ミゲル・シエラ 右肩脱臼で手術決定となり2026年内の戦線離脱が確定
セビージャFCでトップチームの主力として大きな輝きを放っていたグラナダ出身で若手のサイドアタッカー、ミゲル・シエラが、右肩の肩鎖関節脱臼により手術を受けることが決定し、2026年内の戦線離脱を余儀なくされた。今季のラ・リーガで躍動していたカンテラ出身の新星が長期離脱を強いられることになり、クラブにとっても大きな痛手となっている。
アクシデントが起きたのは、3-3の引き分けに終わったレバンテUD戦の67分だった。相手選手のマヌ・サンチェスとボールのない場所で接触して体勢を崩し、右肩からピッチに激しく叩きつけられた。主審のコルデロ・ベガはファウルを採らず、これに激しく抗議したルイス・ガルシア・プラサ監督に警告を与える後味の悪い展開となった。ミゲル・シエラは痛みに顔を歪めて途中でピッチを去り、涙を流しながら直接控室へ向かった。交代前にも相手DFデラにブロックされたシュートやクロスバーを叩く鋭い一撃など、ふたつの決定機を迎えるなど精力的なプレーを見せていただけに、その無念さは計り知れない。精密検査の結果、右肩の肩鎖関節脱臼と診断され、数日中に手術が行われる。復帰までは最低でも2ヶ月から3ヶ月を要する見込みで、戦線復帰は早くても2027年初頭になる見通しだ。
ミゲル・シエラは昨季の終盤、日々のトレーニングで評価を高め、ルイス・ガルシア・プラサ監督から『準備をしておけ、来季はお前が重要な存在になる』と告げられ、弛まぬ準備を重ねてきた。その言葉通り、プレシーズンではチーム最多となる3ゴールを記録して鮮烈なアピールに成功した。今季は開幕からラ・リーガ全8試合に先発出場し、720分間のうち565分間プレーしている。第1節のラヨ・バジェカーノ戦での2-1の勝利に貢献するペナルティキック誘発を皮切りに、第2節のアスレティック・ビルバオ戦では0-3の勝利につながるユリ・ベルチチェの退場を誘発した。さらにアトレティコ・マドリード戦で初ゴールを決め、1-3で勝利したデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦では決勝ゴールを挙げるなど、アイザック・ロメロと並びチーム最多タイとなる2ゴールを記録していた。
この離脱により、ミゲル・シエラは次節のレアル・マドリード戦から1月3日のビジャレアルCF戦まで、ラ・リーガで最低10試合とコパ・デル・レイのADSオルタレサ戦を欠場することになる。対象となるのはCAオサスナ戦やヘタフェCF戦、デポルティーボ・アラベス戦、レアル・ベティスとのダービーマッチ、レアル・ソシエダ戦、マラガCF戦、エルチェCF戦、レーシング・サンタンデール戦など過密日程の重要な対戦ばかりだ。ルイス・ガルシア・プラサ監督が『彼の中に特別な光を感じ取った。天井はない』と絶賛していただけに、セビージャ攻撃陣にとって彼の離脱は計り知れない損失だ。一方で、この事態は2ヶ月ぶりに復帰したルベン・バルガスやアルフォン、フリオ・ディアス、フェリックス・コレイアらにとってはポジションを掴む大きな契機となる。つまり、主力を欠いた状態で厳しい冬の過密日程に挑むセビージャにとって、カンテラ出身の若手が抜けた穴をどう埋めるかがチームの今後の浮沈を左右する。(via Estadio Deportivo)
