ディバイン・エヒオフォー ラ・マシアで躍動する15歳の万能型ストライカー

FCバルセロナのSub-16に所属する15歳のスペイン人FW、ディバイン・エヒオフォーが鮮やかな2ゴールを挙げて逆転勝利に貢献した。圧倒的なフィジカルと高い足元の技術を兼ね備えた大型ストライカーであり、ラ・マシアで存在感を高めている。さらに、育成年代のストライカー不足に悩むクラブにとって、彼は大きな希望の光という存在だ。

ナイジェリアにルーツを持つエヒオフォー家の次男であるディバインは、幼少期から卓越した得点感覚を磨き上げ、バルセロナの下部組織で着実にカテゴリーを上がってきた。今季はプレシーズンを上のカテゴリーであるジュベニールBで過ごすなど、その非凡なポテンシャルは指導陣から早くから高く評価されている。

先週末に行われたコルネジャとの一戦では、今季初の先発出場を果たすと、2点ビハインドという厳しい展開の中で真価を発揮した。ペナルティエリア内で圧巻の得点力を示して見事な2ゴールを叩き込み、チームを5-2の大逆転勝利へと導く立役者となった。

クラシカルなセンターフォワードとしてペナルティエリア内のあらゆるボールに反応する鋭さを持ちながら、単なるパワー型にとどまらず味方との連携プレーも自在にこなす。15歳とは思えない戦術眼と冷静な判断力を誇り、指導陣からもその万能ぶりに厚い信頼が寄せられている。

兄弟そろってストライカーとして頭角を現しており、エスパニョールのユースでプレーする兄ダビドや、バルサのSub-13で驚異的なペースで得点を重ねる弟デスティニーの存在も大きな刺激だ。切磋琢磨する環境の中で、ディバインは自身の武器であるシュート精度とポジショニングに磨きをかけ続けている。

今後はSub-16での確固たる地位を築きつつ、ジュベニールBやジュベニールAへの飛び級昇格を見据えた戦いが続くことになる。現代サッカーで貴重とされる本格派9番の系譜を継ぐ大器として、カンテラでのさらなる進化とトップチームへの道筋に大きな期待が集まっている。

つまり、今回の圧巻のパフォーマンスは、彼が単なる才能ある若手にとどまらず、勝利を決定づけられるストライカーへ成長したことを示している。この動きが示すのは、ラ・マシアが長年抱えてきた生粋のセンターフォワード育成という課題に対し、極めて明るい解答がもたらされつつあるということだ。(via SPORT)