期待の新星セルヒオ・マルティネスがデビュー戦で大絶賛!インテル戦での緊急スタメン起用も現実味を帯びる
今週初めにレーシング・サンタンデールから違約金満額を支払われて電撃加入し、2030年までの長期契約を結んだレアル・マドリード期待の若手MFセルヒオ・マルティネスが、9月5日に驚異的なデビューを飾った。
彼はレアル・マドリード・カスティージャの一員として、フベントゥ・トレモリーノス戦に臨み、後半開始からセステロに代わってピッチに投入された。チームに合流してまだ数日であり、チームメイトの名前や特徴すら十分に把握していない極限の状況にもかかわらず、後半の45分間で並外れた技術、無限のポテンシャル、そして物怖じしない強烈な個性をいかんなく発揮。チームの勝利に決定的な役割を果たし、試合後に大絶賛を浴びることとなった。
カスティージャを率いるジュリアン・ロペス・デ・レルマ監督は、この若き至宝のデビューパフォーマンスに対し、興奮を隠せない様子で称賛を送っている。ロペス・デ・レルマ監督は、彼が我々とともに戦った45分間は、彼がどのような選手であるか、その素晴らしい能力、ポテンシャル、そして何よりもその強い個性をはっきりと証明するものだったと評価。さらに、チームメイトをほとんど知らない状態であれほどのパフォーマンスを見せたことへの驚きを示し、我々は彼に非常に満足しているし、今シーズンを通してカスティージャに多大な貢献をしてくれると確信していると語った。また、加入直後から始まった目まぐるしい環境の変化についても触れ、セルヒオはクラブに加入したばかりで、トップチームでの練習、初の招集メンバー入り、そして我々のチームでの公式戦デビューと、あまりにも多くのことが極めて迅速に起こったが、彼と個人的に話をしてみると、非常に成熟した青年であり、自分が今どのような立場にいるのかを完璧に理解していることがよくわかると、その精神的な早熟さを強調した。
この若き才能に対しては、トップチームの指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督も、金曜日のベティス戦の前に高い信頼をにじませるコメントを残していた。モウリーニョ監督は、彼はトップチームとわずか2日間しか練習をともにしていないため、これ以上多くを語ることはできないと前置きしつつも、クラブが彼を獲得する前、直接トップチームの即戦力としてではなく、将来的にここに到達できるかどうかをしっかりと分析し、意見を述べていたと明かした。そして、彼は間違いなく大きなポテンシャルを秘めた少年であり、セグンダやレーシングでの開幕戦で多少の経験も積んでいると評価。ただ、ここで満足せずにさらに努力を重ねる必要があるとし、最終的に結果を出すのは彼自身だが、ここでの品質やインテンシティのレベルがこれまでとは全く異なることは容易に想像できると指摘した上で、我々と行動をともにしていること自体が、彼にとってすでに大きな一歩であると、今後の成長への期待を膨ませた。
セルヒオ・マルティネスは、9月4日にラ・カルトゥハで行われたベティス戦でトップチームのベンチ入りを果たしたものの、出場機会は得られなかった。しかし、来週火曜日の9月8日にサンティアゴ・ベルナベウで行われるチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ開幕戦のインテル・ミラン戦において、彼が電撃的にスタメン起用される可能性が急速に浮上している。
レアル・マドリードの中盤は、現在深刻な崩壊危機に直面している。昨シーズンの処分を引きずっているベルナルド・シウバ、エドゥアルド・カマヴィンガ、アルダ・ギュレルの3名が出場停止によりインテル戦を欠場することが確定している。さらに、中盤の要であるオーレリアン・チュアメニも股関節の負傷からリハビリ段階にあり、インテル戦に間に合うかどうかは依然として極めて不透明な状態である。これにより、現在トップチームで確実に起用可能な本職のセントラルMFは、フェデ・バルベルデとジュード・ベリンガムのわずか2名という異常事態に陥っている。
このような絶体絶命のメンバー危機の中で、2030年までの契約を持つ若きセルヒオ・マルティネスが招集メンバーに入ることは確実視されており、モウリーニョ監督が彼を驚きの先発としてピッチに送り出すという大胆な決断を下す可能性も、あながち否定できない状況となっている。(via MARCA / Estadio Deportivo)
ヴィニシウスが敗戦後にモウリーニョ監督への冷淡な態度を見せSNSで拡散・物議を醸す
ベティス戦で1-0の敗北を喫し、今シーズン初黒星となった重苦しい空気の中、スタジアムのスタンドから撮影された数秒の動画がSNS上で爆発的に拡散され、世界中のファンやメディアの間で大きな物議を醸している。
試合終了のホイッスルが吹かれた後、ピッチ上では両チームの健闘を称え合う光景が広がっていた。レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は、ピッチに足を踏み入れ、自軍の選手だけでなくベティスの選手たちとも握手を交わし、慰めや激励の言葉をかけるといういつもの習慣を行っていた。しかし、モウリーニョ監督がエースのヴィニシウス・ジュニオールに近づいた瞬間、不穏な空気が流れた。
ヴィニシウスは、モウリーニョ監督が差し出した手に対して、形ばかりの短い握手を交わした。しかし、監督が何か親身な言葉をかけようとヴィニシウスの顔を覗き込み、話しかけようとしたまさにその瞬間、ヴィニシウスは一切足を止めることなく、監督の目を見ることもなく、繋がれていた手を強引に振り払うようにして、足早にピッチを去っていったのである。
この一連の動作は極めて一瞬であったが、スタンドのファンが撮影した映像にはその冷淡な態度がはっきりと収められていた。SNS上では、この行動が監督に対する明らかな「無視」や反抗的なジェスチャーであると解釈され、敗戦の不満を監督にぶつけているのではないかとの批判が殺到している。もちろん、単に劇的な敗戦を喫した直後の激しい挫折感とフラストレーションによる突発的な行動である可能性も否定できないが、二人のこれまでの関係性を考えると、この態度には強い違和感が残る。
なぜなら、モウリーニョ監督は今シーズン開幕以来、メディアや対戦相手からの批判にさらされがちなヴィニシウスを最も熱心に公の場で擁護してきた最大の理解者だからである。第1節のエスパニョール戦でヴィニシウスがピッチ上で相手選手と激しい衝突を繰り返した際にも、モウリーニョ監督は記者会見の場で、ヴィニシウスは決して聖人君子ではないが、彼に対して浴びせられる敵意やラフプレーはあまりにも度を越していると主張し、まるでいじめ(bullying)を受けているかのような状況だと熱弁を振るって彼を守り抜いた。そのような絶対的な擁護者に対して、ヴィニシウスがこのような冷たい態度を取ったことは、ロッカールームの内部に新たな不協和音が生じているのではないかという憶測を呼ぶに十分な出来事であった。
さらにこのシーンは、ヴィニシウスが昨シーズンに当時のシャビ・アロンソ監督との間で見せた、より深刻な衝突劇を思い起こさせる。2025年10月に行われたクラシコにおいて、アロンソ監督から途中で交代を命じられたヴィニシウスは激しい怒りをあらわにし、激しい身振りと不満の声を上げながらピッチを去り、アロンソ監督に挨拶をすることなく直接ロッカールームへと退き、その後の関係崩壊を決定づけた。モウリーニョ監督は試合後の記者会見でも一貫して選手たちの姿勢を庇い続けていたが、ピッチ上での冷淡なジェスチャーにより、精神的な脆さとスターとしての振る舞いが再び厳しい視線にさらされている。(via SPORT)
モウリーニョ監督のスター平伏采配に批判!突破力を欠くヴィニシウスとアウェイで沈黙するエムバペの深刻な不調
ベティスに1-0の完封負けを喫したことで、レアル・マドリードの内部に潜むいくつかの深刻な構造的課題が白日の下にさらされた。その最大の論点は、指揮官であるジョゼ・モウリーニョ監督が、結局のところ前任のカルロ・アンチェロッティ、シャビ・アロンソ、アルバロ・アルベロアらと同様に、ロッカールームのメガスターたちの機嫌を伺い、彼らに平伏してしまっているのではないかという疑惑である。
ベティス戦において、最も不可解であり批判を浴びているのがアルダ・ギュレルの交代劇である。この日のギュレルは、ピッチ上で間違いなくレアル・マドリードの中で最も創造的で、攻撃のアイディアに満ちた輝きを放っていた選手であった。しかし、モウリーニョ監督は後半、攻撃の活性化が必要な局面で、この日最もパフォーマンスが良かったギュレルをピッチから下げるという安易な決断を下した。
モウリーニョ監督は試合後、ギュレルの交代について以下のように言い訳をしている。
『アルダは軽いファウルを犯しただけで、あまりにも簡単にイエローカードを提示されてしまった。しかしその後、相手ディフェンスが明らかに彼を標的にして削りにきているのを感じた。彼が2枚目のカードを受けて退場になるリスクが極めて高いという直感(feeling)があったため、彼をピッチから下げるしかなかった。彼のような好調な選手を交代させるのは本当に苦渋の決断だった』
しかし、この弁明には大きな矛盾がある。ヴィニシウス・ジュニオールも同様に早い段階でイエローカードを受けていたにもかかわらず、監督は彼を一度も交代させることなく90分間ピッチに残し続けた。
結局、モウリーニョ監督はスター選手を外す勇気を持てず、ロッカールームのパワーバランスに屈した形となった。ヴィニシウスはベティス戦で85分間、ほとんど何もできずにピッチを彷徨っていた。ベティスの右サイドバックであるエクトル・ベジェリンの執拗な守備を前に、かつての圧倒的な武器であった1対1のドリブル突破はことごとく跳ね返され、決定機を外しては不満を漏らすシーンばかりが目立った。彼がようやく輝いたのは、敗色濃厚となった試合の最終盤、すでにオフサイドの判定で幻となったカルロス・エスピのゴールをお膳立てしたパスと、キリアン・エムバペが失敗したPKを誘発したシーンのみであった。
ヴィニシウスは今シーズン、リーグ戦4試合のうち3試合で90分間フル出場を続けており、ベンチに下がったのはすでに4-1で大勝が決まっていたレアル・ソシエダ戦の残り6分間だけである。その出場時間に見合うパフォーマンスとは程遠く、4試合でわずか1ゴール2アシストに留まっている。かつてのような圧倒的なドリブルのキレは失われており、チームの攻撃を停滞させる「ロッカールームの象」として機能してしまっている。
一方、キリアン・エムバペも同様に深刻な課題を露呈した。ベティス戦で90分間フル出場したフランス代表のエースは、レアル・マドリード加入後で最悪と言えるほどに不甲斐ないパフォーマンスに終始した。ゴール前でのイージーな決定機を幾度もフイにし、試合を決定づけるはずだった後半アディショナルタイムのPKすら、ベティスのGKアルバロ・バジェスに完璧に防がれた。エムバペは今シーズン、リーガで計4ゴールを記録しているが、興味深いことにそのすべての得点が本拠地サンティアゴ・ベルナベウで決めたものであり、マラガや今回のベティスといったアウェイゲームでは完全にノーゴールで沈黙している。旅先での決定力不足は、彼の適応プロセスにおける新たな弱点として浮き彫りになった。
これらの厳しい現実に直面しながらも、モウリーニョ監督は試合後の記者会見で、普段見せようとしている冷静で内省的なキャラクターの仮面を剥ぎ取り、自己批判を一切排除した独自の主張を展開した。彼は選手たちを「ナイーブ(純真で狡猾さに欠ける)」と呼び、ファウルを受けてもずる賢く地面に倒れ込んでプレーを遅らせるようなマリーシアが足りないと愚痴をこぼした上で、このように発言した。
『なぜ我々がこの試合を落としたのか、私にはまったく理解できないし、説明のしようがない。チーム全体としての組織的なプレーは、あらゆる局面において極めて素晴らしかった。選手個人のプレースタイルや試合に対する態度についても、何の非難もできない。全員がピッチの上にすべてを出し尽くした。勝利に値したのは明らかにレアル・マドリードだったが、サッカーにおいてふさわしいチームが必ずしも勝ち点を得られるわけではない。ベティスを祝福する。彼らは最初から引き分けを狙って守備を固めて戦い、結果的に大当たりの宝くじを引き当てたのだから』
自己反省のない指揮官と、深刻な不調に陥っているヴィニシウス、実力がありながら冷遇される若手、そしてアウェイで機能しないエムバペという、現在のレアル・マドリードの歪な歪みが、この1敗によって一気に露呈したのである。(via SPORT)
ベティス公式アカウントがレアル・マドリードを徹底挑発!容赦ない煽り投稿がネットで大反響
レアル・マドリードをラ・カルトゥハで1-0で破ったレアル・ベティスは、ピッチ上での勝利だけに留まらず、試合終了後のSNS上でも信じられないほどの創造性と辛辣なユーモアを発揮し、レアル・マドリードを徹底的に煽り倒した。このベティス公式アカウント(スペイン語版・英語版)による怒涛の投稿は、ネット上で大きなバイラルを引き起こしている。
スペイン語の公式アカウントは、試合直後から合計4つの挑発的なメッセージを矢継ぎ早に投稿した。
まず一つ目は、レアル・マドリードのクラブ名そのものを皮肉り、このように言い放った。
『私が知っている「レアル(Real)」は唯一無二だ。それこそが、レアル・ベティス・バロンピエである』
さらに二つ目の投稿では、スペインの著名なサッカー系クリエイターであるDjMaRiiOの投稿をターゲットにした。彼が「ガレス・ベイルがマドリーでプレーしていた時代から、ベティスのホームで一度も勝てていない」と嘆いたポストに対し、ベティス公式は、あまりにも簡潔で、それゆえに極めて強烈な一言をリプライした。
『それでは、もう1年追加だね』
三つ目は、レアル・マドリードが歴史的に誇り、相手チームを畏怖させてきた本拠地サンティアゴ・ベルナベウの有名なスローガン「ベルナベウでの90分間は非常に長い」を真っ向からパロディ化した。
『ラ・カルトゥハでの90分間は非常に長い(90 minuti en La Cartuja son molto longo)』
この投稿は、マドリーの誇るメンタリティを逆手に取った屈辱的な挑発となった。
四つ目の投稿では、この日ヴィニシウスを完全に封じ込めたベティスの右サイドバック、エクトル・ベジェリンを讃えつつ、ヴィニシウスを煽った。映画「ロード・オブ・ザ・リング」の魔法使いガンダルフの超有名セリフを引用し、ベジェリンがヴィニシウスの前に立ち塞がっている写真とともに、このように綴った。
『お前はここを通ることはできない(No puedes pasar)』
これに対し、ベティスの英語版公式アカウントも黙ってはいなかった。英語のアカウントは、マドリーの若き至宝アルダ・ギュレルの写真を掲載し、以下のように辛辣にコメントした。
『トルコで最高の才能と言われる男との直接対決……見事に撃破した』
そして最後のトドメとして、ジョゼ・モウリーニョ監督の写真を添え、誇らしげにこのように紹介した。
『皆様に喜んでご紹介しましょう。ジョゼ・モウリーニョ率いる新生レアル・マドリードを、今シーズン初めて破った偉大なチームを!』
これまで公式戦3連勝と最高のスタートを切っていたモウリーニョ・マドリーに対し、ベティスは計6回もの計算された煽り投稿を繰り出し、完璧な勝利の余韻を楽しんだ。マドリーにとっては、試合の結果だけでなく、ネット上でも徹底的に辱められるという極めて苦い夜となった。(via SPORT)
悪夢の過去を断ち切る!レアル・マドリードCがマーク・カラスコ新監督のもとで大改革の新プロジェクトを始動
レアル・マドリードのサードチームであるレアル・マドリードCが、日曜日の午前11時からバルデベバスでアトレティコ・アルバセテとのラ・リーガ開幕戦に臨む。この試合は、チームにとって過去2シーズン続いた暗黒のトンネルを抜け出すための、極めて野心的な新プロジェクトの幕開けとなる。
ここ2年間のレアル・マドリードCの歩みは、まさにスポーツ面での悪夢そのものであった。2024年にセグンダ・フェデラシオン(スペイン4部相当)に昇格して以来、チームは完全に行き先を見失い、迷走を続けた。週ごとのチーム作りの段階から常に多くの障害がつきまとっていた。主力選手たちがカスティージャ(Bチーム)やトップチームの事情によって頻繁に引き抜かれ、分断された環境でのトレーニングを強いられた。さらに、他戦略的なフィラルの都合が優先されるなど、選手登録やチーム編成自体が常に他者に振り回され続けた。
その結果、直近の2シーズンで指揮を執った監督は3人にのぼり、降格プレーオフに2度も巻き込まれ、公式戦72試合でわずか23勝しか挙げられないという惨憺たる成績を記録した。昨シーズンはついにピッチ上で降格が決定したものの、他クラブの選手への給与未払いなどによる財務破綻が相次いだため、リーグから剥奪された2つの空き枠のうちの1つをレアル・マドリードが買い取る形で、辛うじてセグンダ・フェデラシオンへの残留を果たすという、極めて幸運な形で命を繋いだ経緯がある。
この無秩序なクラブ状況を打破し、チームをより高い競技レベルへと競争させるために、クラブは指導体制と選手構成を完全にリセットする決断を下した。この新たな挑戦をベンチから率いるのは、元レウスの監督であり、その優れた戦術眼と育成手腕を買われてマドリーに招聘された新指揮官マーク・カラスコ監督である。
カラスコ監督が率いる新生レアル・マドリードCは、登録メンバーのほぼすべてを入れ替えるという前代未聞の「大革命」を敢行した。現在登録されている25名のうち、昨シーズンからチームに残留したのは、アルバロ・ゴンサレス、ソトレス、アレックス・ペレス、マネックス、カストレロ、そしてアルバロ・ヒネスのわずか6名に過ぎない。
残り19名はすべてこの夏に加わった新顔である。そのうち14名は、昨シーズンにフベニールAを率いて驚異的な勝率を記録し、国内外の3大タイトル(3冠)を獲得した伝説的な世代からの昇格組であり、勝者のメンタリティをチームに注入することが期待されている。また、外部からの補強として5名の実力派若手を獲得した。アトレティコ・マドリードの下部組織からアイマル・ガルシアとラハドを引き抜き、ラス・ロサスからカリファ・カマラ、ラージョ・バジェカーノからパブロ・ベジョシージョ、そしてグラナダからジネビを補強した。
さらにカラスコ新監督の特権として、現在はフベニールAの籍にありながら、クラブが最高傑作と評するディエゴ・ラコスタ、バイロン、レスカノ、フラン・サンタマリア、シェリフ、イェレマイアといった「至宝」たちを、戦況やチームの必要性に応じていつでも招集し、起用できる柔軟なシステムが構築されている。暗い過去に別れを告げ、真の育成プラットフォームとして生まれ変わるための、マーク・カラスコ監督の新たな航海が今まさに始まろうとしている。(via MARCA)
レンタル中の6000万ユーロの神童マスタントゥオーノがイタリアで大苦戦!決定機を逸しハーフタイムで屈辱の交代
かつてレアル・マドリードがアルゼンチンの至宝と信じ、リバープレートから6000万ユーロを超える天文学的な巨額の移籍金を投じて獲得したフランコ・マスタントゥオーノが、レンタル先のフィオレンティーナで非常に深刻なスランプに直面している。
マスタントゥオーノは今夏、フィレンツェの地へと旅立った。彼が求めていたのは、マドリーという世界最高峰のクラブがもたらす過酷なプレッシャーから一時的に解放され、継続的な出場機会を確保し、自身の才能をじっくりと開花させるための静かな環境であった。しかし、現時点でその決断は、期待とは裏腹に最悪のシナリオを辿っている。
土曜日に行われたトリノ戦に先発出場したマスタントゥオーノだったが、彼を待っていたのはあまりにも冷酷な現実であった。前半、フィオレンティーナが試合を優位に進める中で、彼にこの試合最大の決定機が訪れた。ルーズボールを完璧に拾い上げ、キーパーと1対1になるという、誰もがゴールを確信する絶対的なチャンスを得た。しかし、精神的な焦りからかシュート精度を欠き、この決定的な場面をゴールに結びつけることができなかった。
この世紀のミスは、チームの命運だけでなく彼自身の立場をも暗転させた。ハーフタイムを迎えると、フィオレンティーナのファビオ・グロッソ監督は一切の猶予を与えることなく、彼をベンチへと下げるという厳しい懲罰的交代を敢行した。試合はその後、フィオレンティーナが1-2でトリノに敗れ、チームは開幕からローマ、フロジノーネ、トリノを相手にまさかの3連敗を気し、セリエAの最下位に沈むという非常事態に陥っている。
グロッソ監督率いるチームが完全に空中分解している中、マスタントゥオーノ自身もまた、イタリアの地で一切の輝きを放てずにいる。彼はピッチ上で常にボールを要求し、積極的にプレーに関与しようと試みているものの、ゴール前での鋭さは完全に失われており、違いを生み出すことができていない。
この悲惨な状況は、昨シーズンにレアル・マドリードで彼が経験した苦難の続きのようでもある。2025年夏、鳴り物入りでマドリーに加入した彼は、シーズン序盤こそ当時のシャビ・アロンソ監督から多くのチャンスを与えられた。しかし、フィジカル面や戦術適応で限界を露呈すると、パフォーマンスは急激に低下し、アロンソ監督から信頼を失ってベンチに固定される日々が続いた。本人も今年8月に、マドリーでの最初の1年間は本当に精神的にも肉体的にも簡単ではなかったと、挫折に満ちた過去を告白していた。
プレッシャーを避けるために選んだフィオレンティーナという新天地で、開幕3試合連続先発という最高の機会を得ながらも、3連敗と屈辱のハーフタイム交代という最悪のスタートを切った神童。まだシーズンは始まったばかりであり、汚名を返上する時間は残されているが、彼が再びレアル・マドリードの主力として返り咲くための道のりは、想像以上に険しいものとなっている。(via SPORT)
CL開幕戦で激突するインテルがナポリを3-2逆転撃破!エースのラウタロ・マルティネスが劇的2発でマドリーへ警告
レアル・マドリードが来週火曜日の9月8日にサンティアゴ・ベルナベウで迎える、今シーズンのチャンピオンズリーグ開幕戦。その対戦相手であるイタリアの絶対王者インテル・ミランが、本拠地サン・シロで行われたナポリとの大一番において、劇的な3-2の逆転勝利を収め、レアル・マドリードに対してこれ以上ない強烈な警告を突きつけた。
この試合は、近年のセリエAでスクデットを交互に分け合ってきた(直近4シーズンで両チームが2度ずつ優勝)現代のイタリアフットボールにおける「真のクラシコ」にふさわしい、凄まじい熱量と激しい乱打戦となった。
試合は後半開始直後に劇的に動いた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督率いるナポリが、後半49分にマッテオ・ポリターノのゴールで先制すると、わずか3分後の52分にはラスムス・ホイルンドが追加点を挙げ、インテルは一瞬にして0-2の窮地に立たされた。しかし、ここでインテルを救ったのが、キャプテンであり絶対的なエースであるアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスであった。
2点差とされた直後の55分、ラウタロが電撃的なゴールを奪い、反撃の狼煙を上げた。ここからクリスティアン・キブ監督率いるインテルの猛烈な攻勢が始まり、今週「昨シーズンの年間最優秀選手」に選ばれたばかりのフェデリコ・ディマルコと、中盤を支配したピョートル・ジエリンスキのタクトのもと、ナポリを完全に自陣に押し込めた。そして、後半頭から投入されていたマルクス・テュラムが、カルロス・アウグストの完璧なクロスからヘディングシュートを叩き込み、試合を2-2の同点に追いつかせた。
そしてドラマは試合の最終盤、アディショナルタイムに訪れた。サン・シロのサポーターが固唾を飲んで見守る中、ゴール前のこぼれ球に野生的な嗅覚でいち早く反応し、ファーサイドでネットを揺らしたのは、またしてもラウタロであった。劇的な逆転決勝ゴールにより、サン・シロは割れんばかりの歓声に包まれた。
ラウタロは今週、自身の去就についてメディアに対し、バルセロナからの魅力的なオファーを明確に拒否したことを告白し、自分はミラノでの生活とこのクラブに信じられないほど満足しており、ここを離れる理由はないと、熱い忠誠心を語ったばかりであった。
精神的にも、肉体的にも、そしてキャプテンとしての責任感においても今まさにキャリアの絶頂期にあるラウタロ・マルティネス。中盤が完全に崩壊し、守備陣にも不安を抱えるレアル・マドリードにとって、この怪物ストライカーが率いるインテルとの火曜日の大一番は、極めて過酷な試練となることは間違いない。(via SPORT)
ベティス戦前の「セウタ」連帯セレモニーの感動と、その裏で沸き起こったペドロ・サンチェス首相への侮辱コール騒動
ラ・カルトゥハで行われたベティス対レアル・マドリードのキックオフ直前、スタジアムに詰めかけた66,046人の観客を大いに感動させ、同時にSNS上で深刻な政治的議論を巻き起こす大きな出来事が発生した。
この試合の戦いに先立ち、ベティスとレアル・マドリードの両チームは、ピッチ上にセウタ自治都市の巨大な旗と、スペインの国旗を並べて掲げるという特別な連帯セレモニーを実施した。
現在、北アフリカに位置するスペインの領土であるセウタは、極めて深刻かつ危機的な移民問題に直面している。セウタ自治都市のファン・ヘスス・ビバス大統領は、昨日行われた会合において、この街は今や常に極限のストレスにさらされており、いつ爆発してもおかしくない圧力鍋のような危険な状態にあると厳しい窮状を訴えていた。
このような困難な状況の中で行われたスタジアムでの大々的な連帯に対し、ビバス大統領(国民党/PP所属)は、ベティスのアンヘル・アロ会長やスタジアムのサポーターに向けて、言葉に尽くせないほどの深い感謝を表明した。ビバス大統領は、この忘れられない、心温まる連帯と支持のジェスチャーは、私たちの街が直面している最も暗く過酷な瞬間において、どれほど大きな精神的支えとなるかを明確に証明してくれたと語り、この温かい行為は私たちの魂に深く染み渡り、決してセウタが孤独ではないことを実感させてくれた、昨日を境にセウタのすべての市民がベティスファンになったと付け加えた。さらに、セウタは決して売り物ではなく、私たちは決して屈しない、自らの手で最後までこの街を守り抜くという強い意志を改めて表明した。
また、このセレモニーの前日には、スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督や、RFEFのラファエル・ロウサン会長もセウタを訪問し、今夏に北米W杯で勝ち取ったばかりの黄金の世界一トロフィーを携えて自治都市への絶対的な支持と連帯を約束していた。
しかし、この美しく感動的な連帯セレモニーの裏側で、スタジアムの大部分の観客席から、スペインのペドロ・サンチェス首相に対する極めて過激で侮辱的なチャントが沸き起こるというトラブルも発生した。この怒号が響き渡る動画は、試合後からSNS上で急速に拡散され、社会的・政治的な波紋を広げている。困難な危機に瀕するセウタへの連帯という純粋なフットボールの善意の裏で、現代スペイン社会が抱える根深い政治的対立がピッチに影を落とした形となった。(via Estadio Deportivo)
守護神バジェスと曲者バルトラが激白!エムバペのPKを阻止した極限の心理戦とタイミングの駆け引き
レアル・マドリードに1-0で勝利したベティス。この歴史的な勝ち点3をもたらした最大の分岐点となったのは、試合終了間際のアディショナルタイムに、キリアン・エムバペが放ったPKを巡る攻防であった。この極限の緊迫した場面について、PKをストップしたベティスの守護神アルバロ・バジェスと、その跳ね返りを驚異的な反応でクリアしてゴールを死守したマーク・バルトラが、メディアに対してその驚くべき「心理戦」と「駆け引き」の舞台裏を詳細に告白した。
まず、キッカーであるエムバペと直接対峙したゴールキーパーのアルバロ・バジェスは、キックの直前に仕掛けた大胆な「メンタル戦」について明かした。
バジェスは、ペナルティスポットに立つエムバペに対し、最大の敬意を払つつも、彼を精神的に激しく揺さぶるための言葉を耳元で囁いたという。バジェスはエムバペに対し、このように話しかけた。
『幸運を祈るよ。まさかアディショナルタイムにPKを蹴るなんて、本当に信じられないほどの運の持ち主だな』
この言葉によってエムバペの集中力を絶妙に削ぐことに成功したバジェスは、エムバペのシュートコースを完全に読み切っていた。バジェスは、トニ・ドブラスGKコーチとともにエムバペの直近2回のPKデータを徹底的に分析しており、彼がそれらをすべて逆側に蹴っていたことを把握していた。さらにエムバペがキーパーの動きを最後の最後まで見極めてから蹴る特徴があるため、自分からは絶対に先に動かないようギリギリまで頑なに待ち、自身の意志を固めていた左側へと完璧に跳び、シュートをセーブした。
バジェスは、PKを止めた直後の興奮したサポーターとの祝祭の中で、味方が興奮して自分の上に飛び乗ってきた際に目の前にいたエムバペと軽く接触してしまったことについても、決して悪意はなかったと試合後に釈明し、エムバペも何も問題はないと言ってくれたと語った。そして、今回のPKストップは、自身のキャリアにおける最高の瞬間の一つであり、以前にチャンピオンズリーグ出場権を獲得した時の感動に匹敵する、個人的な大きな成長を実感できる特別な日になったと満面の笑みで振り返った。
一方、バジェスが弾いたボールを間一髪でクリアしたマーク・バルトラも、その瞬間におけるルールと身体能力の限界を極めた「タイミングの駆け引き」を熱く語った。
バルトラはキックの瞬間、バジェスがシュートをセーブした後に真っ先にクリアするために、キッカーのキックモーションに合わせてギリギリのタイミングまでエリア外で持ちこたえる計算を行っていた。バルトラは、攻撃でも守備でも、常に相手がボールに触れる瞬間まで極限まで待ってから動き出すことを意識しており、今回もすべてはコンマ数秒のディテールで決定したと語る。もしエムバペのキックがほんのコンマ5秒遅れていたら、自身の足が完全にエリア内に侵入してファウルになっていたかもしれないが、完璧なタイミング(timing)を計ってエリア内に足を踏み込み、見事にクリアすることができたと神に深く感謝した。
さらに、試合後にレアル・マドリードのモウリーニョ監督が判定への不満を爆発させ、公式メディア(レアル・マドリードTV)などが「バルトラがキックの瞬間にエリア内に侵入していたため、PKはやり直されるべきだった」と猛烈に抗議していることに対し、バルトラは皮肉交じりにこのように言い返した。
『モウリーニョ監督のドキュメンタリーを以前見たことがあるが、彼は敗戦の言い訳として他の話題を持ち出し、世間の注意を巧妙にそらすのが非常に得意な指揮官だ。彼は確かに偉大な監督であり心からリスペクトしているが、私はそのような外野の雑音よりも、我々のチームが勝ち取った歴史的な勝利と、ピッチ上での素晴らしいパフォーマンスについて語りたい』
バルトラはこの試合、前半終了間際に負傷したディエゴ・ジョレンテに代わって急遽ウォーミングアップも不十分な状態でピッチに投入されたが、出場直後にエムバペの決定的なシュートを胸と頭でライン際でクリアするなど、獅子奮迅の活躍を見せていた。ベティスがホームでレアル・マドリードから勝利を挙げるのは実に5年ぶりの快挙であり、守護神とベテランDFによる極限の精神的連携が、マドリーの誇るメガスターの野望を完全に打ち砕いたのである。(via SPORT)
【本日の総括】
ベティスに手痛い敗戦を喫し、ピッチ外の雑音やスター選手の不調など暗雲が立ち込めるレアル・マドリード。しかし、セルヒオ・マルティネスのような新たな才能の台頭や、Cチームの大改革など、未来に向けたポジティブな種も確実に蒔かれています。火曜日に控えるCL開幕戦のインテル戦は、中盤の絶対絶命の危機を乗り越え、チームの底力が試される大一番となるでしょう。
