エディン・テルジッチ新監督就任とバルベルデ前監督の退任劇
エルネスト・バルベルデ監督の後任として、ドイツ人のエディン・テルジッチがアスレティック・クラブの新監督に就任することが正式に決定しました。🇩🇪
テルジッチはボルシア・ドルトムントを率いてDFBポカール優勝、チャンピオンズリーグ決勝進出を果たし、バイエルン・ミュンヘンを相手にブンデスリーガで準優勝を飾るなど、短期間で非常に濃厚な実績を残してきた指揮官です。ロイウ空港に降り立った新指揮官に対し、地元ではバルベルデ体制の終盤で見られたガス欠状態のチームに燃料を注入し、手遅れになる前に再活性化させることが期待されています。🔋
今季のようなプレースタイルやアイデンティティを欠いた凡庸なシーズンを再び過ごすことは決して許されず、監督には既存のチームを自身の新しいモデルに適応させる決断力が求められます。さらに、徐々に希薄になってしまったチームとファンの絆を再び強く結びつけることが最重要課題とされています。クラブのフロント陣(ジョン・ウリアルテ・ウランガ会長など)とテルジッチ監督には山積みの課題が待ち受けていますが、ファンには彼がクラブとビルバオの街の意味を深く理解するための時間を与える義務があり、新たな時代に向けて『ようこそ、ヘル・テルジッチ!』と歓迎の意が示されています。🦁 (via ElDesmarque)
レルチュンディ元会長が語る2025-26シーズンの総括と新体制への提言
1990年から1994年までアスレティックの第26代会長を務めた”チェチュ”ことホセ・フリアン・レルチュンディ氏が、波乱のシーズンと今後の展望について口を開きました。🎙️
2025-26シーズンについて同氏は『開幕3試合を勝利し、常に警戒すべき宿敵レアル・ソシエダに大差をつけたにもかかわらず、最終的に追い抜かれてしまった。リーグ戦の展開は本当に酷く、大いなる失望だった。チャンピオンズリーグでは威厳を持って戦ったものの、全体としては非常に残念なシーズンだった』と厳しく総括しています。
しかし、その不振の理由については『監督や選手の責任ではなく、チーム編成の責任だ。的外れな補強などがあったが、責任者たちはそれらを真剣かつ正確に分析しており、今年起きたことから必ず教訓を得るはずだ』とフロントの編成面を指摘しました。📉
エルネスト・バルベルデ前監督の退任については『彼には非常に同情している。選手として、そして歴代最多504試合を指揮した監督として、彼はクラブに計り知れない貢献をしてくれた。彼にはまだサッカー界で長いキャリアが残されているが、今回は彼の責任の及ばないさまざまな状況に圧倒されてしまった。クラブの資産として今後も維持できたはずの存在であり、クラブのミュージアムにエレガントな思い出として永遠に刻まれることは間違いない』と最大限の敬意と擁護の姿勢を示しています。🏛️
エディン・テルジッチ新監督については『ユップ・ハインケスから彼を絶賛する素晴らしい評判を直接聞いている。しがらみや既存の枠にとらわれないクリアな頭脳を持つ監督が来るのはクラブにとって非常に良いことだ。ただ一つ懸念があるとしたら、彼に誰が偏った情報を吹き込むかということだ。テルジッチには絶対的な自由を与えて行動させるべきだ』と強い期待とアドバイスを送りました。🇩🇪
また、アンドニ・イラオラやイニゴ・ペレスといったクラブOBの指導者についても言及し、『イラオラはプレミアリーグで大成功を収めているが、クラブにはまだ彼の現役時代の人間が残っているため、今このタイミングでビルバオに復帰するのは複雑だったはずだ。彼は自分が戻りたいと思った時に戻ってくるだろう。イニゴ・ペレスもラージョ・バジェカーノで素晴らしい活躍を見せている。アスレティックには現在、そして将来にわたってクラブに貢献できる優秀な人材が揃っている』と評価しています。
最後にエースのニコ・ウィリアムズについては『彼は正真正銘のクラック(名手)だ。だからこそ、クラックとして丁重に扱い、同時に厳しい要求を突きつけなければならない。この新体制で彼を大切にすることと要求することの両方を上手くやれると期待している』と締めくくりました。🌟 (via ElDesmarque)
ビルバオ・アスレティック新監督にビットル・ジョピスが昇格
ジョン・ウリアルテ会長とミケル・ゴンサレス・フットボールディレクターが進める組織改革の一環として、レサマの頂点に立つ第一リザーブチーム「ビルバオ・アスレティック(Bチーム)」の新監督に、ビットル・ジョピス(38歳)が就任しました。👔ホキン・アランバリの後任となるジョピスは、ビスカヤ・サッカー界の古典的な指導者であるビクトル・ジョピスの息子であり、カンテラファンからその手腕を熱望されていた存在です。
デポルティボ・アラベスの下部組織で指導者キャリアをスタートさせた後、アスレティックのフベニールA(U-19)を指揮。2023年夏にはカルロス・グルペギの後任として第2リザーブチームであるCDバスコニアの監督に就任しました。バスコニアでは元女子チーム監督のイライア・イトゥルレギをコーチ陣に迎え入れ、見事セグンダRFEF(4部相当)への昇格を達成。今季のセグンダRFEFでも11勝14分9敗(55得点43失点)の勝ち点47を獲得して10位という好成績を収め、さらにUEFAユースリーグでも素晴らしい戦いぶりを披露するなど、3シーズンにわたる卓越した実績が評価されての内部昇格となりました。📈 (via ElDesmarque)
ユーリ・ベルチチェの契約延長交渉の行方
来季のチーム編成において、左サイドバックのベテラン、ユーリ・ベルチチェ(36歳)の契約延長問題が未だに宙に浮いています。📄長らくクラブとの間で契約更新に向けた交渉が続けられており、選手側から良好な感触が伝えられていたため合意は確実視されていました。しかし、現時点になっても正式なサインには至っておらず、今後の動向が注目されています。✍️ (via MARCA)
ウナイ・シモンの詳細スタッツとスペイン代表での立ち位置
アスレティックで不規則なシーズンを過ごしたGKウナイ・シモンですが、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督からは絶大な信頼を寄せられており、W杯の正GK最有力候補と目されています。しかし、データサイトが提供する今季の高度な統計データ(ディフェンス陣のサポートを除いたGK個人の能力を示す指標)では、代表のポジションを争うダビド・ラヤ(アーセナル)やジョアン・ガルシア(バルセロナ)に比べて、非常に厳しい数値が並んでいることが明らかになりました。📊
1.90mの長身を誇るシモンですが、セーブ率はわずか11.8%にとどまっており、ジョアン・ガルシアの98.7%、ダビド・ラヤの67.3%に大きく遅れをとっています。また、期待失点に対するセーブ比率(PSxG-GA)でも12.4という低い数値を記録。パスの精度に関しても、パス成功率の総合評価は31.4と低迷しており、ロングパスの成功率こそ31.4%ですが、ショートパスの成功率はわずか3.9%と深刻な数字を記録し、足元の技術でもライバルたちの後塵を拝しています。空中戦の勝率(57.5)とインターセプト(93.5)では高い数値を残しているものの、総合的なスタッツでは厳しい現実が浮き彫りとなっています。🧤 (via SPORT)
ニコ・ウィリアムズの負傷状況とバルセロナとの関係悪化の背景
スペイン代表に合流しているニコ・ウィリアムズですが、シーズン後半戦に負傷した大腿二頭筋(ハムストリング)の影響で、W杯直前の親善試合(イラク戦など)に向けた全体練習には参加できず、ジムでの個別調整が続いています。🏥
しかし、ルイス・デ・ラ・フエンテ代表監督は『ニコやラミン・ヤマル、ミケル・メリノは最初の試合には確実に間に合うと信じている。彼らは素晴らしいレベルでトレーニングをこなしており、クラブで行っていたリハビリの計画と完全に連携して継続している。無理をさせる必要はないが、コンディションは整っている』と回復に強い自信を示しています。🏃♂️
また、移籍市場における因縁も再燃しています。FCバルセロナが過去の移籍市場でニコ・ウィリアムズの引き抜きを画策したことが、アスレティック・クラブとバルセロナの関係を「友人」から「敵」へと変貌させる決定的な要因になったと指摘されています。バルセロナが他クラブの主力選手を執拗に狙う姿勢が、アスレティックをはじめとする国内クラブとの間に深い溝を生んでいます。⚔️ (via ElDesmarque)
(via SPORT)
UEFAクラブランキング最新順位
UEFA(欧州サッカー連盟)が、過去5年間の欧州大会での成績を基にした最新の公式クラブランキングを発表しました。スペインからは12クラブがランクインしており、アスレティック・クラブは1000ポイントを獲得して全体63位に位置しています。🌍 (via MARCA)
【本日の総括】
テルジッチ新監督の就任という大きな転換期を迎え、レルチュンディ元会長からの期待と警告が交錯する中、Bチーム人事やユーリの契約延長など来季に向けた編成が急ピッチで進んでいます。代表組のウナイ・シモンやニコ・ウィリアムズの動向も含め、ピッチ内外で激動の夏となりそうです。