アニス・ハジ・ムサの叛旗:フェイエノールトのエースが強硬ボイコット

バルサのチャンピオンズリーグ開幕戦の対戦相手であるフェイエノールトに激震が走っています。サウジアラビアのアル・イテハドから提示された3700万ユーロというクラブ史上最高額のオファーに対し、クラブが移籍を認めない方針を示したことで、大黒柱である24歳のアルジェリア代表FWアニス・ハジ・ムサが「反乱」を表明。土曜日のNECナイメヘン戦への帯同を拒否するボイコットを強行しました。元バルサのファン・ブロンクホルスト監督は引き留めを試みたものの、家族や代理人の説得もあり、サウジの巨額の給与を望む本人の意志を覆せませんでした。このボイコットを受け、水曜日のSpotifyカンプ・ノウでのバルサ戦で彼が起用される可能性は極めて低くなりました。フェイエノールトはNEC戦を1-3で勝利したものの、最大の攻撃力を欠いた不穏な空気のままバルサ戦に臨むことになります。

(via Mundo Deportivo)

アンソニー・ゴードン獲得劇:デコSDによる「情報漏洩ゼロ」隠密作戦

今シーズン、ウイングやセンターフォワードなど複数の役割をこなして素晴らしい活躍を見せているアンソニー・ゴードンの移籍について、デコSDが進めた徹底的な隠密交渉の全貌が明かされました。デコSDはメディアへの情報漏洩を防ぎ交渉を有利に進めるため、すべての関係者に完全な守秘義務の徹底を求めました。代理人側はこの機密性を「バルサの本気度を示す証拠」と捉えて快諾。4月21日、そして5月26日とデコSDは極秘裏にロンドンに渡り、代理人と直接交渉を行って合意を取り付けました。ゴードンがニューカッスルで中央をプレーした際の空間アタック能力を絶賛していたデコSDは、ラフィーニャの代役ではなく共存させる存在として獲得を熱望していました。さらにフリック監督も直接電話で話し合いを行い、プロジェクトを説明して本人の熱意を高めました。当初のファンからの懐疑的な声を吹き飛ばし、彼は今、完璧な適応でピッチ上に違いをもたらしています。

(via SPORT)

トゥウェンテの至宝ルート・ネイスタット:テン・ハグがバルサ移移籍を完全ブロック

バルサが今夏の移籍市場で水面下で追いかけていた、オランダ・FCトゥウェンテに所属する18歳の有望株DFルート・ネイスタットの獲得失敗の裏舞台が明らかになりました。バルサは彼に対し約800万ユーロの移籍金を提示したものの、トゥウェンテ側の更なる金銭要求により交渉は決裂。現在トゥウェンテのディレクターを務めるエリック・テン・ハグ氏(前マンチェスター・ユナイテッド監督)は地元メディアで、彼の移籍を自らブロックしたことを語っています。テン・ハグ氏は『複数の非常に大きなクラブからルートに関心が寄せられているのは周知の事実だ』と認めつつも、『彼はここに残ることを望んでいる。今年6月に2029年まで契約を更新したのは偶然ではない。我々と共にここで成功を収めるというステップを望んでいる』と断言。バルサにとって彼の獲得チャンスは1月の市場まで持ち越しとなりました。

(via SPORT)

6000万ユーロの財務的ジレンマ:1月の新DF補強か、それともサラリーキャップの底上げか

夏の市場が終わったばかりのバルサですが、デコSDを筆頭に1月2日開幕の冬の移籍市場に向けた苦渋の決断を迫られています。現在、クラブはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)上で「約6000万ユーロ」の資金マージンを保持していますが、その使い道を巡るジレンマが発生しています。1つは、補強が叶わなかった左利きのセンターバックを1月に獲得すること。もう1つは、来シーズン(2027/28)のサラリーキャップ(LMS)の補填に回すことです。バルサは来シーズン、Spotifyカンプ・ノウの屋根設置工事の影響により、最初の約4ヶ月間はモンジュイックのエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスに戻る必要があります。モンジュイック期間は入場料収入が激減するため、クラブ収入は今季(2.9億〜3億ユーロ)から約4000万ユーロ下がり、約2.5億ユーロに落ち込みます。ラ・リーガの規約第44.4条ノート7に基づき、冬の市場前に申請すれば、6000万ユーロの75%(約4500万ユーロ)を来季のLMSにスライドさせて「1:1ルール」の超過を防ぐことができます。しかし、それを選択した場合、来夏の初期補強マージンはゼロになり、選手を売却するまで新戦力を獲得できなくなります。冬の補強か、将来の財務の健全化か、3ヶ月以内に答えを出さなければなりません。

(via SPORT)

下部組織の新星たち:ベレッティBチームの開幕とフベニールAの圧倒的爆発

バルサの未来を担うカンテラの若き才能たちが輝きを放っています。ジュリアーノ・ベレッティ監督率いるバルサ・アトレティク(Bチーム)は、今週末の日曜日にナハラCDとの開幕戦(ヨハン・クライフ・スタジアム)を迎えます。主力の大半が入れ替わった今季、共同キャプテンとしてランドリー・ファレ、エデル・アレル、ギリェム・ビクトル、アレックス・カンポスの4名が就任しました。ベレッティ監督は『非常に充実した7週間のプリシーズンを経て、選手たちは自信に満ちている。選手をトップチームに送ること、そしてチームとしての昇格を目指すことという2つの目標がある』と語りました。一方、フベニールAはリーグ開幕戦でフエスカを相手に大爆発。ニル・ヴィセンスの2得点に加え、ヌフ・フォファナ、ジョニ、ロベルト・トマス、ミハル・ズクのゴールで大勝を飾りました。特にカデテAから飛び級で昇格し、中盤のアンカー「6番」の位置で抜群の配球を見せた16歳のサム・ボルニケルや、新加入のジョニ・エルナンデスが大きな存在感を示しています。彼らは水曜日にユースリーグ(フェイエノールト戦)に挑む予定です。

(via SPORT)

【本日の総括】

バルサはトップからカンテラまで驚異的な勢いを見せる一方、CLの相手フェイエノールトのエース反乱など追い風も吹いています。また、冬の補強や将来のスタジアム減収を見据えた財務の舵取りも非常に重要になります。