移籍市場での補強動向
レバンテの今夏の補強の動きは、他クラブと比較して静かな立ち上がりを見せています。現時点で獲得が確定している新戦力は、多くても1名から2名にとどまっています。ラ・リーガの他クラブでもまだ動きがないところもありますが、レバンテも同様にスローペースで新シーズンに向けた陣容整理を進めている段階と言えます。(via ElDesmarque)
マヌ・サンチェスの去就
セルタ・デ・ビーゴからレンタル加入していたマヌ・サンチェスについて、レバンテは契約に盛り込まれていた400万ユーロの買い取りオプションを支払う意思がないことが明らかになりました。マヌ・サンチェス本人はレバンテでのプレー継続を強く望んでいますが、状況は複雑化しています。
所属元であるセルタは、今シーズン、マヌ・サンチェスの給与の一部を負担しており、これ以上の給与負担を避けるために再びレバンテへレンタル移籍させることには難色を示しています。そのため、セルタ側は交渉を急いでおらず、あえて時間をかけることで給与を全額負担してくれる他クラブからの完全移籍オファーを待つ構えを見せています。本人の希望とは裏腹に、レバンテ残留への道のりは険しいものとなっています。(via SPORT)
パブロ・マルティネスの退団
レバンテでキャプテンも務めたパブロ・マルティネスですが、クラブとの別れは非常に後味の悪いものになりそうです。6月30日に契約満了を迎えるにあたり、マルティネス本人はレバンテでの契約更新を最優先に考え、クラブからの連絡を待っていました。しかし、現時点で契約延長のオファーはおろか、構想外であるという正式な通達すら受けておらず、この対応に深く失望しています。
ミランデスやウエスカへのレンタル期間を含め、7シーズンにわたってレバンテに在籍した彼は、直近の1部昇格や今季の劇的な残留において極めて重要な役割を果たしてきました。事実、今年1月には他クラブへ移籍するオファーがあったものの、ルイス・カストロ監督から後半戦での中心的な役割を約束されたため、残留を決断したという経緯があります。それだけに、クラブ側の今回の冷遇ぶりには、選手本人だけでなく周囲からも驚きの声が上がっています。
今季のマルティネスは、2月中旬に左膝の側副靭帯を負傷するアクシデントに見舞われながらも、リーグ戦27試合とコパ・デル・レイ2試合に出場し、1864分間のプレーで1ゴール5アシストを記録しました。レバンテでの通算成績は155試合出場、12ゴール18アシストという立派な数字を残しましたが、クラブからの連絡がないまま、あと3日で正式にフリーエージェントとなることが確実視されています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
夏の移籍市場が始まっていますが、新戦力の補強は小規模にとどまっています。マヌ・サンチェスの残留交渉は金銭的な問題で難航しており、長年クラブに貢献したキャプテンのパブロ・マルティネスが不可解な対応のまま退団濃厚となるなど、クラブ運営において少し不穏な空気が漂う1日となりました。