深夜2時のパテルナ練習場で地獄絵図、最下位バレンシアのファン200人がジーニー・バスを取り囲み警備警察が出動

バレンシアCFのクラブ状況が極めて深刻な混乱に陥っている。セビージャとのアウェイ戦に敗れ、開幕5試合で1分4敗(わずか1得点)の勝ち点1にとどまり、単独最下位に沈んだ。

この惨状に激怒した約200人のサポーターが、深夜2時過ぎにチームが帰還するパテルナの練習場に集結。チームの遠征バスが到着すると、集まったファンからは『犬ども!』『金目当ての傭兵ども!』『お前たちは息子の世代を辱めている!』といった罵声が飛んだ。さらに『カルロス・コルベラン、辞任しろ!』と監督の退陣を求めるチャントが大合唱された。

ジーニー・バスから降りた選手やスタッフが自家用車で帰宅しようとすると、サポーターが車を取り囲もうとしたため、警察が出動して機動隊による警備線を展開。警察が車道を確保する中で、選手たちは罵声を浴びながら練習場を後にする異例の事態となった。

ガヤやペペル、コルベラン監督らの会見での言葉もファンの怒りを鎮めるには至っておらず、ピーター・リム・オーナーからフロント、監督、選手に至るまでクラブ全体への不信感は頂点に達している。火曜日にはアウェイでのアラベス戦、そして日曜日にはメスタージャでのソシエダ戦が控えているが、2部降格の危機感を強めるサポーターによる抗議行動は今後さらに激化することが予想されている。(via MARCA / ElDesmarque)