エンツォ・バルデリの完全移籍と選手コメント
フランスのUSLダンケルクから25歳のミッドフィルダー、エンツォ・バルデリがレバンテに完全移籍で加入しました。契約期間は2029年6月までの長期契約となります。2001年4月11日生まれ、フランスのクーデケルク=ブランシュ出身の同選手は、フランス国内屈指の育成組織であるリールの下部組織で育ち、2021年にダンケルクへ加入しました。昨シーズンは公式戦36試合に出場し、10ゴール7アシストという中盤の選手としては異例の高い攻撃力を発揮しています。
今回の移籍についてバルデリは『このクラブに加入してスペインのリーグを知ることができ、とても嬉しいです。このクラブや街については良いことしか聞いていません。ファンに会い、このスタジアムでプレーするのが本当に楽しみです』と喜びを語りました。
(via ElDesmarque)
ルイス・カストロ監督とバルデリの再会と戦術的役割
バルデリの加入には、レバンテの指揮官ルイス・カストロの存在が決定的な役割を果たしました。両者はダンケルク時代に23/24、24/25シーズンを共に過ごし、昨季はチームを1部昇格プレーオフに導く成功を収めています。バルデリは『私たちは一緒にとてもうまくやってきましたし、彼のもとで成長できると分かっています。監督はクラブについてとても良く話してくれましたし、野心があり、本当に良い仕事ができると言っていました。それが私がここに来た理由であり、実現してとても満足しています』と語り、監督就任以降レバンテの動向を常に追っていたことも明かしました。
カストロ監督は普段、ピボーテの前にインテリオールを2枚置くシステムを採用しており、バルデリは自由なインテリオールとしてライン間でパスを受け、2列目からペナルティエリアに飛び込んでシュートを狙う役割が期待されています。中盤からの得点力不足というチームの課題を解決する重要なピースとなります。
(via Estadio Deportivo)
奇跡の1部残留を支えたスタッフと選手たちの功績
レバンテは絶望的と思われた状況から奇跡的な1部残留を果たし、すでに新シーズンに向けた準備を進めています。この歴史的な偉業を支えたコーチングスタッフのエクトル・ロダスとホセ・ヒラの契約延長が発表されました。彼らはルイス・カストロ監督を信頼し、チームを団結させる上で決定的な役割を果たしました。また、ピッチ上ではオラサガスティ、マティアス・モレノ、ライアンといった選手たちがチームの屋台骨となり、全員で一丸となって残留を勝ち取りました。来季もこの団結力が成功への道となります。
(via SPORT)
マヌ・サンチェスとマティアス・モレノの復帰の可能性
新シーズンに向けて、クラブはさらなる戦力補強を模索しています。昨季の残留に大きく貢献したマティアス・モレノや、マヌ・サンチェスの復帰の可能性が浮上しており、クラブ側も彼らの帰還を喜んで歓迎する姿勢を見せています。
(via Estadio Deportivo)
カルロス・アルバレスの去就とクラブの経済的バランス
クラブは経済的なバランスを崩すことなく、初日からチームのレベルを引き上げられる選手を探しています。中盤の編成において、カルロス・アルバレスの動向が注目されています。もし彼がクラブとの契約延長に至らない場合、今夏の移籍市場におけるレバンテの大きな目玉選手となり、売却によってクラブに重要な資金をもたらす可能性があります。
(via Estadio Deportivo)
キャプテン、パブロ・マルティネスの退団と争奪戦
レバンテのキャプテンを務めた28歳のパブロ・マルティネスは、クラブから契約延長のオファーを受け取っておらず、フリーエージェントとして退団することが確実となりました。ルイス・カストロ監督の構想にはあったものの契約には至らず、昨季は2000分弱のプレー時間で公式戦29試合(うちリーグ戦27試合)に出場して1ゴール3アシストを記録し、終盤の奇跡的な復活の鍵を握る活躍を見せました。
アルコルコンの下部組織出身で、サンセを経て2019年にアトレティコ・レバンテ(レバンテB)に加入。ミランデスやウエスカへのローン移籍も経験した実力者です。移籍金ゼロで獲得できる魅力から、現在セビージャが最も良い位置につけているほか、オサスナ、ヘタフェ、エルチェ、ラージョ・バジェカーノも関心を示し、激しい争奪戦となっています。
(via MARCA)
ホセ・ルイス・モラレスの別れのメッセージ
クラブのレジェンドであるホセ・ルイス・モラレスがレバンテに別れを告げました。彼が残した『誰もが幸せだった場所に戻る資格がある』という言葉は、クラブとファンの心に深く刻まれています。
(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
奇跡の1部残留を果たしたレバンテは、ルイス・カストロ監督の愛弟子であるエンツォ・バルデリを獲得し、新シーズンに向けた中盤の強化に着手しました。一方でキャプテンのパブロ・マルティネスの退団が確実となり、カルロス・アルバレスの去就も含め、経済的バランスを保ちながらのチーム再編が急ピッチで進められています。