ビセンテ・イボラ引退から1年と指導者としての歩み
レバンテUDの永遠のキャプテン、ビセンテ・イボラのプロサッカー引退からちょうど1年が経過した。引退発表後、彼はフリアン・カレロのアシスタントとして組織に残ることを決断。エクトル・ロダスやホセ・ヒラのように、クラブはホームで育った彼をコーチングスタッフとして信頼しその資質を活かした。イボラはSNSで『適切な人々とともに、共通の利益のために』と初日から残留目標に向けた意気込みを綴っていた。引退から5ヶ月後には、共同監督として初陣を指揮。アルバロ・デル・モラルのサポートを受けながらベンチで残留争いの重圧を肌で感じ、涙とともに指導者としてのキャリアをスタートさせている。
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1部定着を目指すルイス・カストロ体制の現状
ルイス・カストロ監督の就任はシウダ・デ・バレンシアの空気を劇的に変えた。ポルトガル人指揮官はクラブの懐疑的な空気と苦悩を信じる気持ちと希望に変え、歴史的なプリメーラ・ディビシオン(1部)残留を成し遂げた。この熱狂と闘志は終盤戦のスタンド全体に波及し、イボラもその一翼を担った。クラブはプリメーラ定着を何としても成し遂げることを目指しており、その過程で過去の昇格に貢献した多くの功労者たちを手放してきた。トップリーグ復帰時のメンバーのうち、現在進行中の移籍市場の動きを除けば、残っているのはデラ、エルゲサバル、オリオル・レイ、カルロス・アルバレス、ブルゲ、イバン・ロメロ、カルロス・エスピ、シャビ・グランデのわずか8選手となっている。
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新戦力エンツォ・バルデリがメディカルチェックを完了
現在のところレバンテ唯一の補強選手であるフランス人MFエンツォ・バルデリ(25歳)が、IMSKE病院で約2時間のプレシーズン前メディカルチェックを受けた。クデケルク=ブランシュ出身の彼は、USLダンケルク時代にルイス・カストロ監督の元で不動のスタメンとして活躍しており、監督からも高く評価されている。レバンテ加入でキャリアの飛躍を遂げ、トップレベルでの挑戦に臨む彼は『とても幸せで、準備はできている』とシウダ・デ・バレンシアでの新たな冒険に向けた意欲を語った。メディカルチェックを終えた後、ブニョル・スポーツシティでのトレーニングに合流し、残留に向けた新たな戦いをスタートさせる。
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カルロス・エスピが新シーズンに向けた強い決意を表明
昨季チームを救う11ゴールを挙げたカルロス・エスピが、朝8時きっかりにメディカルチェックに姿を見せた。自身のゴール記録が偶然ではないことを証明するべく、期待と飢えに満ちている。彼は『月曜日にチームメイトに会うのがとても楽しみだ。2週間の試験であまりリフレッシュできなかったが、終わってから旅行に行き、家族や友達と過ごした。ますます多くの人に顔を知られるようになってきたが、僕はずっと前からゴールを決めているよ』と語った。昨季については『多くのことを学んだ。リーグ戦で11ゴール、カップ戦で2ゴール。これ以上何を望めるだろうか。最初は試合に出られなかったが、最後はプレーしてゴールを決めて終わることができた。夏にも冬にも移籍しないと決めた自分の決断に本当に満足している』と振り返る。欧州中から関心を集めているが、『その件は代理人が担当している。僕はチームメイトに会って仕事を始めるのが楽しみだ。レバンテにいてとても幸せだよ』とクラブへの愛着を誓っている。
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ホルヘ・カベージョがレンタル復帰で定位置確保を誓う
ミランデスでのレンタル移籍で大きく成長したCBホルヘ・カベージョが復帰した。昨季レバンテで開幕3試合に出場した後に出番を失ったが、移籍先ではディフェンスの要となり素晴らしいパフォーマンスを見せてリーダーに成長した。チームは降格したものの、彼の評価は揺らいでいない。『自分の力を証明したいという気持ちで来た。ミランデスでの時間は自分に自信を持たせてくれ、選手としても人間としても成長した』と充実感を語った。ミランデスについては『とてもお勧めの移籍先だ。ファンもクラブの人たちも信じられないほど素晴らしい。行く人全員がクラブを助けるために行くが、ピッチの内外でより良くなるためにみんなが助けてくれる場所だった』と感謝を述べた。降格については『本当に残念だ。何ヶ月も良い仕事をしてきた。最終節まで残留の可能性があるというのは大きなモチベーションだったが、結果はあのような形になった。今は前を向いて進むしかない。ロス・ハバトス(ミランデスの愛称)は決して諦めない。今はミランデスに励ましの言葉を送りたい』と語った。新シーズンに向けては、『自分を再評価させるために来た。去年は最初の3試合に出た後、あまりプレーできなかった。最大限の期待と、自分を証明したいという強い気持ちを持って来た』と闘志を燃やしている。
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アルベルト・カラトラバら若手7人がトップチームの練習に参加
2028年まで契約を更新したばかりのリザーブチームのキャプテン、MFアルベルト・カラトラバ(21歳)が、ルイス・カストロ監督からプレシーズンに招集された。昨季4ゴール1アシストの成績が評価された形だ。彼を含め、ユース組織の7選手がトップチームの最初の数週間のトレーニングに参加する。IMSKE病院でのメディカルチェックを終えたカラトラバは『このクラブを深く誇りに思う。早く始めたいという大きな意欲がある』と喜びを語り、トップレベルの選手たちと練習できることに『大きな期待』を寄せた。トップチーム定着の可能性については、『それは時間が解決してくれるでしょう。日々の努力と期待に応えることで決まります』と謙虚に語った。なお、病院の出口ではアトレティコ・レバンテUDのチームメイトであるGKアシエル・エレーラと顔を合わせる場面もあった。
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パブロ・マルティネスやイケル・ロサダなど複数選手の退団が決定
トップチームから複数の退団者が発表されている。2019年にリザーブチームに加入し、2回のレンタルを経て22-23シーズンからトップチームに定着していたキャプテンのパブロ・マルティネス(28歳)が、6月30日の契約満了に伴い退団した。クラブから契約更新の打診はなかった。また、FWイケル・ロサダ(24歳)も2025-26シーズンのレンタル期間を終え、保有元のレアル・ベティスへ復帰。ロサダはバレンシアのクラブ、チームメイト、ファンから受けた待遇に感謝の意を示した。さらに、モラレスとディエゴ・パンピンも契約満了によりチームを去っている。
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マヌ・サンチェスやウナイ・ベンセドールらレンタル選手の動向
左サイドバックの補強を目指すマラガやオサスナが、昨季レバンテで33試合に出場し、最も安定した選手の一人だったマヌ・サンチェスを狙っている。セルタに復帰したばかりの彼に対し、レバンテも引き続き2部での戦力として彼を計算に入れている。彼がルイス・カストロ監督のプランに入っており、クラブが正式に獲得に動けば他クラブの獲得は難しくなる。一方で、昨季レバンテにレンタル加入するも実りの少ない期間を過ごしたMFウナイ・ベンセドールについては、アスレティック・ビルバオのテルジッチ新監督が去就を検討しており、再レンタルか買い戻しオプション付きの売却が模索されている。また、かつてレバンテからレンタルされ10万ユーロで買い取られたビクトル・フェルナンデス・ジュニアは、今季レアル・バジャドリードへレンタル移籍することが決まった。
(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)
【本日の総括】
ルイス・カストロ体制のもと、プリメーラ定着を目指すレバンテ。イボラの指導者としての成長や、エスピ、カベージョ、カラトラバら若手の台頭がチームに活力を与えています。一方でキャプテンのマルティネスらが去り、新戦力バルデリを筆頭とした新たなチーム作りが本格化しています。