デポルティボ・ラ・コルーニャ
ホセ・ソリージャ・スタジアムで行われたバジャドリード戦に2-0で勝利し、8年ぶりとなるプリメーラ・ディビシオン(1部)への自動昇格を決定づけました。ラシン・サンタンデールに続いての自動昇格決定となります。この試合では、ファブリルから昇格しアントニオ・イダルゴ監督の重要なピースとなった21歳のカメルーン人FWビル・ンソンゴが新たな英雄となりました。前半11分、ルイスミ・クルスが左サイドから蹴ったフリーキックをビル・ンソンゴがヘディングで合わせて先制。続く34分にも、ルイスミ・クルスからのスルーパスを受けたビル・ンソンゴがクロスバーに当てながら追加点を奪い、前半のうちに昇格をほぼ手中に収めました (via Mundo Deportivo)。
守備陣も奮闘し、冬の移籍市場で加入して以来不動のレギュラーとなったGKアルバロ・フェルージョが、前半24分とアディショナルタイムのラタサの決定的なシュートをビッグセーブで防ぎました。後半20分にもフェルージョとビジャレスが連携して失点を防ぎ、見事なクリーンシートを達成しています (via ElDesmarque)。
試合後、アントニオ・イダルゴ監督は記者会見で『一年間の目標を達成したのだから、今は祝う時だ。人々は我々を強く後押ししてくれたし、街は全力で応援してくれた。デポルティボのファンはそれに値する。厳しい1年で、プレッシャーと緊張がたくさんあった。このアイデアを信じてくれた選手たちをとても嬉しく思う。それが我々をこの安定へと導いた』と喜びを語りました。また、敵地に駆けつけたサポーターに向けて『私たちに付き添ってくれる人たちには、帰り道は気をつけてと言いたい。厳しい数ヶ月だったが、美しい数ヶ月でもあった。試合の日しか見えないが、ア・コルーニャを歩いていると、多くの人からのサポートを感じた。そういう瞬間が、前へ進み続ける原動力になる』と感謝の意を述べています (via ElDesmarque)。
本拠地ア・コルーニャでは、リアソール・スタジアムのファンゾーンに数千人のファンが集結しました。深夜4時過ぎに選手たちが到着すると、フアン・カルロス・エスコテット会長も最前線でファンと写真を撮るなど歓喜の輪に加わりました。GKアルバロ・フェルージョはキャップとサングラス姿で登場し、『何をやるか教えないよ、驚くかもしれないからね。チームメイト全員、次のイベントに直行しないやつは来週の試合に出さない。監督に言って、来週プレーさせるかどうするか決めてもらうよ』と冗談を交えて場を盛り上げました。ダビド・メジャの司会のもと、イェレマイやシモ・ナバーロへの残留を求めるコール、マリオ・ソリアノへのMVPコール、ビル・ンソンゴへのバロンドールコールが響き渡り、ロウレイロは「カバリンニョ」のダンスを披露しました (via SPORT)。
カディスでプレーする元デポルティボのルーカス・ペレスも『僕のデポルティボをお祝いしたい。あのファンと選手たちはそれに値する』と古巣の昇格を祝福しています (via ElDesmarque)。
今シーズンのデポルティボは、リーグで64得点42失点(失点の少なさはリーグ4位)を記録しました。2026年に入ってからの敗戦はラシン・サンタンデール、エイバル、グラナダの3回のみという圧倒的な安定感を見せています。イダルゴ監督は、スタメンを固定せず、選手のピークを交互に引き出す采配を見せました。GKフェルージョのPKストップ、怪我から復帰したシモ・ナバーロ、ベルギー人DFパブロ・マルティネスの圧倒的なフィジカル、ダビド・メジャの右サイドからの突破力とゴール、左サイドのクアリアータ、ルイスミ・クルス、ホセ・グラヘラ、リキ、ビジャレスらの活躍が光りました。特にマリオ・ソリアノは100試合連続出場を果たし、チームの中核を担いました (via SPORT)。
11ゴール10アシストを記録したイェレマイ・エルナンデスは、コモ(セスク・ファブレガス監督)やスポルティングCPからのオファーを断り、2030年まで契約を延長しました。彼は『とても難しい決断だったが、僕はここ、自分の家、自分の仲間、チームメイトと一緒にいることを選んだ。間違っていなかったと思う。今はとても幸せで、夢を生きている』と語り、シーズン序盤の苦しい時期には心理学者のホアキン・ソリバスの助けが不可欠だったことも明かしています (via SPORT)。
フロントの動きも活発です。フェルナンド・ソリアノSDは、エスパニョールからホセ・グラヘラの買い取りオプション(150万ユーロ)を行使することを決定しました。このうち30%(45万ユーロ)が育成元のスポルティング・ヒホンに渡り、エスパニョールには105万ユーロが支払われます。グラヘラは今季公式戦14試合に出場し、733分間プレーしました。さらに、フランス2部のダンケルクに所属し、今季6月30日で契約満了となる25歳のフランス人MFエンツォ・バルデリの獲得に向けて、レバンテやヘタフェとの争奪戦を展開しており、すでに選手側にオファーを提示しています (via ElDesmarque)。
この昇格はクラブの歴史において過去14回の昇格(1941年、1946年、1948年、1962年、1964年、1966年、1968年、1971年、1975年、1981年、1991年、2012年、2014年、2024年)に続くものであり、コロナ禍でのプリメーラRFEF(3部相当)への降格という暗黒時代からの完全復活を意味します (via SPORT)。
レアル・バジャドリード
ホームのホセ・ソリージャでデポルティボを迎え撃ちましたが、0-2で敗れました。すでに目標を失っており、期待外れのシーズンを終えるにあたってファンに良い印象を残そうとしましたが、無気力なプレーが目立ちました。特にラタサが何度も決定的なチャンスを迎えましたが、相手GKの好セーブもありゴールネットを揺らすことができませんでした (via MARCA)。
この試合は後味の悪い退場劇も発生しました。途中出場からわずか18分しか経っていなかったウルグアイ人のルーカス・サンセビエロが、アイス・レイグ主審の判定に激怒し、『バカ野郎、お前の母さんの〇〇』と大声で暴言を吐き、一発退場となりました。サンセビエロは第4の審判にも攻撃的な態度で迫り、フラン・エスクリバ監督らスタッフに取り押さえられながらピッチを後にしました。この行為により最低2試合の出場停止処分が見込まれており、最終節のアルメリア戦だけでなく、来季の開幕にも影響を及ぼすことになります (via MARCA)。
レアル・サラゴサ
アウェーのグラン・カナリア・スタジアムでUDラス・パルマスと1-1で引き分け、78年ぶりにプロリーグ(1部および2部)からプリメーラRFEF(3部相当)への降格が数学的に決定するという悲劇的な結末を迎えました。試合は前半41分に失点しましたが、後半24分(69分)にカンテラーノのマルコス・クエンカがミドルシュートを決めて同点に追いつきました。その後も猛攻を仕掛け、フアン・セバスティアンのシュートがクロスバーを叩き、ウゴ・ピニージャのシュートがサイドネットを揺らすなど決定機を作りましたが、逆転には至りませんでした (via ElDesmarque)。
デイビッド・ナバーロ監督は試合後の記者会見で涙を流し、『我々がすべきだと信じていたことはすべてやったが、十分ではなかった。今は痛みを感じる時だ。この傷は、これを経験した我々にとって、決して塞がることはないだろう』と無念さを露わにしました。さらに『この苦しいシーズンと共に生きることに慣れるかもしれないが、痛みは常にそこにあるだろう』と語り、ファンに対して『サラゴサはとても偉大で、元の姿に戻るだろう。しかし、前を向いてだ。後ろを振り返るのは、犯したのと同じ過ちを繰り返さないためだけだ』と再起を誓いました (via ElDesmarque)。
クラブのレジェンドであるホルヘ・バルダーノも『街にとって恐ろしい打撃だ。サラゴサがプロサッカー界から外れるのは初めてだ。非常に忠実で、非常に要求が高く、最高レベルのサッカーを見ることに慣れているファンにとって、これは非常に厳しい打撃だ。選手たちのことをとても気の毒に思う。これは彼らが一生背負っていく記憶だ。長い間眠れなくなるような記憶の1つだ』とその衝撃の大きさを語っています (via ElDesmarque)。
この惨状を受け、クラブの取締役会は異例の謝罪声明を発表しました。『私たちが決して主役になりたくなかったニュースが現実となり、責任、自己批判、そして誠実さを持って立ち向かわなければならない』『これまでに6500万ユーロを投資して負債を減らしたが、スポーツ面では失敗した』と過ちを認めています。経営陣にも大きな変化の兆しがあり、ファンから批判を浴びていたフェルナンド・ロペスCEOの退任が濃厚です。さらに、ホルヘ・マス会長が第一線から退き、地元アラゴン出身の人物を新会長に据える計画や、アトレティコ・マドリードが組織図から完全に撤退する可能性も浮上しています (via ElDesmarque)。
降格による経済的なダメージは甚大です。クラブの予算は約40%(約800万ユーロ)削減される見込みで、テレビ放映権料は660万ユーロからわずか50万ユーロへと激減します。ラ・リーガからの降格援助金として総額約550万ユーロを受け取りますが、選手の人件費は1280万ユーロから500万ユーロ程度まで圧縮せざるを得ません。契約が残っている17名の選手の多くは降格による契約解除条項を持っており、フアン・セバスティアン、マルコス・クエンカ、カンテラーノのテレル、ピニージャ、バラチナ以外のほとんどの選手がクラブを去ることが予想されています。フランチョは契約延長後にレンタル移籍する見込みです (via SPORT)。
再建に向けたスポーツディレクターのラロ・アランテギはすでに動いており、来季の新監督にはイバイ・ゴメスと1年契約(昇格時の延長オプション付き)で合意しています。選手補強では、ナスティックからジャウメ・ハルディ(3年契約)、セウタからルベン・ディエス(2年契約)をフリーで獲得することが確実視されています。さらに、サバデルのGKディエゴ・フオリ、アレンテイロのビクトル・ミンゴ、エイバルでレギュラーとして活躍したジャイル・アマドールらの復帰や獲得も交渉中です (via SPORT)。
UDラス・パルマス
ホームでレアル・サラゴサと対戦し、1-1で引き分けました。前半41分、マヌ・フステルのクロスにミヤシロが合わせ、クロスバーの跳ね返りをヘセが押し込んで先制しました。ヘセにとっては今季10点目のゴールとなります。後半に追いつかれましたが、勝ち点70でリーグ5位につけています。プレーオフ進出の可能性を残しており、最終節はアウェーのリアソールで、昇格を決めたばかりのデポルティボ・ラ・コルーニャと対戦します (via ElDesmarque)。
SDウエスカ
ホームのエル・アルコラスでCDカステリョンと対戦し、0-1で敗れました。この結果、プリメーラRFEFへの降格が数学的に決定しました。試合は前半からボール支配率で圧倒され、不安と緊張から本来のプレーができませんでした。後半は攻撃的な選手を投入してオープンな展開に持ち込みましたが、失点を取り返すことはできませんでした。最終節は消化試合となります (via Mundo Deportivo)。
CDカステリョン
アウェーでウエスカと対戦し、1-0で勝利しました。前半から試合を支配し、22分のカラのチャンスや、24分のシエルバの決定機など何度もゴールに迫りました。迎えた後半63分、相手DFプリドのミスを見逃さずカマラが落ち着いてゴールネットを揺らしました。この勝利で勝ち点を69に伸ばし、順位を6位に上げてプレーオフ進出圏内に浮上しました。最終節はホームでエイバルとの直接対決という大一番に臨みます (via Mundo Deportivo)。
クルトゥラル・レオネサ
ブルゴスCFと対戦し、0-2で敗戦を喫しました。この敗北により、プリメーラRFEFへの降格が決定しました。前半からボールを支配しようと試みましたが、相手の堅い守備を崩すことができず、逆にミスからカウンターを浴びて失点を重ねる結果となりました。チーム最多得点者のルイス・チャコンやルーカス・リベイロらがシュートを放つ場面もありましたが、ゴールには結びつきませんでした (via Mundo Deportivo)。
ブルゴスCF
クルトゥラル・レオネサに2-0で勝利し、プレーオフ進出の望みを最終節に繋ぎました。開始5分、フェル・ニーニョがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得し、これをカンテラーノのダビド・ゴンサレスが確実に決めて先制しました。前半アディショナルタイムには、相手守備陣の連携ミスを突いたアピンのシュートの跳ね返りを、再びダビド・ゴンサレスが押し込んでリードを広げました。ルイス・ミゲル・ラミス監督率いるチームは、勝ち点69で7位につけています。最終節はホームのエル・プランティオでFCアンドラと対戦し、勝利した上で他会場の結果を待つことになります (via Mundo Deportivo)。
CDミランデス
ホームのアンドゥバでグラナダCFと対戦し、3-1で快勝しました。残留に向けた決定的な一歩を踏み出しています。前半27分、ハビ・ガルシアのコーナーキックにウナクス・デル・クラが合わせて先制。同点に追いつかれた直後の前半45分にハビ・エルナンデスが勝ち越しゴールを奪うと、後半58分には再びウナクス・デル・クラが見事なバイシクルシュートを決めて試合を決定づけました。勝ち点40としたミランデスは、最終節で勝ち点43のレガネスとアウェーで直接対決を行います。この試合に勝利すれば、直接対決の成績で上回るため、劇的な逆転残留が決まる運命の大一番となります (via Mundo Deportivo)。
グラナダCF
敵地でミランデスに1-3で敗れました。前半41分、ロングボールに抜け出したホセ・アルナイスがGKとの1対1を制して一時同点に追いつきましたが、その後は守備が崩れて失点を重ねました。後半はラインを高く保ちましたが、相手のペースに巻き込まれる形となりました (via Mundo Deportivo)。
カディスCF
ホームのヌエボ・ミランディージャでCDレガネスに3-0で快勝し、1月以来となるホームでの勝利を収めるとともに、ホーム9連敗という不名誉な記録を止め、セグンダ残留を数学的に確定させました(勝ち点46)。前半7分、アルバロ・ガルシア・パスクアルのシュートがクロスバーを叩いた跳ね返りを、ルーカス・ペレスが素早く押し込んで先制しました。後半69分には、カンテラーノのホセ・アントニオ・デ・ラ・ロサが自陣から猛スピードで独走し、鮮やかな追加点を記録。さらに81分にはアントニオ・ホセ・コルデロがダメ押しの3点目を奪いました (via Mundo Deportivo)。
試合後、先制点を挙げたルーカス・ペレスは『今日は僕のデポルティボも昇格し、カディスも残留を決めた。魔法(メイガス)の仕業かもしれない。僕はカディスを助けるためにここに来た。1年間競技から離れていたので、この救済を楽しみたい。カディスは本来もっと上にいるべきクラブだから、自己批判も必要だ』と喜びと安堵の表情を見せました (via ElDesmarque)。
CDレガネス
カディスに0-3で完敗を喫し、残留決定を最終節に持ち越すことになりました。前半にロベルト・ロペスが2度のチャンス(13分と21分)を迎えましたが決めきれず、後半69分にはシュートがクロスバーを叩く不運もありました。勝ち点43で残留圏ギリギリに位置しており、最終節のブタルケでのミランデス戦は、まさに「勝つか引き分けで残留、負ければ降格」という生き残りを賭けた直接対決となります (via Mundo Deportivo)。
スポルティング・ヒホン
ホームのエル・モリノンでUDアルメリアを3-1で撃破しました。前半12分、コッレデラの左からのクロスにコロンビア人のフアン・オテロがヘディングで合わせて先制。21分にも、ジャスティン・スミスからの展開で再びオテロが滑り込みながら追加点を挙げました。後半に1点を返されましたが、82分にパブロ・バスケスがコーナーキックを頭で合わせて勝負を決めました。この試合には、次期監督と噂されるニコラス・ラルカモンがスタンドから観戦しており、チームの新たなスタートに向けた準備が進んでいます (via MARCA)。
UDアルメリア
スポルティング・ヒホンに1-3で敗れ、自動昇格の夢が完全に潰えました。後半56分、右サイドを突破したチリノの折り返しをミゲル・デ・ラ・フエンテが決めて1点を返しましたが、反撃はそこまででした。豊富な資金力と強力なスカッドを擁しながら、勝負所で勝てない試合が続いており、ファンからはルビ監督に対する批判が殺到しています。直近3試合で勝ち点わずか1という惨状で、SNSでは即時解任を求める声も上がっていますが、クラブ側は現時点での監督交代を否定しています。勝ち点71で3位につけており、プレーオフには進出しますが、チームは重苦しい空気に包まれたまま最終節のバジャドリード戦を迎えます (via MARCA)。
マラガCF
満員のラ・ロサレダで首位ラシン・サンタンデールと1-1で引き分けました。前半5分、ドトールからのマイナスのパスを受けたダビド・ラルビアが左足で豪快に突き刺して先制しました。その後も高い位置からのプレスで試合を支配し、ホアキンやチュペテが決定機を作りましたが、追加点は奪えませんでした。後半に同点に追いつかれた後も猛攻を仕掛け、アディショナルタイムには相手のシュートをラフィタがゴールライン上でクリアする劇的なシーンもありました。勝ち点70の4位で、プレーオフ進出の切符は最終節、降格が決定して意気消沈しているアウェーのレアル・サラゴサ戦に懸けることになります。この試合のVIP席には、俳優のアントニオ・バンデラスとともに、レアル・マドリードのシーズンを終えたディーン・ハイセンが観戦に訪れていました (via Mundo Deportivo)。
ラシン・サンタンデール
アウェーでマラガと1-1で引き分けました。前半から劣勢を強いられましたが、GKホキン・エスキエタが再三の好セーブでチームを救いました。後半70分、セットプレーからのサインプレーで、アンドレス・マルティンが強烈なシュートを叩き込み、同点に追いつきました。アンドレス・マルティンにとっては今季24点目のゴールとなります。勝ち点を73に伸ばして首位をキープしており、最終節のホームでのカディス戦で引き分け以上の結果を出せば、リーグ優勝が決定します (via Mundo Deportivo)。
SDエイバル
ホームでコルドバCFに2-0で勝利し、プレーオフ進出の望みを残しました。開始わずか4分、フアン・ベルナトの左サイドからの正確なクロスにハビ・マルトンが右足で合わせて先制。続く16分にも、相手守備陣の横パスのミスを奪ったハビ・マルトンが無人のゴールに流し込んで追加点を挙げました。勝ち点67の8位につけており、プレーオフに進出するためには、最終節でのカステリョンとの直接対決に勝利し、さらにブルゴスの試合結果を待つ必要があります (via Mundo Deportivo)。
コルドバCF
エイバルに0-2で敗れました。前半36分にペルカンのクロスがポストを叩き、後半にはディエゴ・ブリやミケル・ゴティが遠距離からゴールを脅かしましたが、得点には至りませんでした。アディショナルタイムのイスマ・ルイスの至近距離からのシュートも相手GKのスーパーセーブに防がれました。チームはすでに目標を失っており、最終節のウエスカ戦を残すのみですが、来季の2部リーグではレアル・オビエド、ジローナ、マジョルカという1部から降格してくる強力なチームたちと対戦することが決まっており、厳しい戦いが予想されます。また、最終節のウエスカ戦は日曜日の21時キックオフに変更されており、地元での祭りの解体作業の影響でスタジアム周辺の混雑が予想されるため、ファンには早めの来場が呼びかけられています (via Mundo Deportivo)。
FCアンドラ
ホームのエンカンプでADセウタと対戦し、0-2で敗れました。試合は開始わずか9分でペチャが一発退場となる波乱の幕開けとなりました。さらにその直後の11分、DFマルティ・ビラからのバックパスをGKのニコ・ラッティがトラップミスし、そのままゴールに吸い込まれるという衝撃的なオウンゴールで先制を許しました。この珍プレーの映像は世界中で拡散されています。数的不利の中でもアクマンやマヌ・ニエトを中心に反撃を試みましたが、得点は奪えず、後半に突き放されました。チームは中位をキープしています (via Mundo Deportivo)。
ADセウタ
FCアンドラに2-0で勝利しました。相手の退場とオウンゴールで早々にリードを奪うと、後半66分にVARのレビューを経てバシンガが混戦から追加点を挙げて試合を決定づけました (via Mundo Deportivo)。
アルバセテ
レアル・ソシエダBに3-1で勝利しました。前半15分、フラン・ガメスのクロスにジェフテがファーサイドで合わせて先制。36分にはショートコーナーからペペ・サンチェスがペナルティエリア内でボレーシュートを決めて追加点を奪いました。後半に1点を返されましたが、55分に再びフラン・ガメスのクロスから、今度はルイス・ロペスがヘディングでネットを揺らし、得意のサイド攻撃から3得点を奪う快勝を収めました (via Mundo Deportivo)。
レアル・ソシエダB
アルバセテに1-3で敗れました。立ち上がりからハイプレスを仕掛け、カレラのシュートなどで惜しい場面を作りましたが、サイド攻撃への対応の脆さを突かれて失点を重ねました。後半52分にルバルビエルのクロスからカレラが1点を返したものの、直後に突き放されました。GKのフラガが相手の決定的なシュートを何度も防ぎ、大差での敗北を免れました (via Mundo Deportivo)。
レアル・オビエド
すでに最下位でのプリメーラRFEF降格が決定しており、来季に向けた激動の時期を迎えています。メキシコのパチューカ・グループが所有する同クラブは、ギジェルモ・アルマダ監督の後任探しに奔走しており、フリアン・カレロやイバン・アニアが新監督の有力候補としてリストアップされています。降格に伴うラ・リーガからの援助金は900万ユーロ(2年分割)で、同じく降格するマジョルカ(1850万ユーロ)やジローナ(1820万ユーロ)と比べて少なく、大幅な予算削減が避けられません。選手の大量流出も危惧されており、アーロン・エスカンデルはバレンシアと口頭合意し、イリアス・シャイラも退団濃厚、フェデ・ビニャスはパチューカへ復帰する見込みです。アイセム・ハッサンも『誰もアンタッチャブルではない。サッカーはビジネスだ。オビエドに残るなら全てを捧げる』と語り、移籍の可能性を示唆しています (via ElDesmarque)。
レバンテUD
フランス2部のダンケルクに所属し、今季で契約満了となる25歳のフランス人MFエンツォ・バルデリの獲得に向けて、デポルティボ・ラ・コルーニャやヘタフェとの激しい争奪戦に参戦しています。レバンテのルイス・カストロ監督はダンケルク時代にバルデリを指導した恩師であり、その強力なパイプを活かして獲得を狙っています。資金面ではデポルティボやヘタフェに劣るものの、監督との関係性が交渉の切り札になると見られています (via ElDesmarque)。
【本日の総括】
デポルティボ・ラ・コルーニャが圧倒的な強さを見せて8年ぶりの1部昇格を自動昇格で決定づけ、リーグの勢力図に大きなインパクトを与えました。一方で、名門レアル・サラゴサが78年ぶりにプロリーグの舞台から転落し、プリメーラRFEFへと降格するという歴史的な悲劇も発生しました。サラゴサのほか、ウエスカ、クルトゥラル・レオネサ、オビエドなどの降格も決定し、新旧の入れ替わりが激しくなっています。プレーオフ争いは大混戦となっており、アルメリア、マラガ、ラス・パルマス、カステリョン、ブルゴス、エイバルがひしめき合う中、最終節まで全く目の離せない展開が続きます。また、ミランデスとレガネスによる残留を賭けた最終節の直接対決は、シーズン最後にして最大の死闘となることでしょう。



デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
デポルティボの昇格は、イダルゴ監督の柔軟な選手起用と、ビル・ンソンゴという新たなフィニッシャーの台頭が噛み合った結果です。スタメンを固定せず、選手のコンディションをピークに合わせるマネジメントが、シーズン終盤の安定感を生みました。一方で、サラゴサの降格は、ボール保持の意図が結果に結びつかず、守備の脆さを露呈し続けた構造的な課題が最後まで解消されなかったことを示唆しています。戦術的な完成度と、局面での個の質が、昇格と降格という対照的な結末を分けたと言えるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
デポルティボの昇格は、街全体が一体となって掴み取った悲願の復活です。ファンゾーンの熱狂や会長の姿からは、暗黒時代を乗り越えたクラブの結束の強さが伝わります。対照的に、サラゴサの降格はクラブ経営の迷走が招いた必然とも言えます。投資と成果の乖離、そして経営陣への不信感は、ファンにとって耐え難いものでしょう。クラブの再建には、単なる戦力補強だけでなく、地元アラゴンへの回帰を含めた組織の抜本的な信頼回復が不可欠です。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
デポルティボは昇格を見据え、グラヘラの買い取り行使やバルデリ獲得への動きなど、編成の先手を打っています。イェレマイの契約延長は、クラブの将来に向けた最大の補強と言えるでしょう。一方、降格したサラゴサやオビエドは、大幅な予算削減と主力選手の流出が避けられません。特にサラゴサは、契約解除条項を持つ選手の大量離脱が予想され、再建にはフリー移籍市場での的確な補強と、若手カンテラーノの積極的な登用という、非常にシビアな舵取りが求められます。