のキャリアを通じて多くのゴールを決め、貢献してきた。彼と対戦できるのは素晴らしいストーリーだ。私が子供の頃から見てきた選手であり、誰もが彼の素晴らしさを知っている。素晴らしい試合、素晴らしい雰囲気の試合になるだろう』と興奮気味に語った。

しかし、ノルウェー戦後には波紋も広がった。トゥヘル監督が「選手たちのパフォーマンスには満足していない。自分たちで試合を非常に難しくしてしまった」と苦言を呈したのに対し、ベリンガムが公の場で『そうかもしれない。でも、この厳しい環境(極度の湿度)でハーランド、ウーデゴール、ヌサ、セルロートと対戦するのがどういうことか、彼は分かっていないのかもしれない。このチームと対戦するのは簡単ではない』と反論したのだ。元マドリーのトニ・クロースは自身のTikTok番組『Kroos und Kroos』でこの騒動に言及し、『監督でなければ、誰が何が機能しなかったのかを言う権利があるのだろうか?特に、チームの素晴らしいメンタリティについて2分間も話したばかりの時であればなおさらだ。試合後に「良いプレーができなかった」と言ったトーマス・トゥヘルは完全に正しかった。彼らはこれからアルゼンチンと対戦し、その後スペインかフランスと対戦する。運だけであと2回勝つことはできない。メンタリティだけでも無理だ。彼らには、ノックアウトステージの戦い方を知っている監督がいる。彼はクラブサッカーでそれを十分に証明してきた』とトゥヘルを擁護。同時にベリンガムのフラストレーションにも理解を示し、『私はマイアミに何度か行ったことがあるが、最も不快な場所の1つだ。湿度が耐えられないほどだ。あそこで120分間プレーした後は、「自分たちのプレーは最悪だった」という言葉は一番聞きたくないものだ。特にラウンドを突破したばかりであればなおさらだ。だから少しイライラするのも無理はない。この状況は誇張されていると思う。本当の意見の対立があるとは思わない。トゥヘルのスピーチを明確に称賛する選手たちの声明も聞いている』と結論づけた。(via SPORT / MARCA)