両代表監督のセビージャでの過去 スペインとアルゼンチンを率いる2人の縁
W杯決勝で激突するスペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督と、アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督は、ともにセビージャで過ごした過去を持っている。
デ・ラ・フエンテは1987年にアスレティック・クラブから加入し、4シーズンにわたって攻撃的な左サイドバックとして活躍した。当時ポジションを争ったマノロ・ヒメネスは『デ・ラ・フエンテは素晴らしい選手であり、素晴らしい人間であり、素晴らしいチームメイトだった』『彼は私を強化し、ポジションを失わないようにさらに努力させてくれた。私に多くのものをもたらしてくれた』と振り返っている。引退後の2001年から2005年にかけてはセビージャのフベニールで監督を務め、ヘスス・ナバス、アントニオ・プエルタ、セルヒオ・ラモスなどを指導。当時セビージャ・アトレティコを率いていたヒメネスとは毎日連携を取っており、『私たちはもうチームメイトではなく、友人だった。みんなが重要だと感じる育成チェーンだった』『私はトップチームのニーズに気を配り、彼は私がセビージャ・アトレティコで必要とするものに気を配ってくれた』と語るほどの深い絆を築いていた。また、デ・ラ・フエンテはトリアナのエル・カチョロのバシリカを頻繁に訪れるなど、セビージャの聖週間の文化にも親しんでいた。
一方のスカローニは、2016-17シーズンにホルヘ・サンパオリ監督のアシスタント兼アナリストとしてセビージャのコーチングスタッフに名を連ねていた。ナスリやビトロ、エンゾンジらが在籍したこのシーズン、チームはCLでベスト16、リーグで3位という成績を残し、この経験が後にアルゼンチン代表を指揮するための重要なステップとなった。(via SPORT)
ニアンズとアコル・アダムスの去就 SDが最新状況を説明
ホセ・イグナシオ・ナバーロSDは、退団が噂されるタンギ・ニアンズとアコル・アダムスについて『2つのクラブとオープンな交渉を行っている。公式に発表されるまでは、どちらの方向にもどんなことでも起こり得る。発表されるまでは、変更がないとは言えない』と慎重な姿勢を示した。
アコル・アダムスはヴェネツィアとの合意が報じられているが、移籍が正式に決まるまではチームメイトとともに通常のトレーニングに参加している。
一方でニアンズは、ルイス・ガルシア・プラサ監督の構想外であることを受け入れ、移籍先を探すための特別許可を得てフランスに滞在しており、トレーニングには合流していない。リールでのメディカルチェックはクリアしたものの、リール側が週末まで最終決断を保留している状態だ。移籍金ゼロの放出になる見込みだが、成立すれば2027年まで保証されていた総額800万ユーロ以上の年俸の半分以上を削減できる。残りの減価償却費320万ユーロは損失計上されるが、クラブの経済的負担を大きく軽減する取引となる。ナバーロSDは『リールへ移籍するか、契約解除になるかは、決定次第詳細をお話しできるだろう』と説明した。さらにナバーロSDは『現状では、選手を売却するかサラリーキャップに空きを作らない限り、新加入選手の登録能力はない』と明言している。(via SPORT / Estadio Deportivo)
新加入3選手がサンチェス・ピスフアンで入団会見
移籍金ゼロで加入したジョン・グリーディ、フアン・イグレシアス、アルナ・サンガンテの3選手が、ラモン・サンチェス=ピスフアンのプレスマルームで公式プレゼンテーションを行った。ナバーロSDは『彼ら3人は昨シーズンから進めていた計画の一部だ。オディッセアス・ヴラホディモスについては少し時間がかかったが、全員の優先事項だった。ニューカッスルと選手の意欲に感謝する』と明かし、選手や家族の信頼に感謝を述べた。
2028年まで契約を結んだグリーディは、アラベスで4年間指導を受けたルイス・ガルシア・プラサ監督の存在が大きかったとし、『監督からフリーになったら来ないかと連絡があり、セビージャはスペインのビッグクラブなので迷わなかった』『私がビッグネームではないのでファンが飛び上がって喜ばないことはわかっているが、経験はある。チームを助けることを最優先にするので、最初から死ぬ気で応援してほしい』と意気込んだ。
2030年まで契約した右サイドバックのフアン・イグレシアスは、『アントニオ・コルドンと数ヶ月前から話していた。ヘタフェとの契約が終わり、ここに来る条件が揃った。キャプテンを任されても任されなくても、一歩前に出てグループを助ける経験はある。困難な状況を乗り越える手助けをしたい』とリーダーシップを発揮する覚悟を示した。
2031年まで契約したサンガンテは、『セビージャとは何度か話していたが、契約を終えてから最終的なステップを踏んだ。クラブの歴史もだが、そのメンタリティが好きだ。ロイク・バデと話し、クラブについて素晴らしいことを教えてもらった』と入団の経緯を語った。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
左SBオソの移籍交渉 ノッティンガムのオファーを拒否し1000万ユーロを要求
昨季ラ・リーガで21試合2ゴール3アシストの活躍を見せた左サイドバックのオソについて、移籍に向けた動きが活発化している。ナバーロSDは『オソは契約がある。昨年と違うのはトップチームの背番号を持つということ。契約延長の意向はあるが、市場での価値があり、オファーが来るのは普通のこと。すべての可能性にオープンだ』と語った。
セビージャは移籍金として固定1000万ユーロにパフォーマンスに応じたボーナスを要求している。エヴァンゲロス・マリナキス氏が所有するノッティンガム・フォレストから、固定600万ユーロ+ボーナス(出場試合数、CL出場、タイトル獲得など)の公式オファーがあったが、クラブはこれを拒否した。マリナキス・グループは、オソをまずオリンピアコス(ホセ・ルイス・メンディリバル監督)で1年間プレーさせ、その後イングランドなどへ移籍させるプランを描いている。
また、5月にはチェルシーもストラスブールを経由した同様の獲得プランを提示したが、書面でのオファーには至らなかった。現在はフィオレンティーナも強く興味を示し選手の周辺と交渉を進めているが、レアル・マドリード・カスティージャのビクトル・バルデペニャスを獲得したため、今後の動向が見極められている。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
パトリック・メルカドの獲得は白紙ではない 条件クリアが鍵に
インデペンディエンテ・デル・バジェからボーナス込み600万ユーロでの獲得が原則合意されていた22歳のエクアドル人MFパトリック・メルカドだが、3月に右膝の前十字靭帯と内側半月板を断裂する重傷を負ったため、正式契約が保留となっている。
この件についてナバーロSDは『当時の声明では期限や日付については言及していない。獲得の可能性について合意に達したが、特定の条件が満たされる必要があり、それが満たされるまでは彼がセビージャの選手になるか、元のクラブに残るかは判断できない』と説明し、獲得を完全に除外してはいないことを強調した。ただし『制限については合意の機密事項であり、これ以上は推測できない』としており、メディカルチェックなどの条件をクリアできるかが焦点となっている。(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)
アルベルト・フローレスの去就と新たな第2GK探しの現状
ナバーロSDはGKの陣容について『オディッセアス・ヴラホディモスとアルベルト、そしてカンテラの選手たちがいる。アルベルトは現在我々と一緒にいるが、彼が要求するであろうこと、つまり出場時間を得ることに対しては扉を閉ざさない』と発言した。
セビージャはヴラホディモスと競争できる経験豊富な第2GKの獲得を模索している。残り契約が1年となっているカンテラ出身のアルベルト・フローレスについては、契約を更新した上で、出場機会を得るためにプロカテゴリーのクラブへレンタル移籍させる案も検討されている。(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)
ストライカー補強とフロント陣の強化について
ナバーロSDは前線の補強について『監督とはほぼ毎日コミュニケーションをとっている。アレクシス・サンチェスとモペイが退団し、現在はアコルとイサーク・ロメロがいる。9月1日までは選手が出入りする可能性がある。重要なのは可能な限り競争力のあるチームを持つことだ』と語り、ストライカーやウイングの補強を引き続き模索していることを明かした。
また、スポーツ部門の強化として、才能発掘のスペシャリストであるカルロス・ヒメネスと、移籍市場でのパフォーマンス追求の専門家であるパブロ・ロドリゲスをスタッフに迎え入れた。ナバーロSDは『彼らは実績があり、現在のチームに加えることができる人材だ』と評価している。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
フアンル・サンチェスとマルカオには現時点でオファーなし
退団の可能性が取りざたされている選手たちについて、ナバーロSDが言及した。フアンル・サンチェスについては『現在のところ、彼に対するオファーは届いていない。彼はチームの選手だ』と明言。マルカオについても『市場が開いている以上、出ていくことも残ることもあり得るが、現時点ではセビージャの選手だ』と語り、チームの全体練習にも合流してピッチ上で個別トレーニングを行っている段階だと説明した。
一方で、構想外となっているラファ・ミルについては『クラブと彼にとって最適な出口を探している』とし、代理人がクラブの対応に不満を持っているとされるジョアン・ジョルダンに関しては『初日に彼らに状況をオープンに説明した。現在トレーニングはしているが、構想外であり出口を探している。クラブは権利を守るが、彼らがトレーニングを続けるための便宜も図っている』と現状を明らかにした。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque / SPORT)
26/27シーズンの第3ユニフォームは「夕暮れの光」を表現
セビージャFCが2026/27シーズンの第3ユニフォームを正式に発表した。ベースカラーはナイキ時代の21/22シーズンから数えて6年連続となる黒が採用された。
今回のデザインコンセプトは、セビージャの街の夕暮れの光と色彩へのオマージュ。『このメインカラーは、街の最も認識しやすい要素の一つである夕暮れの光へのオマージュを描くキャンバスになる。シャツのディテールと仕上げには、日が沈むときのセビージャの空を染める独特の色彩を再現した、ピンク、オレンジ、ライラックの蛍光色のグラフィック効果が含まれている』とクラブは説明している。
丸首の襟元や袖口、そして今回は太めにデザインされた肩のアディダスストライプにそのグラデーションが施され、アディダスの最新ロゴとクラブエンブレムは蛍光オレンジで彩られている。また、CLIMACOOLテクノロジーを採用し、軽量性と通気性に優れたウェアとなっている。(via Estadio Deportivo / SPORT / ElDesmarque / MARCA)
クラコヴィア及びコルドバとのプレシーズンマッチ日程
チームはホセ・ラモン・シスネロス・パラシオス・スポーツ・シティで木曜日に2部練習を行い、今週のトレーニングを消化している。日曜日の16:00からは、ポーランドへ遠征し、KSクラコヴィアの創立120周年記念試合に出場する。その後、月曜日にセビージャへ帰還する予定だ。
また、7月23日の21:00からは、第4回「トロフェオ・プエルタス・デ・コルドバ」でコルドバCFと対戦することも予定されている。負傷者のホセ・アンヘル・カルモナは打撲のためジムで個別調整を行っており、金曜日にはグループに合流する見込みだ。フアンル・サンチェスやペケ・フェルナンデスらは戦術ミーティングのみ参加し、ピッチでの練習は回避している。(via SPORT)
リーガ第3節レバンテ戦のキックオフ時間が猛暑の17時に決定
ラ・リーガの第3節、アウェイでのレバンテUD対セビージャFCの試合が、8月29日(土)の17:00キックオフに設定された。この時間帯は依然として気温が高く、猛暑となる可能性が高いため、レバンテのファンを中心にハビエル・テバス会長への不満の声が上がっている。昨年の同カード(9月14日16:15キックオフ)では、スタンドで熱中症や失神者が続出する事態となっており、同様のトラブルが懸念されている。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
本日は新加入3選手の入団会見が行われ、ナバーロSDからはニアンズやアダムス、オソらの去就や、厳しいサラリーキャップの現状について詳細な説明がありました。また、セビージャの美しい夕暮れをモチーフにした黒の第3ユニフォームも発表され、プレシーズンマッチに向けて準備が進んでいます。