ニコ・マルシパル 太もも裏の腱断裂により手術へ

FCバルセロナのジュベニールAに所属する18歳のアルゼンチン世代別代表DFニコ・マルシパルが、太もも裏の腱を断裂する重傷を負い、手術を受けることとなった。左利きで足元の技術に秀でた大型センターバックとして、Bチーム昇格への階段を上り始めていた矢先の離脱だ。

アルゼンチン人の家族のもとカステデフェルスで生まれた若きDFは、2018年夏に地元クラブからバルセロナのカンテラへ入団した。当初は左サイドバックを務めていたものの、11人制サッカーへ移行する過程で左センターバックへと位置を移していった経緯がある。後方からのビルドアップで抜群の安定感を発揮するプレースタイルが高く評価され、世代別代表としてもアルゼンチンU-19で公式戦4試合に出場してきた。激しい定位置争いに苦しんだ昨季を経て、今季はジュベニールAでリーグ戦3試合に出場してオサスナ戦で1ゴールを記録したほか、ユースリーグでも2試合に先発するなど着実に存在感を高めていた。

その才能にはセカンドチームであるバルサ・アトレティコを率いるバルボ・ベレッティ監督も注目しており、すでにトップ予備軍の公式戦で2度のベンチ入りを果たしていた。未だBチームでのデビューこそ飾れていないものの、指揮官の構想には確実に組み込まれていた状態だった。ところが、乗っていた波を遮るように太もも裏の筋肉付着部を傷め、腱の剥離断裂という重症を負う事態に見舞われてしまった。

手術を経た後の復帰は、順調に経過した場合で2027年2月頃となり、ポル・プラナス監督率いるジュベニールAへの合流を目指すことになる。つまり、シーズン大半を棒に振る厳しいリハビリ生活を強いられることを意味するわけだ。下部組織で順調な成長曲線を描いていた大器だけに、この長期離脱を乗り越えて再びピッチで存在感を示せるかが今後の焦点となる。(via SPORT)

【本日の総括】

バルセロナの育成組織ラ・マシアで順調にステップアップを遂げていたニコ・マルシパルの長期離脱は、若い選手にとって大きな試練となった。順調に行けば2027年2月にポル・プラナス監督のもとへ復帰できる見込みであり、まずは無事に手術を終えて過酷なリハビリ期間を乗り越えることが待たれる。