補強に難航するウイング獲得レース!アコマックやサラゴサなど優先ターゲット獲得の裏舞台
スポーツディレクターを務めるモンチ氏は、ウイングポジションの補強を最優先事項に掲げて動いていますが、移籍市場の終盤に向けて多くの困難に直面しています。
当初有力な候補として交渉を進めていたビジャレアルのイリアス・アコマックについては、ビジャレアル側が移籍交渉を拒否しました。レイヨ・バジェカーノへの半年間のレンタルを経験し、アコマックをよく知るイニゴ・ペレス監督ですが、直近のレーシング・サンタンデール戦でも後半から途中出場させてスピードと突破力を発揮させており、放出の意思はないようです。モンチ氏は会見で『最優先事項はウイングのポジションで、現在さまざまな代替案を検討している。我々が非常に確信を持っていた選択肢が一つあったのだが、残念ながらそれは実現不可能になってしまった。そのため、他の候補を探す必要があり、それに取り組んでいるところだ。焦らず、しかし着実に進めていく』と悔しさをにじませつつ前を向いています。
また、バイエルン・ミュンヘンからの獲得が噂されるブライアン・サラゴサについても、経済的なハードルが極めて高い状況です。モンチ氏は『私が多くの名前を挙げるのを好まないのはご存じだろう。もちろん、我々が多くの交渉を行い、さまざまなフィルターを通過した多くの名前がテーブルの上にあることは理解してもらえるはずだ』とした上で、監督の戦術に完全に合致する選手を粘り強く選定する方針を語りました。
さらに『今朝の練習でもマノロ監督と話し、練習後にも再びいくつかの選択肢について対話した。ウナイ・ヌニェスやヴァニャ・ドルクシッチを連れてきたときと同じように、常に監督が必要としている選手と最大限合致するように調整している。少し時間がかかっても、100%合致する選手を連れてくる方がいい。私は監督にも、スポーツディレクターの最大の過ちは、監督が求めるプロファイルに合わない選手を獲得することだと言っている。過去に私はそのような過ちを数多く犯してしまった。今はそれらから学ぼうと努力しているところだ』と自身の経験を踏まえて熱弁しています。
一方、ジローナとの間で移籍を巡り衝突が続いているビクトル・ツィガンコフについても、選手自身は9月2日の市場閉幕前に移籍を強く希望して圧力をかけていますが、ジローナ側が要求する約1000万ユーロという移籍金は、エスパニョールの現在の財政状況では到底支払える金額ではなく、獲得は極めて困難な情勢です。(via ElDesmarque)