ジローナFC

チーム市場価値トップの8480万ユーロを誇るジローナFCですが、モロッコ代表MFアゼディン・ウナヒのギリシャ1部パナシナイコスへの移籍が決定しました。2部降格に伴い、セグンダで彼の高額な給与とワールドクラスの実力を維持するのは困難と判断され、最終的に固定1500万ユーロに100万ユーロの変動、さらに将来の売却益の25%をジローナが保有する条件で合意に達しました。ギリシャの移籍市場は9月15日まで開いているものの、パナシナイコスの欧州カップ戦登録期限に合わせるため、最後の数時間は極めて慌ただしく手続きが行われました。なお、ジローナは前所属マルセイユに売却益の20%を支払う義務があります。さらに、ジローナはセルタを退団したカルレス・ペレスの獲得をほぼ確実にしており、退団したミンスやツィガンコフの穴を埋める切り札として期待されています。 (via Mundo Deportivo)

レアル・オビエド

1部への返り咲きを目指すレアル・オビエドにとって、大きな時代の節目が訪れました。長年にわたりチームの絶対的支柱であり、41歳を迎えたレジェンド、サンティ・カソルラがチームの2部降格を機についに現役引退を発表しました。13シーズンにわたりオビエドに忠誠を誓い、400試合以上に出場したカリスマの引退は、クラブにとって精神的な損失となります。一方で補強面では、レアル・ソシエダから23歳の有望トップ下ミケル・ゴティをレンタルで獲得。ソシエダのフロントはゴティに対し『もっと野心を示す必要がある』と発破をかけつつ、オビエドへのローンを『成長して戻るための素晴らしいステップ』と位置づけています。さらにボタフォゴから昨季カディスで10ゴールを挙げたFWクリス・ラモスをレンタルで獲得し、カソルラ亡き後の攻撃陣の再構築を図っています。 (via Mundo Deportivo)

ブルゴスCF

スポーツディレクターのミチュは、移籍市場を振り返る記者会見で『11ヶ月後に昇格を祝っていることは決して妄想ではない』と非常に力強いコメントを残し、今季の昇格への決意を公言しました。ブルゴスは今夏、クラブ史上最高額となる950万ユーロのサラリーキャップを投入し、選手層の50〜60%を入れ替える10人獲得・8人放出という凄まじい大刷新を行いました。ヨン・カリカブルやアレックス・フォレスを完全移籍で、ウナイ・ベンセドールを獲得し、さらにフリーマーケットから右ウイングの専門選手を獲得する意向を崩していません。また、オサスナとの交渉が決裂したリザンコス、放出候補だったケヴィン・アピンはともに残留が確定。昨季チーム最多得点者のダビド・ゴンサレスとは2029年までの契約改善に向けて延長交渉を続けています。 (via MARCA)

コルドバCF

移籍専門サイトによる最新の市場価値データにおいて、コルドバCFはセグンダ22チーム中、下から7番目(第16位)となる1600万ユーロにとどまっていることが明らかとなりました。上回っているのは、エルデンセ(10.30M)、セルタ・フォルトゥナ(10.90M)、サバデル(11.18M)、セウタ(11.55M)、テネリフェ(13.58M)、グラナダ(15.65M)のみ。2部復帰1年目に14.10M、2年目に19.03Mと順調に資産価値を高めていたコルドバですが、今季は1600万ユーロへと減少。この3年間の経済的な停滞が露呈する格好となりました。平均年齢25.9歳とリーグで7番目に若いチームを率いる指揮官イヴァン・アニアのもと、この限られた資金力で今季の過酷なシーズンをどう生き残るかが大きな焦点となります。 (via SPORT)

CDレガネス

アルバロ・モラタの電撃レンタル加入で盛り上がるレガネスですが、市場最終日に大きな痛手を被りました。19歳の将来を嘱望されるセンターバック、ベルトラン・オーギュスト・パオルッチをアトレティコ・マドリードに引き抜かれたのです。アトレティコは100万ユーロを超える契約解除金を支払って彼を獲得し、2031年までの長期契約を締結しました。市場最終日のこの強引な引き抜きに対し、レガネス側は不快感を隠していませんが、トップチーム未デビューのユース選手としてはクラブ史上最高の売却益をもたらす結果となりました。 (via MARCA)

CDテネリフェ

41歳の元キャプテン、アイトール・サンスが今夏限りで現役引退を決定したテネリフェですが、水曜日の夕方に5部のCDラグナと変則親善試合を行い、5-0で大勝を収めました。ダニ・フェルナンデスとヘスス・デ・ミゲルがそれぞれ2得点(ダブル)を決め、アネス・クラジャリッチが中盤で躍動しました。この試合では新加入のクリスティアン・ゴミス(背番号39、72分から途中出場)とロコ・ユレシキンがデビュー。ゴミスは持ち前の驚異的なスピードで前線をかき乱し、観客を大いに沸かせました。唯一の暗いニュースは、DFニール・ヴィエレックが試合前のウォーミングアップ中に負傷して出場を回避したことです。 (via SPORT)

ADセウタ

補強に精力的なセウタは、市場最終日にフェレンツヴァーロシュからアルメニア代表FWエドガル・セヴィキヤン(25歳)をレンタルで獲得。レバンテのユース出身でスペインフットボールを熟知するセヴィキヤンは、右ウイングとトップ下をこなせ、強力な長距離シュートや抜群の視野を兼ね備えます。さらに、エルチェからFWウマル・コナレをレンタルで、ウエスカから右ラテラルのトニ・アバド、カディスからジョアキン・ゴンサレスをそれぞれ獲得し、12人の新戦力を迎えた万全の体制で今季の躍進を誓っています。 (via Mundo Deportivo)

CEサバデル

コパ・カタルーニャ決勝に臨んだサバデルは、バルサ・アトレティックを2-1で下し、見事通算3回目の優勝を果たしました。4分にニコ・ジョアッキーニのヘディングで先制したサバデルは、後半に追いつかれるも、87分にヤニス・ラマニが決勝ゴールを決めタイトルを掴み取りました。指揮官フェラン・コスタは、セグンダで開幕3試合無敗(勝ち点5)の勢いそのままに、主力を9名起用する本気度で見事栄冠を手にしました。一方で、昨季10ゴールを挙げ昇格の功労者であった29歳のアルゼンチン人FWアグスティン・コシアとの契約を双方合意で解除。1部RFEFへの移籍を画策しましたがまとまらず、チームの給与上限を空けるための苦渋の決断となりました。 (via Mundo Deportivo)

レアル・バリャドリード

ポルトガルメディアが報じた「マルコス・アンドレのエストレラ・アマドラ移籍が膝の負傷によるメディカル不合格で破談した」という一件に対し、クラブは異例の公式否定声明を発表しました。声明では『破談の理由は膝の負傷ではなく、クラブ間における交渉上の条件(主に給与負担割合)の不一致である』と強く主張。チーム内最高給であるマルコス・アンドレの年俸負担を減らすため、バリャドリードはまだ移籍市場が開いている諸外国への放出に向けて、諦めずに交渉ルートを探り続けています。 (via MARCA)

UDラス・パルマス

ラス・パルマスは、前節ジローナ戦で一発退場処分を受けたFWヘセ・ロドリゲスの出場停止処分に対する控訴を行っていましたが、規律委員会はこれを棄却しました。クラブは『ヘセはボールを見ており暴力の意図はなかった』と訴えましたが、ビデオ映像は審判の判断を覆すに足りないとされ、次節のレガネス戦でヘセの欠場が確定。指揮官ルベン・デ・ラ・バレーラにとって手痛い攻撃オプションの喪失となりました。 (via SPORT)

カディスCF

開幕直前にイマノル・イディアケス監督を解任してアルベルト・セラーデス監督を据えた混乱について、スポーツ部門の責任者が会見で釈明。『公に説明するのが難しい、我々と監督とのビジョンの不一致があった』と告白しました。また、昨季加入した元セビージャのMFスソとの契約を解除し、今後はクラブの大使(機関代表)として入閣することで合意したと発表。素行が疑問視されていたハビ・オンティベロスは残留させ汚名返上の機会を与える方針を示し、ホセ・アントニオ・デ・ラ・ローサとの契約延長に向けて動いていることも明かしました。 (via MARCA)

アルバセテ・バロンピエ

今季のアルバセテは、ムニル・エル・ハダディとヘスス・バジェホというCL優勝を経験したスーパースター2名を擁する豪華なスカッドを構築しました。しかし、リーグ戦が開幕すると、セウタと並んで未だに勝ち点0、全敗でリーグ最下位に沈む最悪のスタートを切っています。元欧州王者を擁する守備陣と攻撃陣の噛み合わせが急務です。 (via MARCA)

RCDマジョルカ

1年での1部復帰を至上命題に掲げるマジョルカは、元欧州王者アルベルト・モレノ、PSGから五輪金メダリストのGKアルナウ・テナス、レッチェからアレックス・サラといった強力な実力派を補強。さらにバルサの若き神童ギジェ・フェルナンデス(18歳)をも獲得し、2部リーグにおいては圧倒的なタレント力で他を圧倒する陣容を完成させました。 (via MARCA)

レアル・ソシエダB

9年ぶりに2つのBチーム(フィリアル)がセグンダに同時参戦する異例のシーズンとなります。ソシエダのトップチームを指揮するマタラッツォ監督は『若い選手はとにかく試合に出て揉まれる必要がある』と徹底した育成方針を明かし、トップチームのMarchalやBeitiaらの若手を実戦重視でサンセに送り込み、セグンダの舞台で経験を積ませる方針を掲げています。 (via MARCA)

セルタ・フォルトゥナ

同じくBチームとしてセグンダを戦うセルタ・フォルトゥナに、大きなサプライズがもたらされました。リバプールで活躍していた21歳の至宝ステファン・バイチェティッチが、長期の離脱から回復し、実戦復帰の舞台として古巣セルタに復帰。セグンダ所属のアカデミーチームであるフォルトゥナで調整を兼ねてプレーする見込みであり、2部リーグに世界的なメガクラックの才能が加わることとなりました。 (via MARCA)

FCアンドラ

1部RFEFのエウロパで昨季22ゴールを挙げた31歳のFWジョルディ・カノですが、31歳にしてプロフットボールデビューを飾りました。そのデビュー戦でいきなり1ゴール1アシストを挙げる大活躍を見せ、奇跡的な遅咲きのシンデレラストーリーを披露しました。 (via MARCA)

【本日の総括】

移籍市場が閉幕し、今季のLALIGA Hypermotionの勢力図が鮮明となりました。ジローナFCが2部史上稀に見る8480万ユーロの圧倒的な戦力を維持し、マジョルカが豪華な補強でこれを追随します。ブルゴスCFが最高額のサラリーキャップで本気の昇格を狙い、セウタやサバデルが電撃補強で台風の目となる構えです。ソシエダBやバイチェティッチが復帰したセルタ・フォルトゥナら若きフィリアルも牙を研いでおり、今季のセグンダは過去最高レベルに熾烈を極める昇格・残留争いが繰り広げられることになります。