ハフィズ・ガリバ トップ守備陣の緊急事態で浮上する絶好調CB
ガーナ出身のセンターバックでバルサ・アトレティコに所属するハフィズ・ガリバは、トップチームのディフェンス陣に負傷者が相次ぐ緊急事態を受け、非常事態の打開策として急浮上している。首脳陣が熱視線を送る中、セグンダ・フェデラシオンで圧倒的なパフォーマンスを続けており、トップチームを率いるハンジ・フリック監督の守備問題の解決策となり得る存在だ。
バルセロナのトップチームでは、過酷な激闘となったベティス戦を終えた直後、ジュール・クンデ、エリック・ガルシア、ジェラール・マルティンの守備陣3選手が相次いで身体の不調を訴えて痛めた。欧州最高峰の戦いであるPSG戦やレアル・マドリードとのクラシコというシーズンを左右する大一番を目前に控え、フリック監督とそのコーチングスタッフは守備ラインの再構築を迫られている。仮に彼らの回復が間に合わない場合、ファーストチームの既存戦力だけでなく、下部組織から緊急で代替案を探さざるを得ない状況だ。
クラブ内部では、怪我から復帰したものの未だ実戦で1分もプレーしていないフレンキー・デ・ヨングのセンターバック起用や、ロドリの中盤からのポジション下げといった応急処置も検討された。アヤックス時代やクーマン体制下のバルセロナでセンターバックを務めた経験があるデ・ヨングだが、復帰直後の大一番で起用するのは大きなリスクが伴う。また、カタールワールドカップでルイス・エンリケ監督がセルヒオ・ブスケツとの兼ね合いからロドリをセンターバックに配置した事例はあるものの、現在のチームでロドリを下げるとマルク・ベルナルやガビ、ペドリらの並ぶ中盤の構成が変わる懸念も生じる。
こうした中で大きな注目を集めているのが、ジュリアーノ・ベレッティ監督率いるバルサ・アトレティコで守備の要として君臨する若手たちである。その筆頭格として名前が挙がっているのがガリバだ。ガーナ出身の純粋なセンターバックである彼は、現在バルサ・アトレティコにおいて最も波に乗っているプレイヤーであり、今シーズン見せているパフォーマンスは圧倒的と評されている。優れたスピードと出足の鋭さに加え、最後尾からのビルドアップにも対応できる確かな技術を備えており、フリック監督が求める『速さと技術を兼ね備えたセンターバック』という条件に完璧に合致する。
現在バルサ・アトレティコはセグンダ・フェデラシオン開幕6試合で1引き分けのみという抜群の成績を残し、首位オサスナ・プロメサスに勝ち点3差をつけて首位に立っている。その強固な守備陣を中央で支えているのがガリバであり、過酷なリーグで磨かれた対応力はトップチームにとっても大きな保証となる。
つまり、彼がこのタイミングでトップチームに招集される可能性は、単なる人数合わせにとどまらず、危機に直面したチームを救う実質的な戦力補強を意味するということだ。セグンダ・フェデラシオンのタフな環境で培った守備力とスピードは、最高峰の舞台でも十分に通用する可能性を示しており、今後のトップチームデビューに向けた動きに大きな期待がかかる。(via SPORT)
