【今日のラインナップ】
✅ ヘタフェ [敵地ベルナベウでの歴史的勝利、ボルダラスの手腕とミージャの躍動、会長の退任宣言]
✅ アトレティコ・マドリード [コパ準決勝バルサ戦に向けバリオス復帰、突破へ万全の布陣]
✅ レアル・ベティス [ダービーの反省とフィダルゴの初ゴール、アムラバトのリハビリ状況]
✅ セビージャFC [ダービーの余裕と新星オソの台頭、レトロユニフォームの発表準備]
✅ デポルティーボ・アラベス [クデ監督がリーベルへ電撃退任、後任はキケ・サンチェス・フローレス]
✅ セルタ・デ・ビーゴ [ジュグラの復活とELチケット即完売、スウェドベリのキラーぶり]
✅ ラージョ・バジェカーノ [A・ガルシアが施設を猛批判、レジェンドのトレホが今季限りでの退団を発表]
✅ RCDエスパニョール [人種差別被害のオマルを全面支持する声明と残留に向けた決意]
✅ バレンシアCF [ラマザニ買取難航、ギド契約延長プラン、GKアギレサバラの重傷とペネフへの支援]
✅ アスレティック・クルブ [コパ準決勝への準備と、来季右SBの過剰人員問題]
✅ レアル・ソシエダ [オスカルソン復帰、日本人・久保建英の無念の欠場とウェズレイの構想外]
✅ ビジャレアルCF [Bチームが9年前の記録に並ぶ10試合連続無敗を達成]
✅ レバンテUD [エッタ・エヨンの深刻なゴール日照りと続くスタメン落ち]
✅ レアル・サラゴサ [残留へ絶望的な状況、SD交代とテレビ番組でのイジり]
✅ レアル・オビエド [ラージョ戦への決意とSD廃止構想、ラッシュフォードへの差別発言ファンへの求刑]
✅ ラシン・サンタンデール [カステリョン戦での観客トラブルで相手クラブと真っ向対立の声明]
✅ CDカステリョン [ラシン関係者の挑発行為を非難し、招待席の変更を決定]
✅ グラナダCF [再び降格圏転落の危機、パチェタ監督の苦悩と決意]
✅ マラガCF [フネス監督下で驚異のV字回復、プレーオフ圏内を維持]
✅ UDラスパルマス [カンテラの功労者ティノ氏死去、フステルの活躍と元所属選手たちの不振]
✅ CDテネリフェ [Macronとの新契約合意と、新星パウ・フェルナンデスの大ブレイク]
✅ エルチェCF [ラファ・ミルの人種差別疑惑に関する新たな弁明映像が公開される]
✅ スポルティング・ヒホン [亡きファンへの追悼と、レガネス戦でのVARシステム障害への激怒]
✅ アルバセテ・バロンピエ [ジェフテ・ベタンコルが過去の非行と更生を赤裸々に告白]
■【ヘタフェ】🔵
敵地サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードを0-1で撃破するという、18年ぶりの歴史的偉業を成し遂げた。マルティン・サトリアーノの鮮やかなゴールで奪ったリードを、完璧な守備戦術で最後まで守り切った。ホセ・ボルダラス監督は試合後、「プランが完璧に機能した。平日に準備してきたことをピッチで体現してくれた選手たちを誇りに思う」と絶賛し、冬の移籍市場で加入した4選手を起用して勝利を収めた手腕を誇った。
この試合では、アラン・ニョムとヴィニシウスの間で激しい口論が勃発した。これは前半戦の対戦時にニョムが退場した際、ヴィニシウスが「良い交代だ」と挑発したことに対する意返しであり、クラブ公式SNS(X)も「ジェネがやるのも好きだが、あれは『良い交代』だったと言っておこう」と皮肉たっぷりの投稿を行っている。
中盤で圧巻のパフォーマンスを見せたのがルイス・ミージャだ。今季怪我なくプレーを続ける彼は、ラ・リーガでラミン・ヤマルに次ぐ8アシストを記録し、ボール奪取数も141回でリーグトップに立つ。SDのトニ・ムニョスがスペイン代表入りを熱望するほどの出来であり、ミージャ本人はCOPEのインタビューで、前半に起きたリュディガーのディエゴ・リコに対する膝蹴りについて「ロッカールームで映像を見たが、疑いの余地はない暴力行為だ」と怒りを露わにした。
さらに、アンヘル・トーレス会長はOnda Ceroのインタビューに応じ、コリセウムの改修が完了する2028年をもって会長職から完全に退くことをサプライズ発表した。「家族との約束だ。スタジアムが完成したら私は去る」と明言しつつ、対戦相手に対しては「何をしたいのか分からないチームだ」と痛烈なダメ出しを行っている。
■【アトレティコ・マドリード】🔴⚪
コパ・デル・レイ準決勝第2戦、敵地カンプ・ノウでの一戦に向けて万全の準備を整えている。第1戦を4-0で大勝しており、13年ぶりの決勝進出に王手をかけている。ディエゴ・シメオネ監督の通算780試合の指揮において、5点差以上で敗れたことは一度もなく、4点差での敗北もわずか5回(いずれもチャンピオンズリーグやクラブW杯での国外クラブ相手)のみという圧倒的なデータが、突破の確率(ベッティングオッズでの分析ではバルセロナの逆転確率は約14%)を裏付けている。
遠征メンバー25名には、負傷離脱していたパブロ・バリオスがサプライズで復帰し、Bチームでデビューを飾ったフリオ・ディアスも帯同した。ゴールマウスにはコパ・デル・レイで無失点を続けるフアン・ムッソが先発予定。前線にはフリアン・アルバレス、アントワーヌ・グリーズマン、アデモラ・ルックマン、アレクサンデル・セルロートの「ファンタスティック4」が控えており、彼らが1点でも奪えば相手の逆転の目は完全に潰れると目されている。
■【レアル・ベティス】🟢⚪
セビージャとの「エル・グラン・デルビ」で、前半の2-0のリードを守り切れず2-2の引き分けに終わった痛恨の試合を受け、マヌエル・ペレグリーニ監督は練習前に5分以上の異例の長時間ミーティングを実施し、チームの意識改革を図った。チミー・アビラとは個別に対話の場を持った。
練習にはマルク・ロカが負荷調整のためジムでのメニューとなり、アントニーは発熱のため欠席。イスコ、ロ・チェルソは引き続き負傷離脱中である。一方、右足首の関節鏡手術を受けてオランダで療養していたソフィアン・アムラバトがセビージャに帰還した。「当面は走るだけ」と本人が語る通り、ジムでの個別リハビリから復帰への道を歩み始めている。
新加入のアルバロ・フィダルゴは、見事なシュートで加入後初ゴールをダービーで記録したが、後半の失速により後味の悪い結果となった。自身のSNSで「サポーターの怒りは完全に理解できる。痛い引き分けだったが、このユニフォームでの初ゴールは一生の思い出になる」と綴っている。
来夏に向けた補強として、以前から狙っていたサークル・ブルッヘの左SBフラヴィオ・ナジーニョ(ギニアビサウ出身)の獲得を再検討している。移籍金は約600万ユーロと見込まれるが、ドイツのシュトゥットガルトも強い関心を示しており、激しい争奪戦が予想される。
■【セビージャFC】⚪🔴
ダービーでの劇的な同点劇の余韻に浸っている。試合直後、DAZNのカメラがキケ・サラスとルシアン・アグメの会話を捉えており、サラスが「勝てる試合だったよな。あいつらビビっていた(Estaban cagados)」と発言したことが話題となっている。
クラブはラ・リーガ第31節のアトレティコ・マドリード戦で実施される「レトロウィーク」に向け、アディダス製の特別なレトロユニフォームの発表を3月19日に控えている。40年以上前のデザインをインスパイアし、旧アディダスロゴや特徴的な襟を採用したデザインになる予定で、記録的な売上が期待されている。
また、トップチームで台頭しているカンテラ出身のホアキン・マルティネス(通称オソ)に大きな注目が集まっている。マラガのユースから引き抜かれ、ウイングから現代的なフルバック/ウイングバックへと見事なコンバートを遂げた。彼の父親はUEFAプロライセンスを持つ指導者であり、スポーツ一家で育った背景を持つ。2027年までの契約を結んでいるが、23歳を迎える来季に向けてトップチーム登録と契約延長の準備がすでに進められている。
■【デポルティーボ・アラベス】🔵⚪
激震が走った。エドゥアルド・“チャチョ”・クデ監督が、アルゼンチンの名門リーベル・プレートの監督に就任するため、シーズン途中での電撃退任が決定した。マルセロ・ガジャルドの辞任に伴う引き抜きであり、リーベル側からアラベスに対して約100万ユーロの違約金が支払われることで合意に達した。クデは既に選手たちへの別れの挨拶(パシージョ)を済ませ、ブエノスアイレスへ飛び立つ。
降格圏までわずか2ポイントという危機的状況の中、クラブは迅速に動き、後任としてスペインでの経験が豊富なキケ・サンチェス・フローレスと2028年6月までの契約で合意した。メスタージャで行われる次節のバレンシア戦という、自身の古巣相手の重要な残留直接対決から指揮を執ることになる。
■【セルタ・デ・ビーゴ】🩵
ジローナ戦での逆転勝利の立役者となったフェラン・ジュグラが最高の状態を取り戻している。クラブ・ブルッヘから約700万ユーロで加入後、適応に苦しんだ時期もあったが、直近の試合では前線での鋭い動きと決定力を発揮し、チームを牽引している。
また、スウェーデン人MFウィリオット・スウェドベリは次節のレアル・マドリード戦に向けて闘志を燃やしている。彼はプロキャリアで決めた17ゴールのうち、実に4ゴールをマドリー相手に記録しており(わずか215分間の出場で4得点)、今回も「マドリー・キラー」としての活躍が期待されている。
さらに、ヨーロッパリーグのベスト16、オリンピック・リヨン戦(バライードスでの第1戦)のチケットがシーズンチケット保持者向けに発売されるや否や、わずか数分で即完売となった。クラウディオ・ヒラルデス監督のもと、公式戦4連勝と絶好調のチームに対するファンの熱狂は最高潮に達している。
■【ラージョ・バジェカーノ】⚡
クラブの内部環境の劣悪さに対し、選手たちから悲痛な声が上がっている。アルバロ・ガルシアは「Los Fulanos」のポッドキャストに出演し、「遠征の手配で常に揉めている。練習場のピッチは他の下部カテゴリーのチームよりも酷い状態だ。ヨーロッパを目指して戦っているのに、これでは自分たちの武器を奪われているようなものだ」と、マルティン・プレサ会長の杜撰な経営を痛烈に批判した。
そして、クラブの生きた伝説である37歳のオスカル・トレホが今シーズン限りでの退団を表明した。「平和な気持ちで去る。何もないところから昇格を勝ち取り、ヨーロッパの舞台に立つという夢を果たせた。ラージョ・バジェカーノは私の人生のクラブだ」と感動的な手紙を公開し、外国人選手としてのクラブ最多出場記録保持者は静かにスパイクを置く準備を始めている。
■【RCDエスパニョール】🐦
エルチェの敵地マルティネス・バレロで行われた試合で、深刻な人種差別事件が発生した。オマル・エル・ヒラリが、エルチェのFWラファ・ミルから「パンテラ(小舟)に乗ってきたんだろ」「モロッコ人」といった差別的な侮辱を受けたと主審のイオス・ガレチ・アペステギアに報告。試合が数分間中断され、人種差別プロトコルが発動された。
これを受け、エスパニョールは公式声明を発表。「人々の尊厳を傷つけるいかなる行為も強く非難し、オマル・エル・ヒラリを全面的に支持する。事実関係の厳格な究明を求める」と断固たる姿勢を示した。
マノロ・ゴンサレス監督率いるチームは現在9試合連続未勝利(6敗3分)と苦しい状況にあるが、次節オビエド戦、そしてヘタフェ戦と続く本拠地RCDEスタジアムでの連戦で勝ち点42の残留ラインを確定させるべく、ロッカールームは結束を固めている。
■【バレンシアCF】🦇
リーズ・ユナイテッドからレンタル加入中のラルジ・ラマザニが、直近のリーグ戦3試合で3ゴールを挙げる大活躍を見せ、カルロス・コルベラン監督の絶対的レギュラーに定着した。しかし、契約に買取オプションが含まれておらず、2028年まで契約を残すリーズ側に売却の義務もないため、ピーター・リム体制下で大型投資を避けるクラブにとって、完全移籍での獲得は極めて困難なミッションとなっている。
中盤の要として圧倒的なスタッツ(パス成功率85%、デュエル勝率60%、被ドリブル突破わずか1回)を叩き出しているギド・ロドリゲスについては、クラブは現行の半年契約から2年間の契約延長をオファーする計画を正式にスタートさせた。ロン・グーレイCEOも「彼には残る意思がある」と残留に自信を見せている。
悲報も飛び込んできた。アスレティック・クルブからレンタル中のGKフレン・アギレサバラが、練習中の不運なアクションで左膝の半月板を損傷した。ビトリアでの精密検査と手術の判断を待つ状態だが、今季絶望となる可能性が非常に高く、チームはストール・ディミトリエフスキとクリスティアン・リベロ、Bチームのビセント・アブリルで乗り切ることを余儀なくされている。
また、クラブのレジェンドであり、現在ガン闘病中のルボ・ペネフへの支援活動が続けられている。フェルナンド・ジネルはÀ Puntの番組で「今日彼から直接電話があり、10回もありがとうと言われて思わず涙が出た。声はかすれていたが生きる気力に満ちている。我々は最後まで彼を支援し続ける」と語った。
■【アスレティック・クルブ】🦁
コパ・デル・レイ準決勝第2戦のレアル・ソシエダ戦に向けて緊張感が高まっている。第1戦をホームで0-1と落としているため、アノエタでの逆転勝利が必須となる。試合の主審はセサル・ソト・グラード、VARはホルヘ・フィゲロア・バスケスが担当することに決定した。
クラブの来季編成において、大きな決断が迫られている。右サイドバックのポジションに、現在所属するヘスス・アレソ(1200万ユーロで獲得も不調)、アンドニ・ゴロサベル、契約延長を望むベテランのイニゴ・レクエに加え、ジローナへのレンタルで25試合に出場し急成長を遂げたカンテラーノのウゴ・リンコンが復帰するため、4人の実力者が渋滞するオーバーブッキング状態となっている。ハビエル・クレメンテもリンコンの才能を絶賛しており、首脳陣は誰を残し誰を放出するかの困難な選択をしなければならない。
■【レアル・ソシエダ】⚪🔵
コパ・デル・レイ準決勝のアスレティック・クルブ戦(第2戦)へ向けた最終調整が行われた。朗報として、筋肉の違和感で別メニューだったFWオリ・オスカルソンが全体練習に復帰し、スプリントもこなしたことで試合のメンバー入りが確実となった。ジョブ・オチエンやアイトール・フラガらBチームの若手も練習に参加している。
一方、日本人選手の久保建英に関する極めて重要な最新情報がある。 久保は負傷により、ルペレス、アルバロ・オドリオソラと共にこの決定的なバスク・ダービーを無念の欠場となることが確定した。現在も懸命なリハビリと回復プロセスを続けている状態であり、チームにとって計り知れない痛手となっている(※なお、浅野拓磨に関する最新ソースでの言及は一切存在しない)。
また、冬の移籍市場でアル・ナスルからレンタル加入した20歳のブラジル人WGウェズレイ・ガソバは、ペジェグリーノ・マタラッツォ監督の戦術に全くフィットしておらず、直近2試合で完全な構想外となっている。ゴンサロ・ゲデスやバレネチェア、ザハリャンの序列が上回っており、1200万ユーロの買取オプションが行使される可能性は皆無と報じられている。
■【ビジャレアルCF】🟡
トップチームがカンプ・ノウでバルセロナに4-1で敗れた裏で、ダビド・アルベルダ監督率いるビジャレアルBがプリメーラRFEF(3部)で快進撃を続けている。レアル・ムルシアとのドローにより10試合連続無敗(4勝6分)を達成し、2017-18シーズンに記録した9年前のクラブ無敗記録に並んだ。次戦のエルデンセ戦で勝利すれば、昇格プレーオフ圏内への復帰を果たすことになる。
■【レバンテUD】🐸
2部リーグでの戦いが続く中、ストライカーのエッタ・エヨンの深刻な不振がアラームを鳴らしている。昨年10月26日のマジョルカ戦を最後にラ・リーガでゴールがなく(公式戦の最後のゴールは12月24日のカメルーン代表戦)、ルイス・カストロ監督のもとで4試合連続のスタメン落ちとなっている。監督は「彼は素晴らしいプレスを見せているが、少ない時間で3ゴールを挙げている20歳のカルロス・エスピを今は優先する」と明言。残り12回の「決勝戦」に向け、エヨンの復調が1部昇格への絶対条件となっている。
■【レアル・サラゴサ】⚪🔵
2部リーグ最下位で残留ラインから8ポイント差という、クラブ史上最大の危機に瀕している。新任のラロ・アランテギSDは、カンテラや地域サッカーに精通したネストル・ペレスをアシスタントコーチとして招聘。当面は暫定監督のダビド・ナバーロが次節カディス戦の指揮を執るが、フアン・イグナシオ・マルティネスの招任が見送られ、ナバーロがシーズン終了まで続投する可能性が高まっている。
この歴史的低迷は、全国放送のコメディ番組「La Revuelta」でもダビド・ブロンカーノによって大きく取り上げられた。熱狂的ファンが出版した『Zaragoza 'til I die』という過去20年の苦難をまとめた本が紹介され、かつてナイムがアーセナル相手に決めた伝説のゴール映像と比較されながら、「近年で最も悲しい状況」とイジられる事態となっている。
残留(推定ボーダーライン48ポイント)を果たすためには、残り14試合で最低5勝9分という、上位チーム並みの驚異的なペースでの勝ち点獲得が義務付けられており、データ上は「ミッション・インポッシブル」と形容されている。
■【レアル・オビエド】🔵⚪
ピッチコンディション不良により直前で延期されていたラージョ・バジェカーノ戦を迎える。ギジェルモ・アルマダ監督は会見で「今年最も重要な試合だ。直前の延期など一流リーグの措置とは思えないが、それが我々に反骨心を与えている」と語った。
足首の負傷を抱えるアルベルト・レイナの出場が不透明な中、監督はサンティ・カソルラをスタメンで起用するか、後半の勝負所でのジョーカーとして投入するかのプランBを練っている。
クラブフロントではパチューカ・グループの主導により、来季に向けた大規模な人事改編が進行中。アグスティン・ジェイダがゼネラルマネージャーに昇格し、ロベルト・スアレスが国内スカウト部門に異動することで、スポーツディレクターという役職自体を廃止する構想が浮上している。
また、昨年9月にカルロス・タルティエレで行われたバルセロナ戦で、マーカス・ラッシュフォードに対して「ニガー(negrata)」と人種差別的な暴言を吐いた19歳のファンに対し、アストゥリアス州検察は懲役1年3ヶ月、罰金2,880ユーロ、および2,000ユーロの賠償金とスタジアム入場禁止を求刑した。
■【ラシン・サンタンデール】🟢⚪
首位を争うCDカステリョンとの直接対決(1-3で勝利)の裏で、スタンドでの深刻なトラブルが発生し、両クラブが真っ向から対立している。ラシンは公式声明を発表し、イニゴ・ビセンテの恋人が一部のカステリョンサポーターから執拗に侮辱と脅迫を受け、さらにイニゴ本人に対しても水が満杯に入ったペットボトルが2本投げつけられたと詳細に告発。カステリョン側が「ラシン関係者の挑発」と非難したことに対し、「我々は被害者だ。次回のサンタンデールでの試合では、変わらず礼儀正しく相手を迎える」と毅然と反論している。
■【CDカステリョン】⚫⚪
ラシン・サンタンデール戦でのスタンドトラブルについて、クラブは「アウェイチーム(ラシン)の選手家族や関係者が、招待席から我々のファンに対して容認できない挑発行為とジェスチャーを行った」と非難する公式声明を出した。警察や警備員が介入する事態となったため、安全上の理由から、次節のクルトゥラル・レオネサ戦以降、相手チームへの招待席の配置を一般スタンドからアウェイ専用スタンドへと即時変更する強硬措置を決定した。
■【グラナダCF】🔴⚪
パチェタ監督率いるチームは、マラガに敗れたことで再び降格圏転落の危機に直面している。昨年9月以来のホーム無敗記録も途絶え、指揮官は「今は深く傷ついている。今日はこの痛みを噛み締め、明日から立て直す」と苦渋のコメントを残した。次節は昇格を争うデポルティーボ・ラ・コルーニャとの厳しいアウェイ戦が控えており、ウエスカやレアル・バリャドリードといったライバルたちの結果次第では再びレッドゾーンに沈むことになる。
■【マラガCF】🔵⚪
解任されたセルヒオ・ペリセル監督の後を継いだフネス監督の下、チームは完璧な機械のように機能している。就任からの14試合で10勝2分2敗という驚異的なV字回復を見せ、プレーオフ圏内をガッチリとキープしている。ディレクターのロレン・フアロスから契約延長のオファーがまだないことについて問われたフネス監督は、「焦りはない。勝ち続けるだけだ。クラブ上層部からの信頼は日々感じている」と冷静に語り、選手たちには過度な熱狂を抑え、地に足をつけて次戦のレアル・バリャドリード戦に臨むよう求めている。
■【UDラスパルマス】🟡🔵
カンテラ(下部組織)を20年以上にわたって支え、ジョナタン・ビエラ、ビトロ、イェレマイといった才能を見守り育てた「ティノ・エル・エスカチャオ」ことアグスティン・ベガ・デル・トロ氏が死去した。クラブは「彼の情熱は毎試合、全てのゴールの中で鼓動し続ける」と深い哀悼の意を表した。
ピッチ上では、マヌ・フステルが攻撃のタクトを握り、リーグ4位となる8アシストを記録してルイス・ガルシア・フェルナンデス監督の戦術の核として大爆発している。「VIPチケットの値段を払う価値がある」と評されるほどの輝きを放ち、累積警告で出場停止のセルヒオ・バルシアの穴はフアンマ・ヘルツォグが埋める予定だ。
その一方で、冬に放出・レンタルされた元所属選手たち(アダム・アルベロ、ハイメ・マタ、マルク・カルドナ、怪我のエドワード・セデーニョ、イングランド2部プレストンへ移籍したルコヴィッチ)が、移籍先で合計わずか70分しか出場機会を得られておらず、SPORT紙等から「元ラスパルマスの呪い」と揶揄される状況となっている。
■【CDテネリフェ】⚪🔵
クラブのビジュアルアイデンティティに大きな変化が訪れる。13年間続いたHummelとのサプライヤー契約を今季限りで終了し、来シーズンからイタリアのスポーツブランド「Macron」と複数年のキットサプライヤー契約を締結することで合意に達した。すでに新シーズンのデザインも決定している。
また、マヌ・ギルSDの「マスター手腕」によってサバデルから移籍金わずか1万ユーロで獲得した20歳の左SBパウ・フェルナンデスが、Bチームで3試合3ゴールと大ブレイクを果たしている。女子スペイン代表経験を持つハナ・フェルナンデスを姉に持つこの新星は、すでにアルバロ・セルベラ監督が率いるトップチームの練習に頻繁に参加しており、飛び級でのトップデビューが目前に迫っている。
■【エルチェCF】🟢⚪
エスパニョール戦でラファ・ミルがオマル・エル・ヒラリに対して人種差別発言(「モロッコ人」等)を行ったとされる疑惑について、Movistar+の番組「El día después」が新たな映像を公開した。映像の中でミルは、他の選手に対して「俺が彼にモロッコ人だか何だか言ったって? 俺の方が彼よりよっぽどモロッコ人っぽい顔をしてるじゃないか」と弁明している様子が捉えられている。エルチェ陣営は、オマル・エル・ヒラリの方が試合序盤からミルを執拗に挑発し、口を手で隠して最初の侮辱を行ったのは彼の方だと主張し、真っ向から対立している。
■【スポルティング・ヒホン】🔴⚪
本拠地エル・モリノンでの試合中に急死した熱狂的なファン、コンスタンティノ・ロドリゲス氏(愛称タンティ、82歳)への感動的な追悼儀式が行われた。
ファン死去の影響で翌日に延期再開されたレガネス戦(0-0のドロー)では、前代未聞のVARシステム障害が発生した。前半13分にスポルティングに与えられたPKが、半自動オフサイドテクノロジー(SAOT)のモデリングエラーにより機能不全に陥り、手動での線引きに切り替えた結果、判定が覆るまでに実に7分以上を要した。ボルハ・ヒメネス監督は「VARはこんなことのためにあるのではない。RFEFが謝罪しても我々が失った2ポイントは戻らない」と激しい怒りを爆発させ、審判技術委員会(CTA)もシステムプロバイダーに厳重抗議する事態に発展している。
■【アルバセテ・バロンピエ】⚪🔴
コパ・デル・レイでレアル・マドリード相手に劇的な2ゴールを叩き込み、一躍時の人となったFWジェフテ・ベタンコルが、自身の過去を赤裸々に告白した。18歳から21歳にかけて、夜遊びやアルコールといった間違った道に進みかけていた彼は、「自分の人生はこれでいいのか」と両親や妻と話し合い、心理士の助けを借りて徹底的に生活を改善した。「自分が良い人間になることが何より重要だった。サッカーから距離を置き、精神的な立て直しを図ったからこそ今がある」と語り、どん底から這い上がってヒーローとなった軌跡が多くの感動を呼んでいる。
【本日の総括】
ラ・リーガ全体で、ピッチ内外において劇的な動きが連続した一日となった。1部ではヘタフェが18年ぶりにベルナベウを陥落させ、首位争いをかき回す特大のインパクトを残した。一方、アラベスではクデ監督の電撃退任とキケ・フローレスの就任というベンチの緊急事態が発生し、残留争いに新たな火種を投下している。
コパ・デル・レイ準決勝を控えるアトレティコとアスレティックは、それぞれ突破と逆転へ向けて極限の緊張感の中で最終調整を行っている(レアル・ソシエダの久保建英が負傷で大一番を欠場することは日本サッカー界にとっても大きな痛手である)。
2部リーグ(ハイパーモーション)に目を向けると、ラシンとカステリョンのサポーター間での深刻な対立、エスパニョール対エルチェ戦でのラファ・ミルによる人種差別疑惑、さらにはスポルティング・ヒホン戦での致命的なVARシステム障害など、議論を呼ぶ重大なトラブルが続出している。また、最下位に沈む名門サラゴサの悲痛な状況や、復活を期すグラナダ、快進撃を続けるマラガなど、昇格・降格を巡るサバイバルはますます混沌とした様相を呈している。
