通算107試合指揮はクラブ史上9位!解任されたマノロ・ゴンサレス前監督が刻んだ偉大な足跡

コパ・デル・レイでの痛恨の敗戦を受け、スポーツ・ディレクターのフラン・ガルガルサ氏から解任を通告されたマノロ・ゴンサレス前監督。失意の退任となったものの、ガリシア出身の指揮官がエスパニョールにもたらした功績と残した数字は、クラブの歴史に深く刻まれることになります。

マノロ・ゴンサレス氏がトップチームで指揮を執った公式戦は通算「107試合」に達しました。これはエスパニョールの長い歴史において歴代9位に位置する偉大な記録であり、エルネスト・バルベルデ氏、ミゲル・アンヘル・ロティナ氏、キケ・サンチェス・フローレス氏といったクラブの名将たちの記録を塗り替えるものでした。

彼がトップチームの指揮官に就任したのは2024年3月12日のことです。ルイス・ガルシア氏、ラミス氏に続くシーズン3人目の監督としてBチームから緊急昇格すると、激闘の昇格プレーオフを勝ち抜き、RCDEスタジアムで行われたレアル・オビエドとの劇的な決勝戦を制して1年での1部復帰という至上命令を果たしました。

続く1部復帰初年度は、極めて限られた強化予算と厳しい戦力層の中で苦しい戦いを強いられながらも、最終節のラス・パルマス戦で勝利を収め、劇的な形で1部残留を勝ち取りました。そして昨シーズンは、前半戦をチャンピオンズリーグ出場圏内となる5位で折り返すという期待以上の快進撃を披露。後半戦の大失速により残留争いに巻き込まれ、今季の不振へとつながってしまいましたが、常にクラブの代弁者として記者会見で矢面に立ち、熱いペリコ精神をファンと共有し続けました。

毎年のように監督が入れ替わり定着しなかった近年のエスパニョールにおいて、これほど長期間にわたり情熱を持ってクラブを支え続けた指揮官の存在は特別であり、彼が残した不屈の足跡は今後も語り継がれるはずです。(via SPORT)

【本日の総括】

指揮官交代の混乱とコパ惨敗のショック冷めやらぬエスパニョールですが、今夜は待ったなしのビジャレアル戦が控えています。離脱者を抱える厳しい台所事情の中、セルヒオ・ガルシア暫定監督のもとでチームが一丸となり、降格圏脱出への足がかりとなる泥臭い勝ち点3を掴み取れるかが最大の焦点です。