ピッチ外の諸問題:ベルナベウの騒音問題とラグラリの暗躍

サンティアゴ・ベルナベウでのコンサート開催を巡る騒音問題について、ペレス会長は『自治体(イサベル・ディアス・アジュソ州首相やマルティネス=アルメイダ市長)が特別なルールを準備してくれている』と語り、解決が近いと楽観的な姿勢を示していました。しかし、マドリード州政府の報道官は『特定の場所のための法律(アドホックな規制)は作らない』と冷ややかに回答し、ペレスの期待を牽制しました。裁判所が騒音に関するクラブの責任を免除する判断を下したものの、近隣住民の反対は根強く、コンサート再開のハードルは依然として高いままです。ちなみに、元レアル・マドリード選手でフベニルAの監督を務めたアルバロ・アルベロアは、自らをバイエル・レバークーゼンの新監督として売り込みましたが、トップレベルでの経験不足を理由にドイツのクラブから拒否されたとのことです。

また、ペレス会長の右腕であり「名付け子」とも称される金融家アナス・ラグラリ(Key Capital)の暗躍がスクープされました。ラグラリは2022年に、宿敵FCバルセロナがSixth Street社へテレビ放映権の25%を売却した取引(いわゆる「パランカ」)を仲介し、1050万ユーロ(税抜)以上の巨額の手数料を受け取っていたことが判明。この資金注入によってバルセロナは破産を免れ、レヴァンドフスキやクンデらを獲得してリーグ優勝を果たしており、レアル・マドリードの最側近がライバルクラブを救済していたという事実は大きな波紋を呼んでいます。(via SPORT, MARCA)

【本日の総括】

会長選挙が目前に迫り、フロレンティーノ・ペレスとエンリケ・リケルメによる場外乱闘が激化。ペレスがモウリーニョの監督就任やコナテらの補強で固める一方、リケルメはハーランド獲得の爆弾を発表し、クロップ招聘を匂わせるなど、メディアを巻き込んだ泥沼の様相を呈しています。新ユニフォームの発表やマスタントゥオーノの去就などチームの動向からも目が離せません。