ハビ・ゲラの去就と代表招集

🇪🇸ワールドカップ2026に向けたスペインA代表のサポートメンバー9人のうちの1人として、ハビ・ゲラが選出されてマドリードへ出発した。スペイン代表は6月4日にア・コルーニャで開催されるイラク代表との親善試合まで合宿を行う予定だ。

彼にはヨーロッパの多くのクラブが関心を寄せている状況だが、バレンシアに売却の意思はない。メスタージャには彼の契約解除金に近いような途方もないオファーが届かない限り、クラブが考えを変えることはない。

ゲラ本人も移籍の噂を一蹴し、次のように語っている。

『僕には契約があるし、去年更新したばかりだ。だからここに残りたいというのは明白だよ』

『子供の頃からの夢だったから代表に入れて嬉しいし、何より楽しみたい。スペインは素晴らしいグループを持っていると思うし、特にユーロで素晴らしいチームだと証明された。選手たちのレベルはとても高い。優勝候補の1つだと思うし、いや、一番の候補かな。だからワールドカップを家に持ち帰ってくれることを願っているよ』

また、メスタージャで開催された第9回アカデミーVCFクリニックに出席したU-21スペイン代表のダビド・ゴルド監督も、ゲラについて次のように絶賛している。

『ハビ・ゲラは代表の下部組織でプレーしてきた選手で、並外れた才能を持ち、まだ非常に若いため途方もない将来性がある。今はワールドカップに向けてA代表の合宿の最初の数日間をサポートメンバーとして過ごすリストに入っているが、彼にはクオリティと選手になりたいという意欲があるので、将来的には間違いなくレギュラーになるだろう』

『彼の一人のサッカー選手としての価値だけでなく、人間としての価値も強調しなければならない。バレンシアCFのアカデミーがすべての選手に対してそのように取り組んでいるのは明らかだ。彼らが代表に来るときはいつもみんなのお手本になっている。ハビがそこにいることをとても嬉しく思うし、彼がまもなくA代表のレギュラーになることを願っている』

(via ElDesmarque)

アカデミーVCFの躍進

🦇上記の第9回アカデミーVCFクリニックでは、ダビド・ゴルド監督がスペイン代表下部組織のプレーモデルを発表するとともに、アカデミーVCFの素晴らしい成果についても強調した。

今シーズン、バレンシアの下部組織からは30人の選手がスペインおよび他国の代表に招集されており、国際的な記録を更新した。これは、アカデミーVCFに所属する代表選出可能な年齢の選手の7人に1人が、それぞれの国の代表チームに呼ばれたことを意味している。

(via ElDesmarque)

CL決勝の舞台

🏆アーセナル対PSGのチャンピオンズリーグ決勝のピッチには、バレンシアのカンテラで育った2人の選手が立っていた。

アーセナルではクリスティアン・モスケラが右サイドバックとしてスタメン出場した。彼は今季プレミアリーグ優勝を果たすなど素晴らしいシーズンを送り、この日も前半は完璧なプレーを見せた。しかし、後半にPKを与えてしまう痛恨のミスを犯し、チームもPK戦の末に敗れてしまった。

一方のPSGでは、イ・ガンインが途中出場からプレーし、自身2度目となるCL連覇を達成した。彼は過去にバレンシアがマルコス・アンドレを獲得するための枠を空ける目的で、マジョルカへタダ同然で放出されたカンテラーノである。才能あふれる韓国人MFはPSGで断続的な出場機会にとどまっており、来季はより中心選手としてプレーできるチームを探す可能性もある。

(via SPORT)

2030年W杯開催地

🏟️2026年から2030年の期間でバレンシア州サッカー連盟(FFCV)の会長に再選されたサルバドール・ゴマルが、2030年ワールドカップの開催地に関する最新情報を明かした。

ゴマル会長は、今年夏のワールドカップ終了後、10月か11月以降にFIFAがバレンシアを訪れ、新スタジアムであるノウ・メスタージャを視察して最終的な開催都市を決定すると説明している。

当初、バレンシアは開催都市の候補リストから外れていたが、その状況を覆すべく努力が続けられてきた。

『開催地ではないと言われた最初から、私たちは開催地になるために働き始め、それを達成しようと努力してきた。私たちが指名されたときに、皆で行った努力が報われたことがわかるだろう。それを達成したときには、バレンシア州の勝利として記憶されるべきだ』

代表チームが試合前に使用する練習施設などのサブ会場についても、最終的な開催地決定の後に決まる予定だという。

『これらはまだ具体化しなければならないが、バレンシア州には8から10のサブ会場の候補がある。たとえ私たちがメインの開催地にならなくても、それらのサブ会場を提供することは可能だ』

会長の最大の目標は、このノウ・メスタージャでワールドカップの試合を開催することであり、『残りの4年間、2030年ワールドカップのために戦い続ける。ここでどの国がプレーするかを見るのは、スペインでなくても構わない。ワールドカップの試合で、どの国でもいいからノウ・メスタージャでプレーするのを見ることは、まさに究極のことになるだろう』と意気込みを語った。

(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)

FFCVゴマル会長の思い

🗣️FFCVのサルバドール・ゴマル会長は、公の立場でありながらも熱烈なバレンシアCFのファンであることを隠していない。

今シーズンのバレンシアがヨーロッパの大会に出場できなかったことについて、次のような本音をこぼしている。

『ヨーロッパに届かなかったのが残念だというのはもっともだが、現実はバレンシアがもう少しやれたはずだということだ。あと1ポイントだけでなく、あと4、5ポイントあれば、ほぼチャンピオンズリーグに出られた。今年はまた戦わなければならない。それしか道はない。私はすべてのチームを応援しているが、私の心はバレンシアCFにあることをみんな知っている。こんな風に苦しむのは良くない。本当に良くない』

ワールドカップに向けたスペイン代表メンバーにおいて、フェラン・トーレスやアレックス・グリマルドといったバレンシア出身者が2人しかおらず、カルロス・ソレール、モスケラ、ハビ・ゲラらが落選したことについても問われたが、冷静な見解を示した。

『まあ、ジェレミ・ピノのように私たちが受け入れている選手もいる。そうやって数えれば、もっとバレンシア人がいてもよかったとは思うが、誰も代表選手がいない他のクラブもあることを考えれば、文句を言うべきではないだろう。選ばれるべき選手が選ばれたのだし、スペイン代表なのだから、世界チャンピオンになれるように応援しなければならない』

代表のワールドカップでの結果予想については、『チャンピオンになると言いたいところだが、それは数字上の話だ。ワールドカップは104試合もあり非常に難しい。だから、良い結果を残すだろうというところにとどめておく』としつつも、優勝候補を3カ国挙げるよう求められると『ええと... スペイン、それからスペイン、そしてスペインだね。他の選択肢は見当たらないよ』と笑いながら答えた。

また、DANAによる被害で唯一復旧が取り残されているブガラ(Bugarra)のサッカー場についても、川に近いために高額な擁壁工事が必要となっている状況を説明し、深い懸念を示している。

(via ElDesmarque)

【本日の総括】

ハビ・ゲラの力強い残留宣言や、代表合宿での首脳陣からの高い評価は、バレンシアのファンにとって非常に明るいニュースです。また、アカデミーの躍進やCL決勝でのカンテラーノたちの姿は、クラブの育成力の高さを証明しています。さらに、ノウ・メスタージャでの2030年W杯開催に向けたFIFAの秋の視察など、スタジアム問題にも前進が見られます。