エンソ・ペレス U-19代表への初招集と主力を欠くクラブの葛藤
2部レアル・オビエドの下部組織で育ったMFエンソ・ペレスが、スペインU-19代表に初めて選出される快挙を成し遂げた。今季2部リーグでブレイクを果たした新星の代表入りは、クラブにとって快挙であると同時に主力離脱という課題をもたらしている。
パコ・ガジャルド監督率いるU-19代表は、ウェールズで開催される欧州選手権予選第2ラウンドに臨むため彼を抜擢した。オビエドのカレロ監督から今夏以降重用されてきた彼は、限定的な出場機会から徐々に主力の座を射止めるまでに成長を遂げた。主に左サイドハーフを務めながら前線全域へ流動的に顔を出し、スポルティング・ヒホンとのダービー戦では勝利を決定づけるゴールを決めている。
しかしこの代表招集に伴い、彼は11月8日日曜日に招集された後、翌9日にチームとともにカーディフへ遠征する日程が決まった。そのため、カルロス・タルティエレで行われる次節ヒローナ戦という重要な一戦への出場が不可能となった。代表ではアイスランド、開催国ウェールズ、フィンランドとの3試合に臨み、11月18日水曜日に帰国するスケジュールが組まれている。
チームの主軸に定着したタイミングでの代表派遣は痛手となるものの、若手が国際舞台で経験を積む機会は選手個人の価値を大きく高める。下部組織出身者が2部で定着し世代別代表へ登り詰めた今回の出来事は、オビエドの育成モデルが着実に成果を結びつけていることを示している。(via SPORT)
【本日の総括】
本日のカンテラ報道では、バルセロナのブリアン・ファリニャスやバレンシアのイスマイル・エル・アウドのように、下部組織の若手がトップチームやBチームで即戦力として躍進する姿が際立った。一方でオビエドのエンソ・ペレスに見られるよう、世代別代表への抜擢がクラブのリーグ戦運用に影を落とすといった育成特有の課題も浮き彫りとなっている。11月8日からはU-19代表の活動が本格化するため、各若手選手の代表およびクラブでのさらなる成長と出場機会の推移に注目が集まる。