ブリアン・ファリニャス アラベス戦で右サイドバックとして先発フル出場を果たしトップチームデビュー

20歳のスペイン人ミッドフィルダー、ブリアン・ファリニャスが、アラベス戦で右サイドバックとして先発フル出場し、FCバルセロナでの公式戦デビューを飾った。主力守護陣の相次ぐ負傷離脱という窮地を救い、背番号4を背負って攻守に強い存在感を示したことで大きな注目を集めている。

本来はラ・マシア育ちの中盤の選手だが、プレシーズンから右サイドバックとしての適性をテストされていた。昨夏にはジローナへの移籍合意が目前に迫っていたものの、監督のハンジ・フリックが将来性を見抜いて引き留めた経緯がある。そのハンジ・フリックは9.36試合に1人のペースで育成組織の選手を起用しており、ついに巡ってきた舞台で期待に応えた格好だ。

試合では持ち前の高い技術を発揮し、右ウイングのラミン・ヤマルと絶妙な連携を見せた。カデテA時代からのチームメイトである二人は息が合っており、前半31分には鮮やかなヒールパスから好機を演出した。守備面では相手アタッカーのレバシュに手を焼く場面も見られたが、物怖じしない姿勢で最後までピッチに立ち続けた。

今回の完走は、負傷者が相次ぐバックラインにおいて彼が頼れる選択肢であることを印象づけた。つまり、マルチな才能を持つ新鋭の台頭により、チームの危機をチャンスに変える準備が整ったということだ。今後は主力陣の復帰に伴い出場枠を巡る競争が本格化するが、このデビュー戦で見せた適応力は大きな一歩となる。(via SPORT)