LALIGA Hypermotion / CDテネリフェ
CDテネリフェのFWヘスス・デ・ミゲルの逝去を受け、スペインサッカー選手会(AFE、ダビド・アガンソ会長)は全試合の中断を要請したものの、ラ・リーガおよびRFEF(スペインサッカー連盟)は当事者関連の3試合(グラナダ対テネリフェ、アンドラ対マジョルカ、カステリョン対エイバル)のみを延期とし、第13節の残りの試合は開催することを決定した。
デ・ミゲルの遺体は、ご遺族の意向により故郷であるトレド県ナバエルモーサのサン・ミゲル・アルカンヘル教会にて葬儀および納骨が執り行われた。葬儀にはCDテネリフェの全選手・スタッフをはじめ、古巣CDカステリョン、RFEFのラファエル・ルザン会長、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長、アトレティコ・マドリードのギル・マリンCEOやアレックス・バエナ、AFEのアガンソ会長など、スペインサッカー界の要人が多数参列し、最後の別れを告げた。
遺族は代理人のマヌエル・エルナンデスを通じて声明を発表し、『ヘススは埋めることのできない大きな穴を残したが、関わったすべての人々の心に計り知れない思い出を残してくれた』と深い感謝を述べた。また、エルクレスFWフラン・ソルは遺族を長期的に支援するためのクラウドファンディングを立ち上げたことを公表している。
今週末開催される第13節の全会場においては、統一された追悼プロトコルが実施される。
- 入場演出: 両チームのスタメン選手が背番号「9」と『Siempre en nuestro recuerdo(常に私たちの記憶に)』のメッセージが刻まれた特別ユニフォームを交互に着用してピッチに入場し、ピッチ中央で円陣を組んで花束を贈呈する。
- 黙祷と映像: 試合開始前に1分間の黙祷が捧げられ、ビジョンに追悼映像が表示される。
- 9分間の中断: 試合開始後、前半9分が経過した最初のプレー中断時に審判が試合をストップし、大型ビジョンで特別映像を投影するとともに会場全体で拍手を送る。 (via AS / SPORT)
【本日の総括】
ヘスス・デ・ミゲル選手の悲劇的な事故死という深い悲しみに包まれる中、LALIGA Hypermotionは3試合の延期と全国的な統一追悼プロトコルという異例の体制で第13節を迎えることとなりました。
ピッチ上では、最長政権を誇るアニア監督とロメロ監督の歴史的一戦や、中位を抜け出したいラス・パルマスとエルデンセの直接対決など重要な戦いが繰り広げられます。しかし今節は何よりも、クラブやライバルの枠を超えたサッカー界全体の結束とリスペクトが示される象徴的な週末となります。