選挙管理委員会の対応とレアル・マドリードTVの偏向報道

リケルメ候補が郵便投票のシステムと透明性に強い疑念を示したことを受け、レアル・マドリードの選挙管理委員会は異例の追加声明を発表しました。6月4日の13時45分から実施される郵便投票の回収作業において、両陣営から監査人を1名ずつ同行させることを決定。公証人(クルス・ゴンサロ・ロペス=ミュラー・ゴメス氏)の立ち会いのもと、郵便局での回収からバルデベバスの保管室への移送、封印作業までを厳格に管理します。保管室はクラブのセキュリティ部門と監視カメラによって24時間監視され、各陣営の監査人が保管室前で継続的に監視することも許可されました。

一方、クラブの公式メディアであるレアル・マドリードTV(RMTV)の偏向報道が問題視されています。RMTVは両候補の立候補が正式に受理されたことを報じて以降、リケルメの活動や公約については一切無視を決め込んでいます。その一方で、ペレス会長の動静(ハンガリーでのCL決勝への招待や、女子チームの試合でのファンとの交流など)は、大々的に、かつ非常に好意的なトーンで報じ続けています。これに対しリケルメは『視聴率が0.1〜0.2%しかないチャンネルに年間4500万ユーロもの予算を溶かしている。もっと収益性の高いコンテンツを作れるはずだ』と痛烈に批判。自身の構想である「ソシオの街」の建設費も、このTV局の予算数年分で賄えると主張しています。実際、RMTVはTDT(地上デジタル放送)の26チャンネル中で最も視聴率が低く(5月は0.5%)、皮肉なことに最も人気があるのはスポーツ番組ではなく、穴埋めで放送されている西部劇の映画となっています。(via SPORT)