ホセ・ガイタン トップ昇格に迫るビジャレアルの19歳ウインガー

ビジャレアルCFのセカンドチームに所属する19歳のスペイン人ウインガー、ホセ・ガイタンが、トップチームでのベンチ入りとU20代表招集を同時に手にして昇格の機会を伺っている。圧倒的な突破力で3部相当のプリメーラ・フェデラシオンを席巻する若武者は、指導を受けるレジェンドのもとで順調な成長曲線を描いている最中だ。

アンダルシア州マラガ出身でイエローサブマリンのユニフォームを着て4シーズン目を迎えたガイタンは、サイドの位置から鋭いドリブルで相手の守備網を切り裂くアタッカーだ。圧倒的な1対1の仕掛けと抜群の発想力を武器に、今季はイエローサブマリンのセカンドチームであるビジャレアルBにおいて、攻撃を活性化させる絶対的な柱へと飛躍を遂げた。

元スペイン代表のレジェンドであるダビド・アルベルダ監督が指揮を執るビジャレアルBは、今季「死のグループ」と呼ばれる過酷なリーグで順調に勝ち点を積み重ねている。直近のCDテルエル戦でも相手の堅い守備に苦しめられたものの、終盤の連続得点で粘り強く勝利を掴み取り、チームは好調を維持して上位争いに踏みとどまっている。

このBチームでの圧巻のパフォーマンスはトップチームの首脳陣の目にも留まり、すでにプリメーラ・ディビシオンの公式戦で3度のベンチ入りを記録した。さらにU20スペイン代表への選出も果たしており、本人は『ここ数週間でトップチームの練習や遠征に参加し、代表のユニフォームを着られるのは幼い頃からの夢のようだ』と充実した表情を見せる。

すでにトップチームでレアル・マドリード戦やエルチェCF戦などのピッチに立ち、質の高いプレーを披露している同僚のニサールという好例もあり、ガイタンにとって大きな刺激となっている。焦ることなく足元を見つめる19歳は、かつて名プレーヤーとして鳴らしたアルベルダ監督の指導に深い信頼を寄せており、ピッチ内外で高い結束力を誇るチームの中で着実に成長を続けている。

昨季はあと一歩のところで逃したセグンダ・ディビシオン(2部)への昇格を果たすこと、そして念願のトップチーム公式戦デビューを飾ることが現在の大きな目標だ。ポジション争いは厳しいものの、着実に階段を上る若きウインガーの存在は、クラブの将来を支える貴重な財産となりつつある。

つまり、今回のトップチーム帯同と代表選出は、彼が育成年代の枠を超えてプロのトップレベルに到達しつつあることを意味している。この動きが示すのは、ビジャレアルが誇る伝統の育成組織から、また一人生粋のアタッカーが最高峰の舞台へ羽ばたこうとしている現実だ。(via SPORT)