カンファレンスリーグ進出への条件

バレンシアはラ・リーガ最終節で、本拠地メスタージャにリーグ王者のFCバルセロナを迎える。前節はレアル・ソシエダを相手に数的不利になりながらも、終盤にハビ・ゲラが2ゴールを挙げて4-3で劇的な逆転勝利を収めた。この結果、チームは1部残留を完全に確定させ、現在は勝ち点46で9位につけている。そして最終節を前にして、来季のカンファレンスリーグ出場権を獲得する可能性がわずかに残されている。

夢の欧州大会への切符を掴むための条件は、バレンシアがバルセロナに勝利すること、そして現在7位のヘタフェ(勝ち点48)がホームでオサスナに勝てず、8位のラージョ・バジェカーノ(勝ち点48)がアウェイでアラベスに勝てないこと、という3つの要素がすべて揃う必要がある。なお、ラージョが今季のカンファレンスリーグ決勝でクリスタル・パレスに勝利して優勝した場合でも、スペインに欧州カップ戦の追加枠は与えられないため、順位による出場権獲得の条件に変更はない。(via ElDesmarque)

コルベラン監督 最終節バルセロナ戦に向けた前日会見

カルロス・コルベラン監督がバルセロナ戦に向けた前日会見に出席した。指揮官はヨーロッパ進出の可能性について『私たちはこのクラブの偉大さと、私たちが何を代表しているかを深く理解しています。残念ながら、今日に至るまでヨーロッパの大会について語る資格は私たちにはありませんでした。だからこそ、最高レベルで戦わなければならないのです。自力で決められる状況ではありませんが、まるで自分たち次第であるかのように、偉大なことを成し遂げるために全てを尽くすつもりです』と力強く語った。

また、ウーゴ・ドゥロが以前に発した「シーズン当初からヨーロッパについては話していなかった」というコメントについて問われると、『シーズンを終えるまであと1試合残っており、私たちの頭はこの試合に完全に集中しています。ウーゴ・ドゥロの言ったことは尊重しますが、残念ながらこれまでヨーロッパについて語るには値しませんでした。全力で戦い、目標を達成するためにすべてを尽くします』と応じた。

対戦相手であるバルセロナがすでにリーグ優勝を決め、数日間にわたって祝賀パーティーを行っていることによる気の緩みがあるのではないかという憶測に対しては、『相手の態度を推測して語ることは決して好きではありません。相手に何も懸かっていないと考えるのは、プロサッカー選手に対するリスペクトを欠いています。バルセロナはリーグ王者であり、今季最高のチームです。彼らの祝賀ムードは私たちには一切関係なく、私たちのメンタリティに少しのスペースも占めていません。重要なのはメスタージャで起こることだけです』と断言した。

今季のメスタージャでの観客動員記録が更新されたことについては、『バレンシアのファンを代表できることは絶対的な誇りです。観客動員記録が更新されたことは、このクラブがいかに生きているか、そして人々の感情がどれほど熱いかを物語っています。だからこそ、彼らに望むものを与えられない時は余計に心が痛むのです。ファンは言葉ではなく、行動やピッチ上での姿勢、そして献身を求めています。それこそが私たちが明日の試合でやらなければならないことです』と感謝と決意を口にした。

今シーズンのチームへの評価については、『シーズンが終了した後に全体的な評価を行いますが、常に自分自身に厳しくあるべきだと考えています。前半戦は私たちが要求すべきレベルに達していませんでしたが、後半戦でそれを改善することができました。だからこそ、今こうしてチャンスを手にしているのです』とシーズンを総括した。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)

負傷者および出場停止情報

バルセロナとの最終戦を前に、バレンシアは苦しい台所事情を抱えている。カルロス・コルベラン監督は会見で、この試合に7人の選手が欠場することを明言した。

長期離脱中のホセ・コペテ、ディミトリ・フルキエ、ムクタル・ディアカビに加え、キャプテンのホセ・ガヤ、そしてレンソ・サラビアが負傷のため欠場する。さらに、フィオレンティーナからレンタル加入中のアルゼンチン人FWルーカス・ベルトランも膝の痛みを抱えており、メディカルスタッフと別メニューでの調整が続いているため、5試合連続での欠場が確定した。彼はメスタージャのピッチで別れを告げることなくシーズンを終えることになる。

また、エライ・キュメルトは前節のレアル・ソシエダ戦でレッドカードを受けたため、出場停止処分によりこの試合を欠場する。

一方で明るいニュースもあり、背中の痛みを抱えて前節を欠場していたアルナウト・ダンジュマは順調に回復し、全体練習の全メニューを消化したため、招集リスト入りが確実となっている。指揮官は人員不足を補うため、『Bチームの若手選手を数人呼んでリストを補完する予定だ』と語っている。(via ElDesmarque) (via SPORT)

バルセロナ戦の予想スタメン

カルロス・コルベラン監督は、怪傷者続出の中でここ数試合と似たベースのラインナップを組むと予想されている。フォーメーションは4バックを採用し、中盤の要としてハビ・ゲラとギド・ロドリゲスが中心となる見込みだ。

ゴールマウスにはストーレ・ディミトリエフスキが入る。

ディフェンスラインでは、右サイドバックにティエリ・コレイア(レンダル)、左サイドバックにヘスス・バスケスが起用される。センターバックは、前節レアル・ソシエダ戦で右サイドバックを務めたウナイ・ヌニェスが、出場停止のキュメルトの代役として中央にスライドし、セサル・タレガとコンビを組むことが濃厚だ。

中盤のダブルボランチにはギド・ロドリゲスと、フィリップ・ウグリニッチ(またはペペル)が並ぶ。その前方のトップ下の位置には、好調のハビ・ゲラが配置される。

両サイドのアタッカーには、右にディエゴ・ロペス、左にルイス・リオハが入る。

最前線のストライカーについては、直近3試合でスタメン出場しているチーム得点王のウーゴ・ドゥロが引き続き起用される可能性が高いが、ウマル・サディクが先発のチャンスを掴むかもしれない。(via SPORT) (via ElDesmarque)

夏のチーム大刷新とメスタージャでの別れ

今夜のバルセロナ戦は、多くの選手にとってバレンシアのユニフォームを着て戦う最後の試合となる可能性が高い。クラブは夏の移籍市場で大規模なチームの再構築を迫られている。

現在、実に9人の選手が6月30日で契約満了を迎える。そのリストには、フレン・アギレサバラ、ストーレ・ディミトリエフスキ、ティエリ・レンダル、レンソ・サラビア、ウナイ・ヌニェス、エライ・キュメルト、ギド・ロドリゲス、ラルジ・ラマザニ、そしてルーカス・ベルトランが含まれている。

アギレサバラや、右サイドバックのティエリ・レンダルとレンソ・サラビアといった選手たちは、クラブが契約延長の動きを見せない限り退団が濃厚である。キュメルトやベルトランについても、クラブを離れることがほぼ確実視されている。レンタル組の中で唯一、ギド・ロドリゲスについてはクラブが引き留めに動いているものの、残留のハードルは非常に高いと見られている。

さらに、現在契約を残しているダニ・ラバ、アルナウト・ダンジュマ、アンドレ・アルメイダなどの選手たちも、今季の出場機会が限られていたことから、来季のチームへの残留は一切保証されていない。クラブを所有するメリトンの基本方針として、適切なオファーが届けばどの主力選手でも売却する可能性があるため、全選手の去就が不透明な状態だ。

このような状況下で、今夜のメスタージャはファンが選手たちの去就に対する「最後の審判」を下す場となる。過去にはファンがエンソ・バレネチェアの残留を熱烈に求めた例(最終的には経済的事情とベンフィカのオファーにより退団)があり、今回もディミトリエフスキ、キュメルト、ウナイ・ヌニェス、ギド・ロドリゲス、ラマザニといったボーダーライン上にいる選手たちに対して、ファンがクラブに引き留めを要求したり、選手に残留を懇願したりする姿が見られるかもしれない。(via SPORT)

VCFメスタージャの歴史的ストライカー マリオ・ドミンゲスが契約延長へ

バレンシアのBチームにあたるVCFメスタージャの歴史に名を刻むストライカー、マリオ・ドミンゲスの契約延長が間近に迫っている。現在22歳のグラナダ出身のドミンゲスは、6月末で現行契約が満了となる予定だった。クラブ側には、彼をトップチームの枠に入れるなどの条件を満たせば一方的に契約を延長できるオプションが存在したが、両者は単純な契約延長ではなく、彼がトップチームの舞台へ到達するための道筋を再設計する道を選んだ。

正式な発表はまだだが、両者は2028年までの新たな固定契約を結ぶことで原則合意に達している。直近のプランとして、ドミンゲスはカルロス・コルベラン監督が率いるトップチームのプレシーズンキャンプに参加し、そこで25人のトップチーム枠に入るためのアピールを行う。当初は契約延長後に他クラブへレンタル移籍させる案も浮上していたが、現在はその選択肢は優先されておらず、クラブと選手が双方向にトップチーム定着への賭けに出ている形だ。

カデテ(U-16)時代からアカデミーに所属する彼は、常に卓越した得点感覚を披露してきた。フベニール・ディビシオン・デ・オノールのグループVIIで得点王に輝き、2022年5月にはラ・リーガでトップチームデビューも果たした。2024年に深刻な膝の負傷に見舞われ成長が一時ストップしたものの、2025年に復帰してからはセグンダ連盟グループIIIを戦うVCFメスタージャで見事にゴール量産を再開した。

今シーズンは特に際立った活躍を見せ、1シーズンで16ゴールを記録。この数字により、彼はフラン・ナバロ、パコ・アルカセル、ラファ・ミルといった錚々たるストライカーたちを抜き去り、VCFメスタージャの単一シーズン最多得点記録を樹立する快挙を成し遂げた。(via ElDesmarque)

ラファ・ミル 性的暴行事件の裁判が木曜日に開廷

ムルシア出身のストライカー、ラファ・ミルが、性的暴行および傷害の罪で来週木曜日にバレンシア地方裁判所第4部の被告席に立つことになった。検察は彼に対して懲役10年半の重刑を求刑している。事件は2024年9月、彼がセビージャからのレンタル移籍でバレンシアCFに在籍していた時期に発生した。(現在はエルチェへレンタル中)

検察の起訴状によると、ミルともう一人の起訴されたサッカー選手であるパブロ・ハラ(検察は懲役3年を求刑)は、バレンシア市内のディスコで2人の女性と知り合った。店が閉まった後、4人はミルが住んでいたシャレー(別荘)へ移動した。

ミルは家の一室で被害者の1人と合意のもとで性行為に及んだが、その後部屋を出て、もう1人の被害者を抱き上げて服を着たままプールに投げ落とした。自らもプールに飛び込んだ後、女性のプライベートな部分を触るなどの性的行為に及んだとされている。女性は慌ててプールから上がり家から逃げ出したが、バッグを忘れたことに気づき家に戻った。検察は、その瞬間にミルが彼女をバスルームに押し込み、彼女が「帰りたい」と抵抗したにもかかわらず、強制的に性的暴行を加えたと主張している。

その間、もう1人の女性はプールで泳いでいたが、パブロ・ハラが近づ