レアル・ソシエダ
下部組織サンセで昨季33試合2548分に出場し、1アシストを記録して絶対的レギュラーだったアルベルト・ダディエが契約満了で退団した。トップチームのペジェグリーノ・マタラッツォ監督を説得できず、2014年から過ごしたクラブを去ることになった。現在、右サイドバックはホン・ミケル・アランブルしかおらず、イニャキ・ルペレスへの疑念やアルバロ・オドリオソラの負傷など問題が山積みであるにもかかわらず、クラブは契約更新を見送った。24歳となるダディエには、カディス、スポルティング・ヒホン、ブルゴスなどが獲得に動いている。 (via Estadio Deportivo)
2027年まで契約を残す31歳の正GKアレックス・レミロの売却が検討されている。クラブは800万から1000万ユーロを要求しており、エミリアーノ・マルティネスのユベントス移籍が濃厚なアストン・ヴィラが後釜として強い関心を示している。レミロが退団した場合、ウナイ・マレーロが正GKに昇格するか、アントニオ・シベラ(アラベス)などの新たなGKを獲得する。バルセロナのテア・シュテーゲンがサン・セバスティアンで休暇を過ごしており、彼とマタラッツォ監督のエージェントが同一人物であることから、レミロの後釜としての動きが水面下で進んでいる。 (via ElDesmarque)
アスレティック・クラブ
UEFAのクラブ財務管理機関(CFCB)から1万ユーロの罰金処分を受けた。2025-26シーズンにおけるメキシコのPumas UNAMへの未払い金が原因である。バレンシアへ移籍したフレン・アギレサバラの代役としてレンタルしていたGKアレックス・パディジャの契約を早期破棄した際、Pumas側が要求した補償金について合意に至らなかった。クラブは上訴のコストを考慮して処分を受け入れる。パディジャは今季ウナイ・シモンの控えに甘んじ、コパ・デル・レイで5試合、ラ・リーガで1試合の出場に留まっていた。 (via Estadio Deportivo)
エディン・テルジッチ新監督がレサマの練習施設を初訪問し、本格的に始動した。テルジッチは『数週間後にシーズンが始まり、再びピッチに戻ってチームと働き始めるのが待ちきれません。このチームがアスレティックであることは名誉であり、とても誇りに思い、幸せです。サン・マメスを感じ、一緒にユニークな瞬間と思い出を築き始めるのが楽しみです。アウパ・アスレティック!』と決意を語った。ミケル・ゴンサレスSDと連携し、プレシーズンや移籍市場の計画に着手。ウルコ・イセタ、ペイオ・カナレス、ベニャト・ヘレナバレナら若手選手の去就についても近日中に決断を下す。 (via ElDesmarque)
プレシーズンの最初の3試合の日程が確定した。7月15日にポルトゥガレテでイケル・ムニアイン率いるデリオ、7月18日にサリエナでレイオア、7月22日にラス・ジャナスでセスタオ・リーベルと対戦する。 (via ElDesmarque)
23歳のMFアレハンドロ・レゴの契約延長が間近に迫っている。欧州カップ戦に出場する他クラブから好条件のオファーを受けたものの、本人はアスレティック残留を熱望しており、現在は契約の変動条件について再交渉が行われている。 (via ElDesmarque)
セビージャFC
セルヒオ・ラモスとの交渉(ホセ・ボルダラス監督招聘の要望)が決裂したことで、ルイス・ガルシア・プラサが新監督としてプロジェクトを主導する。新スポーツディレクターのホセ・イグナシオ・ナバーロと共に、闘争心のあるチーム作りのため積極的に編成に関与している。プレシーズンは7月3日に開始し、7月23日にはコルドバとの親善試合が行われる。 (via Estadio Deportivo)
ジョン・グリディが公式に新加入選手第1号となった。プラサ監督のアラベス時代の教え子であり、彼からの強い要望でフリーでの獲得が実現し、2028年までの契約を結んだ。グリディはアラベスへの別れのメッセージでバスク語の『Beti arte, Alavés(永遠に、アラベス)』と綴ったが、「Beti」の響きがライバルのベティスを連想させたため、ファンの間で話題となった。クラブはさらに、レバンテを退団するパブロ・マルティネスの獲得も検討している。 (via MARCA)
ヘタフェから右SBのフアン・イグレシアス(27歳)をフリートランスファーで獲得した。2030年6月30日までの4年契約となる。イグレシアスは直近の公式戦38試合で1ゴール3アシストを記録し、ボルダラス監督の下で不可欠な存在だった。この加入により右SBが過剰となり、フアンル・サンチェスやホセ・アンヘル・カルモナの売却が濃厚となった。ル・アーヴルを退団したセネガル系ギニアビサウ人のCB兼SBアルナ・サンガンテ(24歳)の獲得も目前に迫っている。 (via ElDesmarque)
カンテラーノのMFマヌ・ブエノ(21歳)は、プラサ監督の強い要望で残留が決定した。来季も戦力として計算されており、放出は完全に除外された。 (via Estadio Deportivo)
セルビア代表ネマニャ・グデリ(34歳)が6月30日の契約満了をもって退団することが公式発表された。7シーズン在籍し、外国人選手として歴代5位となる261試合出場(10ゴール)、ヨーロッパリーグ2回優勝の功労者であったが、クラブは大幅なチーム刷新のために主将との別れを決断した。 (via Mundo Deportivo)
CBマルカオは高額年俸と相次ぐ負傷(今季は出場ゼロ)によりクラブから放出候補とされているが、本人はセビージャへの借りをピッチで返すことにこだわっており、退団を断固として拒否している。 (via ElDesmarque)
ナポリがフアンル・サンチェスの獲得に再挑戦している。昨夏はセビージャが2000万ユーロを要求して破談したが、現在は評価額が1000万ユーロ前後まで下がっており、新監督マッシミリアーノ・アッレグリも獲得を承認している。 (via Estadio Deportivo)
ビジャレアルで出場機会を失っているGKディエゴ・コンデの獲得を注視している。オルヤン・ニーランドの退団が決定しており、オディッセアス・ヴラホディモスの復帰状況を見極めつつ、コンデを有力な選択肢としている。コンデ自身もセビージャ移籍に前向きである。 (via ElDesmarque)
アコル・アダムスがナイジェリア代表のポルトガル戦で圧倒的なフィジカルを見せつけてゴールを記録し、SNSで「ナイジェリアのルカク」と大絶賛された。クラブは今夏の大型売却候補として彼を市場のショーケースに並べている。 (via ElDesmarque)
レアル・ベティス
モロッコ代表のエズ・アブデが、W杯直前のノルウェーとの親善試合で右膝内側側副靭帯の中程度の捻挫を負い、無念のW杯欠場が決定した。クラブは公式SNSで『あなたがW杯の夢を叶えるためにどれほど努力してきたかを知っています。人生は時に不公平に打ちのめしますが、あなたのサッカーと努力はすぐに報われると確信しています。私たちはあなたと共にいます』と励ましのメッセージを送った。アブデ自身も『この困難な時期に信仰と忍耐が最も価値を持つ。私は諦めないし、より強くなって戻ってくる』と強い決意を表明した。クラブにとってはプレシーズンに間に合う可能性が高まり、代表で無理をさせられずに済んだという安堵の側面もある。 (via ElDesmarque)
アルゼンチン代表ジオ・ロ・チェルソのW杯での活躍に期待が寄せられている。今季は32試合3ゴール3アシストと期待に応えきれなかったため、クラブは彼を売却候補にリストアップしている。MLSからの関心もある中、W杯での活躍による市場価値の向上とスムーズな売却を狙っている。 (via ElDesmarque)
ラージョ・バジェカーノがCBノーベル・メンディの買い取りオプションを行使した。ベティスには350万ユーロが支払われ、さらに将来の移籍金の20%を手にする。義務買い取り条件であった25試合以上の出場には1試合届かなかったものの、ラージョ側がその実力を高く評価して買い取りを決断した。 (via Estadio Deportivo)
フェネルバフチェのソフィアン・アムラバトの完全移籍獲得を目指している。マヌエル・ペジェグリーニ監督が守備的MFの獲得を強く要請しているが、フェネルバフチェは1200万ユーロの投資回収を望んでおり、ベティスには800万ユーロとも言われる高額年俸を負担する余裕がない。選手側の減俸と、長期契約による年俸の分散化を条件に粘り強い交渉が続いている。 (via ElDesmarque)
ASローマがCBナタンの獲得に興味を示しており、逆にベティスはローマで期待外れ(今季18試合3ゴール2アシスト)に終わったアルテム・ドフビクの獲得を狙うという動きがイタリアで進行している。ナタンにはニューカッスルやユベントス、バルセロナも関心を示しており、ベティスは最低4500万ユーロの移籍金を要求している。 (via Estadio Deportivo)
バレンシアCF
アルゼンチン代表のギド・ロドリゲスがW杯メンバーから落選した。追加招集の可能性があったが、リオネル・スカローニ監督はDFマルコス・セネシを選んだ。ギドはバレンシアからの契約延長オファーを保留しており、MLSやギリシャ、トルコのクラブからも好条件のオファーを受けている。クラブとしては、W杯に出場してこれ以上他クラブの注目を浴びるのを避けられたことに安堵しており、交渉の時間を確保した。 (via Estadio Deportivo)
アル・アハリからマリ代表MFアリウ・ディエン(28歳)をフリートランスファーで獲得した。欧州初挑戦となるディエンは『アル・アハリ、ファン、そしてエジプトは過去7年間、私の家でした。子供としてやってきて、今は男として、父として、夫として去ります。新しい挑戦とキャリアの新しい章の時です』と意気込みを語った。 (via ElDesmarque)
MFハビ・ゲラに対し、マッシミリアーノ・アッレグリ新監督率いるナポリと、マルコ・シウバ新監督率いるベンフィカが強い関心を示している。クラブは4000万ユーロを下回る金額では絶対に売却しないと強調しており、選手自身と彼の父親も残留と新メスタージャでのプレーを希望していることを明言した。 (via ElDesmarque)
ナイジェリアで休暇中のウマル・サディクは、地元のファンからレバンテとのダービーでゴールを決めた際の「コブラ」パフォーマンスを記念したガラスの額縁を贈られた。1年半で12ゴール2アシストを記録し、国内外で愛される存在となっている。 (via SPORT)
元所属選手でアルゼンチン代表として活躍したクラウディオ・“ピオホ”・ロペスが、DV7グループが運営するCFベニドルムのスポーツ副会長に就任した。ダビド・ビジャの空席を埋める形での抜擢となった。 (via SPORT)
スポルティングCPのダニエル・ブラガンサの獲得に動いている。今季6ゴールを挙げた左利きのゲームメイカーであり、ピーター・リム・オーナーと親交のあるジョルジュ・メンデスが代理人を務めていることが交渉の鍵となる。 (via ElDesmarque)
セルタ・デ・ビーゴ
ウーゴ・アルバレスが地元オウレンセのショッピングセンターでサイン会と写真撮影会を実施した。数百人のファンが集結し、W杯公式球のプレゼント抽選会も行われるなど、地元での絶大な人気を証明した。 (via SPORT)
スウェーデン代表DFカール・スタルフェルトの移籍の可能性が浮上している。2027年までの契約を残すが、コモからの800万ユーロのオファーを断った過去があるものの、W杯後に退団する選択肢が開かれている。マルコ・ガルセスSDは売却を急いではいないが、条件次第で交渉に応じる構えだ。 (via ElDesmarque)
ラス・パルマスのCBミカ・マルモルの獲得に強い関心を示している。ラス・パルマスの昇格プレーオフ敗退により、フリーでの移籍が確実視されている。クラウディオ・ヒラルデス監督が求めるアグレッシブなプレースタイルに合致するが、エスパニョール、ラージョ・バジェカーノ、ヘタフェとの激しい争奪戦となっている。 (via ElDesmarque)
ビジャレアルCF
ラージョ・バジェカーノの監督を辞任したイニゴ・ペレスが、新監督として就任した。新たなプロジェクトを牽引することが決定している。 (via ElDesmarque)
今夏のW杯に7カ国から8人の選手を送り出している。アメリカ代表のアレックス・フリーマン、カナダ代表のタジョン・ブキャナンとタニ・オルワセイ、ポルトガル代表のレナト・ベイガ、カーボベルデ代表のローガン・コスタ、セネガル代表のパプ・ゲイェ、コートジボワール代表のニコラ・ペペ、そしてガーナ代表のトーマス・パーティである。クラブのグローバルな影響力を示している。 (via Estadio Deportivo)
出場機会に恵まれなかったGKディエゴ・コンデがセビージャ移籍を前向きに検討している。ルイス・ジュニオールとアルナウ・テナスの影に隠れ、今季の後半戦は一度も招集されておらず、出場機会を求めて退団を希望している。 (via ElDesmarque)
ヘタフェCF
右SBフアン・イグレシアスがセビージャへ完全移籍した。ボルダラス監督の下で不可欠な存在だったが、フリーでの退団となった。 (via ElDesmarque)
アラベスでの出番を失ったFWマリアーノ・ディアス(元レアル・マドリード)は、昨季コリセウムでの試合で良い印象を残したが、現状ではアラベスとの契約解除に向けた動きが進んでいる。 (via MARCA)
フリーとなるミカ・マルモルの争奪戦に参戦しており、守備陣の補強を狙っている。 (via ElDesmarque)
ラージョ・バジェカーノ
イニゴ・ペレス監督がビジャレアルに引き抜かれた後任として、ハゴバ・アラサテの就任が決定した。アラサテはマジョルカを2月に解任されていたが、ハイプレスで堅守を誇るスタイルや、その親しみやすい人柄がバジェカスで高く評価され、オスカル・ガルシアらを抑えて新指揮官の座を射止めた。 (via Estadio Deportivo)
ノーベル・メンディをベティスから350万ユーロで完全移籍にて獲得した。ダビド・コベニョSDがそのパフォーマンスを絶賛しており、ノッティンガム・フォレストやベンフィカなども狙っていた中で買い取りオプションを迷わず行使した。 (via Mundo Deportivo)
ラウル・マルティン・プレサ会長がインタビューで、ECL決勝でクリスタル・パレスに0-1で敗れたことについて『部屋で悔し涙を流した』と語った。また、新スタジアムをプエンテ・デ・バジェカスの近くに建設し、政治的影響を受けないクラブ所有のものにしたいという意向を明かした。目標は3万人から3万5000人規模のスタジアム建設である。 (via MARCA)
RCDエスパニョール
新スポーツディレクターにモンチが就任し、新たな強化体制がスタートした。 (via Estadio Deportivo)
ジローナの降格に伴い、ビクトル・ツィガンコフの獲得を最優先ターゲットに設定している。ツィガンコフはジローナに退団希望の書簡を送っており、契約解除金は2500万ユーロに設定されている。ミチェル監督が就任したアヤックスとの争奪戦を制するため、全力を挙げている。 (via SPORT)
プレシーズンキャンプを7月15日から22日にかけてナバタのホテル・トーレミローナで実施する。7月18日にはオロトとの親善試合が組まれている。 (via Mundo Deportivo)
デポルティーボ・アラベス
キケ・サンチェス・フローレス監督の下で構想外となっているマリアーノ・ディアスと、残り1年の契約解除に向けて動いている。今季は10試合出場0ゴールに終わり、エドゥアルド・コウデ前監督との対立で3ヶ月干された時期もあった。クラブはトニ・マルティネスとルーカス・ボジェを主力とし、カンテラのマニャスも起用していく方針を固めている。セルヒオ・フェルナンデスSDも退団が既定路線であることを認めている。 (via MARCA)
ジョン・グリディが契約満了を迎え、セビージャへフリートランスファーで移籍した。 (via Estadio Deportivo)
CAオサスナ
ビクトル・ムニョスに対し、ニューカッスルから3500万ユーロに500万ユーロの変動ボーナスを加えた約4000万ユーロの巨額オファーが届いた。アンソニー・ゴードンの後釜としての獲得であり、違約金満額に近い提示である。レアル・マドリードが権利の50%と800万ユーロの買い戻しオプションを保持しているため、移籍が成立すればマドリードにも約1750万ユーロが入る。ムニョスは今季35試合7ゴール5アシストの活躍を見せており、現在はW杯参加中のためメディカルチェックはアメリカで行われる予定。 (via SPORT)
UDラス・パルマス
昇格プレーオフ準決勝でマラガCFと対戦し、第1戦を1-1で引き分けた後、無念の敗退を喫してラ・リーガ(1部)への昇格を逃した。この結果により、主力CBミカ・マルモルのフリーでの退団と流出が確定的となった。 (via ElDesmarque)
ルイス・ガルシア監督の采配に厳しい批判が集中している。プレーオフの重要な場面で好調だったヘセ・ロドリゲスを下げてイケル・ブラボを投入したが、ブラボは今季17試合に出場して0ゴール、枠内シュート平均0.1本と全く機能しなかった。ルイス・エルゲラSDの補強策そのものが失敗だったと糾弾されている。 (via SPORT)
ジローナFC
痛恨のセグンダ・ディビシオン(2部)への降格が決定した。この降格により、主力選手の大量流出が避けられない状況に陥っている。 (via Estadio Deportivo)
攻撃の要であるウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフは、クラブに対し『自分のスポーツ面での未来はジローナのプロジェクトとは両立し難い』と透明性のある形で退団を希望する手紙を正式に送付した。契約は2027年まで残り、違約金は2500万ユーロ。ディナモ・キエフが将来の売却益の50%を保持しているため、クラブは安値での売却には応じない強硬姿勢を見せている。 (via SPORT)
エルチェCF
プリメーラ残留を果たしたものの、エデル・サラビア監督が電撃退任した。後任監督選びは難航しており、ガルシア・ピミエンタ、ガブリエル・エインセ、ラウル・ゴンサレス、パブロ・エルナンデス、サンティ・デニアなどが候補に挙がっている。クリスティアン・ブラガルニク・オーナーは慎重に選定を進めている。 (via Estadio Deportivo)
GK陣の編成が確定した。アルゼンチン人のマティアス・ディトゥロ(39歳)が契約を2027年まで延長し、正GKの座を確保。アトレティコから獲得したアレハンドロ・イトゥルベ(22歳)の来季の処遇は新監督次第となっている。カンテラから19歳のオーウェン・ボッシュが第3GKとしてトップチームに昇格し、イニャキ・ペーニャは退団が決定した。 (via SPORT)
RCDマジョルカ
ハゴバ・アラサテ監督を2月に解任した代償は重く、チームは立て直すことができずにセグンダ・ディビシオンへの降格が決定した。 (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ラ・リーガはW杯開幕の熱狂の裏で、監督人事と移籍市場が激しく動いています。セビージャやラージョ、ビジャレアルで新監督が就任し、各クラブが新プロジェクトに向けて本格始動しました。また、エスパニョールやセビージャがフリーの有力選手を素早く確保する一方で、ジローナやマジョルカの2部降格による主力選手の流出ドミノも始まっています。W杯での活躍による選手の市場価値変動も睨みながら、各クラブのスポーツディレクターたちは水面下で熾烈な駆け引きを展開しています。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
今季のラ・リーガは、監督交代に伴う戦術的リセットが目立ちます。特にセビージャやラージョ・バジェカーノで見られる新体制への移行は、単なる指揮官の交代に留まらず、チームの骨格となる選手の入れ替えを伴う構造的な再編です。戦術的な連続性を断ち切ってでも、特定の監督が求める強度やスタイルを優先する動きは、プレシーズンでの噛み合わせが鍵となるでしょう。一方で、ジローナやマジョルカのように降格に伴う戦術的資産の喪失は、チームのアイデンティティそのものを揺るがす事態であり、来季の再構築には相当な配置の工夫が求められます。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
クラブの命運を分けるのは、ピッチ上の結果以上に、フロントが描く中長期的なビジョンと、それに伴う痛みを伴う決断です。セビージャが主将グデリとの別れを選び、刷新を図る姿勢は、クラブの空気を入れ替える強い意志を感じさせます。一方で、降格したジローナやマジョルカのサポーターが抱える喪失感は計り知れません。監督解任の代償が降格という最悪の形で現れたマジョルカの事例は、クラブ経営における判断の重さを改めて突きつけています。今はどのクラブも、W杯の熱狂の裏で、次なるシーズンに向けた信頼回復の準備を静かに進めている段階です。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
移籍市場は、契約満了や降格による放出条項を巧みに利用する動きが活発化しています。特にエスパニョールがモンチSDを招聘し、ツィガンコフ獲得へ動くなど、編成の優先順位が明確です。一方で、オサスナのムニョスに対する巨額オファーや、ベティスのアムラバト獲得交渉に見られるように、サラリー負担と移籍金のバランスを巡る駆け引きは依然としてシビアです。W杯は選手の市場価値を左右する最大のショーケースであり、各クラブは活躍を見越した売却益の最大化と、フリー移籍によるコスト削減を両立させる、極めて現実的な編成戦略を強いられています。