イスマイル・エル・アウド 17歳でBチーム初得点を挙げた大器の躍進

バレンシアCFの下部組織に所属する17歳のモロッコ世代別代表FW、イスマイル・エル・アウドがBチームで初ゴールを挙げた。ジュベニル2年目でありながらシニアのセグンダRFEFで結果を残したことで、クラブの未来を担う大器として評価を高めている。

2009年生まれの彼は、オスカル・サンチェス監督が率いるVCFメスタジャに抜擢され、ここまで5試合で307分に出場してきた。そして今週末のカステジョネンセ戦において、こぼれ球に素早く反応してシニア舞台での記念すべき初得点を記録した。わずか1年前はリガ・ナシオナルのジュベニルBでプレーしていたが、世代を飛び越える圧倒的な成長スピードで階段を駆け上がっている。

フットサル出身ならではの洗練された足元の技術に加え、17歳にして身長180センチメートル近くに達する恵まれた体格を備えている。両サイドでプレー可能だが、主に左ウィングからカットインして得意の右足でシュートを放つスタイルを得意とする。国際舞台での実績も華やかで、モロッコU-17代表としてアフリカ制覇を経験し、飛び級で出場したU-17ワールドカップでも活躍した。さらにU-17代表では通算36試合に出場して12ゴール8アシストを記録し、直近ではU-18代表にも選出されている。

バレンシアとの現行契約は2028年まで残されているものの、クラブ側は将来のトップチーム昇格を見据えて早期の契約延長動向を探る方針だ。育成年代の枠を超えて大人たちのリーグで台頭する彼の躍進は、育成の名門バレンシアが新たな才能を順調に育て上げている証しといえる。(via Superdeporte)