インテルの万能MFカマテ獲得へ!スポーツディレクターのモンチが仕掛ける交渉の猶予要請

今夏の移籍市場において、エスパニョールはすでにアレックス・カラトラバ(契約解除金支払い)、キリンドシー・ハルトマン(バーンリーからレンタル)、ガブリエウ・モスカルド(PSGからレンタル)、ウナイ・ヌニェス(セルタからレンタル)、ヴァニャ・ドルクシッチ(ゼニトからレンタル)という5名の補強を成立させています。しかし、今後の選手登録を巡る財政制限をクリアするためには、高給取りや余剰戦力の重要な放出を先に進める必要があり、財布事情は厳しさを増しています。

こうした状況下で、次の補強ターゲットであるインテル所属の22歳のフランス人ミッドフィルダー、イシアカ・カマテの獲得交渉は一時的な「待機状態」に入っています。エスパニョールは一度獲得交渉の最終合意に迫りましたが、土壇場で細かい条件面での不一致が生じてしまいました。非常に市場価値の高いカマテに対しては、他クラブからもインテルに向けて多数のオファーが殺到しています。そのため、モンチ氏はインテル側に対し、いくつかの身辺整理と条件調整を行うための「数日間の時間的猶予」を要請し、破談を防ごうと奔走しています。インテルは移籍が長引くことを嫌い、他クラブの提案も精査していますが、エスパニョールは依然として交渉の席に残っています。

イシアカ・カマテは2004年8月2日生まれ、フランスのオルネー=ス=ボワ出身で、コートジボワールにルーツを持っています。2020年にフランスのFC Montfermeilからインテルの下部組織に加入しました。186センチの長身でありながら左利きで、中盤だけでなくインサイドハーフ、トップ下、ウイング、さらには右サイドバックや右ウイングバックまでこなす圧倒的なユーティリティ性が最大の武器です。インテルのプリマヴェーラ(下部組織)では2023ー24シーズンに13ゴール6アシストの爆発的な数字を叩き出し、ポルトガルのAVSやセリエBのモデナへのレンタルを経験。昨シーズンはインテルUー23(セリエC)で33試合に出場し6ゴール3アシストを記録しました。さらに2026年2月のコッパ・イタリアのトリノ戦でインテルのファーストチームデビューを飾り、スタメン出場で見事にアシストを記録した大器です。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

開幕戦を3ー0の大勝で飾ったエスパニョールは、今週末にモウリーニョ監督率いるレアル・マドリードとの大一番を控えています。新エースのロベルト・フェルナンデスにはプレミアリーグから巨額のオファーが舞い込むなど市場の主役となっていますが、ピッチ上では主力の欠場をカバーし、2012年の再現となる大番狂わせを狙います。また、市場閉幕に向けてモンチ氏によるウイング補強やカマテ獲得の交渉劇からも目が離せません。