マラガCFバス襲撃事件
アルメリアとマラガの昇格プレーオフ第2戦のキックオフ前、19時45分頃にマラガCFのバスがUDアルメリア・スタジアム周辺に到着した際、事件は起きた。警察の誘導ミスにより両チームのサポーターを隔てる非常線が開いてしまい、アルメリアのファンがアウェイ側の待機エリアに流れ込んだ。マラガのバスがアルメリアのファンが陣取るエリアを通過せざるを得なくなり、投石やペットボトルの投げ込みによってバスの側面の窓ガラス2枚が完全に破壊される事態となった。事態を収拾するため機動隊(UIP)が突撃を行い、現場はパニックに陥った。走り回る群衆の中で不安発作を起こして倒れ込む女性が出るなど、サッカーとは程遠い悲惨な光景が広がった。安全確保のため、マラガの選手たちは高速道路の路肩に停まったバスの中に51分間も閉じ込められることになり、キックオフ時間は予定の21時から21時30分へと30分遅らされた。マラガのフネス監督は試合前のインタビューで、『選手たちには、これが人生というものだ、言い訳は通用しないから試合に集中して前に進もうと伝えた。割られたのは窓ガラスだけじゃない。警察に路肩で40分も足止めされたんだ。マイクを握って選手たちに落ち着くように言った。今日の試合は忍耐強くなることを学ぶための機会を人生が与えてくれたんだ。その忍耐が物事をうまく進めるチャンスをくれるはずだ』と冷静に語り、選手たちを鼓舞した。(via SPORT, ElDesmarque, MARCA)
フェルナンド・ガゴ監督が心筋梗塞
チリリーグの第13節、ウニベルシダ・デ・チレ対オヒギンスの試合後、ウニベルシダ・デ・チレを率いる元レアル・マドリードのフェルナンド・ガゴ監督(40歳)が記者会見中に心筋梗塞を起こすという衝撃的な事件が発生した。勝利を収めた後の恒例の記者会見で、ジャーナリストからの質問に答えていたガゴ監督は、突然顔をしかめて明らかな苦痛の表情を浮かべた。その後、水を一口飲んでからすぐに会見の席を立ち去った。異変を察知したクラブの医療スタッフによって即座に病院の救急救命室に運ばれ、心血管系の検査を受けた結果、心筋梗塞であることが判明。木曜から金曜にかけての深夜3時頃に緊急手術を受けた。クラブは公式のSNSを通じて、『フェルナンド・ガゴ監督は心血管系の検査を受けており、本日の練習の指揮は執りません。彼は良好な状態にあり、我々の医療スタッフが付き添っています』と声明を発表し、周囲を安心させた。回復にどれだけの時間を要するかは未定だが、当面の間はチームの指揮から離れることとなる。(via Esport3, Mundo Deportivo)
フェラン・トーレスの祖父が爆弾発言
スペイン代表がカーボベルデ相手にスコアレスドローに終わったワールドカップの初戦後、決定機を外して批判を浴びたフェラン・トーレスの祖父が、TVE(スペイン国営テレビ)のレポーターのインタビューに対して赤裸々な爆弾発言を連発した。バレンシア州フォイオス出身の祖父は、まず初戦のスペイン代表について『この前の試合は、選手全員が哀れで惨めだった』と一刀両断。次のサウジアラビア戦についても『サウジアラビアも同じことをするだろう。後ろに引いて守りを固める。同じようにみじめな姿を晒すことになるさ』と全く期待していない様子を見せた。さらに、孫であるフェラン・トーレスが2021年に移籍金5500万ユーロとボーナスでバルセロナに移籍したことについても不満を隠さず、『私はバルセロナが好きじゃないんだ。彼にはレバンテでプレーしてほしいと思っている。それくらいはっきりしているよ』と率直な思いを告白した。ただ、試合の予想を聞かれると『フェラン・トーレスのゴールで1-0で勝つだろう。そう言わされているからね、気をつけてくれよ』と冗談めかして語った。一方で、フェランの祖母はワールドカップの成功を祈って『ろうそくとパトロシニオの聖母を灯して祈っている』と対照的な姿を見せている。(via SPORT)
ラミン・ヤマルの個性派ルックとカタルーニャ語いじり
スペイン代表のラミン・ヤマルは、サウジアラビア戦を控えてアトランタの宿泊ホテルに到着した際、その個性的なファッションで周囲の視線を釘付けにした。大きなヘッドホンを首にかけ、キャップを被り、肩からバッグと洗面用具入れを下げ、足元はサンダルという非常にリラックスした独特のスタイルで現れ、ファンの話題をさらった。さらに、記者会見に出席したパウ・クバルシによって、代表合宿内でのヤマルやカタルーニャ出身選手たちの微笑ましいエピソードが明かされた。クバルシは『今日のロンド(鳥かご)の練習中、カタルーニャ語の単語がいくつか飛び交ったんだ。僕たちカタルーニャ人はプレー中に自然とカタルーニャ語が出てしまうことがあって、他のチームメイトたちはそれで僕たちのことをからかったり、いじってきたりするんだ。エリック・ガルシアとはカタルーニャ語で話すようにしているよ。その方がスムーズに会話できるからね。でも他の選手たちとは完璧なスペイン語で話しているよ』と、代表チーム内の和やかな雰囲気を語った。(via MARCA, ElDesmarque)
オスカル・トレホが現役引退を発表
ラージョ・バジェカーノのキャプテンであるアルゼンチン人MFオスカル・トレホが、セサル・バジェホの写真展『我々の夢のシーズン』にゲストとして招待された場で、現役引退を正式に発表した。スポルティング・ヒホンへの移籍の噂が絶えなかったが、彼はそれを断り、ラージョを最後のクラブとして選んだ。トレホは『3ヶ月前まではプレーを続けたいという気持ちがあったけれど、ここ数週間で経験したことや、みんなから示された愛情を前にして、新しいチームでプレシーズンをゼロから始め、新しい人たちと出会うためのモチベーションや気力が見つからなくなったんだ』と語った。引退の決断については『妻や子供たちと話し合った結果、引退するのがベストだという結論に至った。プレーを続けられるという感覚を持ったまま辞めるのが良いと思った。それに、引退するならここ(ラージョ)だとずっと言ってきたから、自分の言葉を守りたかったんだ。私は感謝の気持ちを忘れない人間だからね』と説明した。さらに、将来についてはクラブのスポーツディレクターなどとして関わり続ける意向を示し、『すでにクラブとは話をしている。無理はしないけれど、お互いに話し合う約束をしているし、その一歩を踏み出せたら嬉しい。私の後にも、同じように引退後にクラブに残り、アイデンティティを与えたいと思っているチームメイトがたくさんいる。クラブの中から変えていく力があると感じているし、少しずつ変化をもたらしていけたらと思っている』と語り、ファンから『トレホ、カピタン!』の大合唱で見送られた。(via SPORT, MARCA)
ブラジルのルーラ大統領がネイマールを揶揄
ワールドカップのグループステージが進む中、ブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領が、負傷で代表から離脱しているネイマールに対して強烈な皮肉を放ち、サッカー界とSNSを騒然とさせた。大統領が子供たちと挨拶を交わすカジュアルな場で、ある子供に『誰が一番好きな選手?』と尋ねたところ、子供が『ネイマール』と答えた。すると大統領は即座に『彼はプレーすらしていないじゃないか。ワールドカップに選ばれた選手の中で、彼が初めてのテレワーク選手だという記事を読んだよ。彼はホームオフィスの選手だ』と言い放ったのだ。さらに大統領は『いつか人工知能を使って、11人のペレで作られた代表チームを作らなければならないだろう』と痛烈なコメントを付け加えた。この発言の背景には、ネイマールが前回のブラジル大統領選挙で、ルーラ大統領の最大の政敵であるジャイル・ボルソナロ前大統領を公然と支持していたという政治的な因縁が絡んでいると見られている。(via ElDesmarque)
C・ロナウドとジョアン・ネヴェス周辺のSNSバトル
ポルトガル代表がコンゴ民主共和国と引き分けた試合後、若手MFのジョアン・ネヴェスがメディアに対して『クリスティアーノ・ロナウドが僕たちにしてくれたことは知っているけれど、今は彼も僕らと何も変わらない。チームを助けるための一人の選手に過ぎないんだ』と発言した。この言葉がクリスティアーノ・ロナウドの熱狂的なファンたちの怒りを買い、SNS上でジョアン・ネヴェスやその恋人で女優のマダレナ・アラガンのアカウントに非難のコメントが殺到した。事態が過熱する中、マダレナ・アラガンが『あなたのそのヤギ(GOAT=史上最高の選手の意、ここではロナウドを指す)に引退しろと伝えて。彼は本当にエゴイストよ』と返信したとされるスクリーンショットが拡散され、騒動はさらに拡大した。これに対し、ロナウドのパートナーであるジョルジーナ・ロドリゲスが沈黙を破り、メキシコのメディアがこの騒動を取り上げた投稿のコメント欄に『ワオ! 今の世代は随分と強気に出るのね!』と、笑い泣きの絵文字を添えて参戦。ポルトガル代表のディオゴ・ダロトは記者会見で『メッセージは明確だ。僕たちは団結していて強い。合宿の初日にこの問題について話し合っていたから、こういうことが起きるのはほぼ想定内だった。誰も苦しまずにワールドカップで優勝することはできないからね』と事態の鎮静化を図った。(via Mundo Deportivo, MARCA)
新規則ビニシウス・ルールの初適用
FIFAが2026年ワールドカップから導入した新しい審判規定、通称「ビニシウス・ルール(別名:プレスティアンニ・ルール)」の初の退場者が、パラグアイ対トルコ戦で誕生した。前半のアディショナルタイム、パラグアイのMFミゲル・アルミロンが、トルコのDFメルト・ミュルドゥルとの口論の際、自分の口元を意図的に手で覆い隠しながら言葉を発した。ミュルドゥルはすぐに審判にアピールし、VARが介入。エルサルバドル人のイバン・バルトン主審がモニターで映像を確認した結果、スタジアムのスピーカーを通じてアルミロンへのレッドカードによる一発退場を宣告した。この新ルールは、かつてチャンピオンズリーグの試合でベンフィカのジャンルカ・プレスティアンニがレアル・マドリードのビニシウスに対して、ユニフォームで口を覆いながら人種差別的な暴言を吐いたとされる事件がきっかけで制定されたもの。対戦相手や審判、コーチングスタッフとの対立状況において、話している内容を隠すために意図的に口を覆う行為をした場合、発言内容が証明できなくても、その行為自体で即座にレッドカードが提示される。パラグアイは数的不利になりながらも、この試合を1-0で勝利した。(via ElDesmarque, Esport3)
ボルハ・イグレシアスのタトゥーとホテルでの珍事
スペイン代表に33歳で遅咲きのデビューを果たしたFWボルハ・イグレシアス(愛称:パンダ)が、代表合宿での面白エピソードを披露した。TV3のインタビューに応じた彼は、足首にあるクラブの9のカードを持つパンダのタトゥーを披露し、『自分でも変わった人間だと思うよ。それぞれの人生や道は違うし、僕の場合はこういう形だったんだ』と笑顔で語った。彼は合宿所に自前のコーヒーメーカーだけでなく「マリオカート」も持ち込んでおり、『マリオカートで一番強いのはウナイ・シモンだよ』と裏話を明かした。さらに、アトランタの宿泊ホテルに到着した際、身分証(IDパス)を下げていなかったため、セキュリティスタッフに選手だと認識されず、ホテルの入り口で足止めを食らうというシュールな事態が発生した。この出来事について彼は『面白かったよ。よくあることさ。スペインでも起きるんだから、ここで起きないわけがないよね』と笑い飛ばした。また、マルク・ククレジャがレアル・マドリードへの移籍をチームメイトに隠していたことについても触れ、『前日、彼が僕らに何か言いたそうにしているのは伝わってきたんだけど、何なのかは分からなかった。最終的に彼は良い決断をしたと思うよ』と語った。(via Esport3, MARCA, Mundo Deportivo)
フェルミン・ロペスがイバイ・ジャノスと対談
怪我でワールドカップのスペイン代表メンバーから外れてしまったバルセロナのMFフェルミン・ロペスが、人気ストリーマーのイバイ・ジャノスとの広告撮影で共演し、リラックスした姿を見せた。ピンポン球をカップに投げ入れる「ビアポン」のようなゲームをしながらの対談で、フェルミンが『過大評価されているコンテンツクリエイターは誰だと思う?』と尋ねると、レアル・マドリードファンであるイバイは笑いながら『ラミン・ヤマルのYouTubeチャンネルだね』と、最近Vlogを投稿し始めたヤマルをいじって答えた。逆にイバイから『バルサの選手とレアル・マドリードの選手を一人トレードするなら誰を選ぶ?』と聞かれると、イバイ自身が『例えば、フラン・ガルシアとペドリを交換するかな』と冗談を飛ばした。さらに、大人気ボクシングイベント「La Velada del Año」に誰と出場したいかという話題になり、フェルミンが『僕はロナルド・アラウホと戦うよ。君はチュアメニと戦えばいい』と提案。イバイは『僕ら二人ともボコボコにされるね。トレーニングしてサプライズを起こそう』と大笑いしながら応じた。最後にフェルミンは代表チームに向けて『落ち着いてやってくれ。二つ目の星(ワールドカップ優勝)を家に持ち帰ってくれると信じているよ』とエールを送った。(via SPORT)
46歳ロナウジーニョがセリエC復帰の騒動
2015年にフルミネンセで現役を退いてから10年以上が経過した46歳のブラジル人レジェンド、ロナウジーニョが、イタリアのセリエCに所属するラヴェンナFCでサッカー界に復帰するというニュースがイタリア中で大きな話題となっている。ガゼッタ・デロ・スポルトなどの主要メディアが一斉に報じ、本人は『新しい色、変わらぬ笑顔。ボールの上で再び踊り、イグナツィオ(オーナー)やチプリアーニ家の皆と一緒に新しい歴史を書き始めるのが待ちきれない。サッカーは常に私にとって喜びの源であり、その精神をラヴェンナにもたらしたい』と語ったとされる。このプロジェクトは、6月23日にマイアミで開催される大規模なイベントで正式に発表される予定だ。しかし、ラヴェンナの副会長であり、かつてACミランで重役を務めたアリエド・ブライダ氏は『彼はチャンピオンであり、年齢は関係ない』と持ち上げつつも、『ロナウジーニョは我々とのマーケティングイベントに参加するだけで、来シーズンのセリエCでプレーするわけではない。彼が46歳であることを考えれば、まだプレーできる体型であることを願っているがね』と釘を刺した。クラブの株式を取得する可能性も報じられており、スポーツ面というよりも、ラヴェンナというクラブの国際的な知名度を高めるためのブランド戦略やノスタルジーを利用したビジネス作戦である見方が強い。それでも、彼を象徴する『R10』とラヴェンナの『R』を組み合わせたユニフォームの構想も進んでおり、世界中のサッカーファンの関心を集めている。(via Estadio Deportivo, MARCA)
グアルダードがスペイン代表合宿を訪問
アメリカのテレビ局「Telemundo」のコメンテーターとしてワールドカップを現地で取材している元メキシコ代表のアンドレス・グアルダードが、アトランタにあるスペイン代表の合宿所を訪問した。そこで、レアル・ベティス時代に共にロッカールームを過ごしたボルハ・イグレシアスとファビアン・ルイスと感動の再会を果たした。グアルダードは当時の思い出を振り返り、『ファビアンには、僕の国(メキシコ)で言うところのお尻ペンペンをよくしていたよ。彼はすごく若くて、僕は少しベテランとしてベティスに加入したんだ。彼は素晴らしい青年で、今ではチャンピオンズリーグの覇者であり、代表チームの重要な選手になった』と冗談交じりに語った。さらに『走るのが好きじゃなかった彼に、もっと走って物事をうまくやるように、ここでは言えないような言葉で激しくハッパをかけていたんだ』と裏話を明かした。また、ボルハ・イグレシアスについても『彼は一時期、考えすぎて思い詰めることがあったけれど、突然スイッチが切り替わったんだ。最初の年はうまくいかず苦労していたけれど、そこからの進化は素晴らしい。友人として、サッカーが彼にワールドカップというご褒美を与えてくれたことが本当に嬉しいよ』と、彼らの成長とワールドカップ出場を心から喜んだ。(via Estadio Deportivo)
エムバペの父ウィルフリッドが語る犠牲
フランスのテレビ番組に出演したキリアン・エムバペの父、ウィルフリッド・エムバペが、息子を世界的なサッカースターに育て上げるために家族が払ってきた多大な犠牲と、失われた時間について赤裸々に語った。エムバペはパリ郊外のボンディで育ち、わずか12歳か13歳という若さでフランスで最も権威のある育成機関「クレールフォンテーヌ」に入り、親元を離れた。ウィルフリッドは『サッカーをする子供を持つということが、人間的なレベルでどれだけの犠牲を意味するのかを強調したい。私はキリアンが12歳か13歳で家を出るのを見た。人々はそれに気づいていないけれど、私たちが手に入れられなかったもの、永遠に取り戻せないものがたくさんある。私たちが一緒にできなかったことが山ほどあるんだ』と切実な思いを吐露した。さらに『今日、13歳や14歳で子供を失う親がどこにいる? 私の息子は13歳で家を出て、二度と帰ってこなかった!と言える父親や母親は誰もいない。それが私たちに起きたことなんだ。これは彼のプロジェクトであり、美しい物語だけれども、他の親にこれを説明しても、彼らには理解できないんだ。もうその頃には彼はモナコでチャンピオンたちと一緒にプレーしていたからね』と、成功の裏にある家族の孤独と特殊な環境について語った。(via SPORT)
ダラスのパブでビール45,349杯を消費
ワールドカップのグループリーグ、イングランド対クロアチアの試合が行われた日、開催地の一つであるアメリカのダラスで驚異的な記録が打ち立てられた。アーリントンのAT&Tスタジアムの近くにある巨大なスポーツバー施設「Texas Live!」に集まったサポーターたちが、たった1試合の間に実に45,349杯ものビールを飲み干したのだ。この数字は、酷暑の中で行われたNFLダラス・カウボーイズのプレーオフの試合でのビール売り上げ記録をも上回る前代未聞の量だった。さらに、ダラス市内にある英国風のパブ「Londoner Pub」でも、押し寄せたイングランドファンによって土曜日の夜だけで5,000杯のビールが消費され、店側は彼らを退店させるのに一苦労したという。試合はハリー・ケインの2ゴールなどによりイングランドが快勝し、ファンたちは圧倒的な勝利の興奮と熱狂をビールと共に祝ったようだ。(via ElDesmarque)
ハリー・ケインの足首を治したスペイン人の名医
ワールドカップで驚異的なペースでゴールを量産しているイングランド代表のハリー・ケインだが、その足元を支えているのは、一般にはほとんど知られていないマドリード出身のスペイン人医師、アレハンドロ・エロリアガ・クララコ氏だ。チャンベリ地区出身で、1993年からカナダに拠点を移し、マックマスター大学で麻酔科の臨床教授を務める彼は、スポーツ医学界では「権威」と見なされているものの、これまでメディアのインタビューを一度も受けたことがないほど徹底した秘密主義を貫いている。ケインは過去に少なくとも6回の足首の怪我に悩まされ、長期離脱を繰り返していたが、6年以上前にエロリアガ医師の治療を受け始めてから見違えるように改善し、現在の健康な足首を手に入れた。彼はスポーツのトップレベルにおける怪我の治療で非常に多く使われている「機能的神経調節(Neuromodulación funcional)」という技術を開発した天才医師であり、最近ではバイエルン・ミュンヘンでジャマル・ムシアラの怪我の治療も担当した。ケインはイングランド代表やバイエルン・ミュンヘンと常に完璧な連携を取りながら、自分に健康な体をもたらしてくれたこのマドリード出身の天才医師に深く感謝しているという。(via MARCA)
W杯のトレーディングカード転売利益と税務署
4年に一度のワールドカップの風物詩であるパニーニ社のトレーディングカード(クロモ)のコレクション。今大会は出場国が48カ国に拡大したことでカードの種類も980枚と過去最大になり、スペイン全土のキオスクや交換所で品切れが続出するほどの熱狂的なブームとなっている。しかし、この収集熱がヒートアップし、レアなカードやコンプリートセットがWallapopやVinted、eBayなどのプラットフォームで高値で取引されるようになったことで、スペインの税務署(Hacienda)が公式に介入する事態となった。税務署は、購入した金額よりも高い価格でカードやカードの束を販売し、利益を得た場合、その差額は「キャピタルゲイン(資産利得)」とみなされ、所得税(IRPF)の確定申告に含める義務があると通達した。プラットフォームの手数料や送料などは経費として差し引くことができるため、購入時のレシートや販売の証明書を保管しておくことが推奨されている。利益が出た場合は19%から30%の税率で課税される。また、転売目的ではなく個人の消費として購入したものについては、損をした場合でも他の利益と相殺することはできない。年間で30回以上、または合計2,000ユーロ以上の取引を行う販売者については、DAC7という新しい規則により、デジタルプラットフォーム側から税務署へ自動的に情報が提供される仕組みになっており、税務署はこれを単なる個人間の取引ではなく、経済活動と見なして課税する構えだ。(via Mundo Deportivo)
サバデルの昇格試合でのピッチ乱入とスプリンクラー妨害
CEサバデルが本拠地ノバ・クレウ・アルタでサモラCFを4-0で下し、見事にセグンダ・ディビシオン(2部)への昇格を決めた試合で、スタジアムは大混乱に陥り、クラブは重大な制裁を受ける危機に直面している。後半アディショナルタイムの95分、サバデルがダメ押しとなるゴールを決めた直後、興奮した多数の地元サポーターがスタジアムのあらゆる場所からピッチになだれ込み、大々的なピッチ乱入が発生した。これにより両チームの選手たちは安全のためにロッカールームへの避難を余儀なくされた。スタジアムの場内アナウンスでこれ以上人が入れば試合を完全中止にすると警告され、セキュリティコーディネーターが安全を確認して試合が再開されるまで、実に10分間も試合が中断された。さらに、この試合のキックオフ前に行われたウォーミングアップ中、サモラCFの選手たちがアップを行っていたアウェイ側のハーフコートでだけ、突然スプリンクラーが作動して水が撒かれるという妨害行為も発生した。サバデルは数日前のカスティージャ戦でも全く同じ行為を行ってすでに罰金処分を受けており、再犯となる。主審のアイマール・ベラスコ・アルバイサはこれらの事実をすべて公式記録に記載した。試合の中断が10分にも及んだことから「重大なインシデント」とみなされる可能性が高く、罰金だけでなく、最低でも1試合から最大3試合のスタジアムの全面閉鎖という重い処分が下される可能性がある。(via Mundo Deportivo, ElDesmarque)
スペイン代表を守る厳重セキュリティ
アメリカ、メキシコ、カナダで開催されているワールドカップにおいて、スペイン代表チームの周囲には、映画さながらの24時間体制の厳重なセキュリティネットワークが敷かれている。ラミン・ヤマルなどのスター選手の存在によりアメリカ国内でもメディアやファンの熱狂的な注目を集めているため、FIFA、開催国の治安当局、そしてスペインサッカー連盟(RFEF)が連携してトップレベルの保護体制を構築している。スペイン連盟のセキュリティ責任者であるパブロ・マルティンがFIFAの担当者と協力し、チームの移動経路や宿泊ホテル、練習場、スタジアムに至るまでのすべての動きを徹底的に調整している。その調整の精密さを象徴する出来事が、チームがテネシー州チャタヌーガからジョージア州アトランタへバスで移動した際に起きた。州境を越える際、車列を一切止めることなく、走りながらテネシー州警察の護衛車両が離脱し、同時にあらかじめ指定されたポイントからジョージア州警察の護衛車両が合流して車列を引き継ぐという、アメリカならではの完璧に同期されたエスコートの引き継ぎが行われた。さらに、セキュリティチームは必ず選手たちよりも1日早く現地入りして安全確認を行い、ホテルや練習場には24時間体制で地元警察が配置されている。その内側で、連盟が直接雇用したプライベートな護衛スタッフが選手や監督に最も近い場所で「近接警護」を行っている。今のところ、計画通りに事が進んでおり、チームはサッカーのみに集中できる環境が保たれている。(via Mundo Deportivo)
ククレジャのチャント作曲者の愛
スペイン代表が優勝したEURO2024で一躍大ブームとなった『クク、ククレジャ…』から始まるマルク・ククレジャの応援歌を作ったクリエイターのAdri Navarroが、ワールドカップ期間中にElDesmarqueのインタビューに応じ、ククレジャへの異常なまでの愛を語った。彼はククレジャの熱狂的なファンであることを隠さず、なんと自分の腕にククレジャの苗字のタトゥーを彫ってしまったという。さらに、そのタトゥーの写真はククレジャの奥さんの元にも直接届いているという裏話を明かした。彼は『僕は彼に夢中なんだ。僕が作った歌を彼があんなに快く受け入れてくれたことに本当に感謝している。いつか彼に直接会うのが夢だよ』と語り、『もし彼がレアル・マドリードに行くなら、彼のために僕はレアル・マドリードのファンになってもいいくらいだ』と、移籍の噂と絡めて惜しみない愛情を表現した。(via ElDesmarque)
元バルサのトニ・モラルがCEOとして活躍する現在
かつてFCバルセロナやレアル・マドリードの下部組織に所属し、セルタなどでプレーしたトニ・モラル(43歳)が、現在、女子サッカー専門のデジタルプラットフォーム「Futboleras」のCEOや、暗号資産の専門家として第2の人生を歩んでいる。彼はインタビューで、現役時代にアラベスでプレーしていた際、給料の未払いやクラブの破産手続きを経験したことが人生の転機になったと明かした。『プロサッカーの世界でこんなことが起きるなんてどういうことだ? と頭の中でクリック音がしたんだ。それから世界経済やお金の仕組みについて勉強し始めた』と語る。彼は2012年という非常に早い段階からビットコインに投資し、ブロックチェーン技術の専門家となった。引退後はビジネスの世界に飛び込み、女子サッカーの成長の可能性に着目して「Futboleras」の運営に参画した。彼は『女子サッカーはまだ初期段階にあるが、将来のポテンシャルは計り知れない。男子サッカーが下部組織の育成で成功したように、女子もカンテラの強化が成長のエンジンになる』と分析している。また、今でもレアル・マドリードのベテランチームでプレーを続けており、カシージャスやフィーゴ、マケレレといったレジェンドたちとロッカールームを共有していることについて『引退した時には想像もしていなかった信じられない経験だ』と語っている。(via SPORT)
アイタナ・ボンマティとメキシコ人少女の交流
女子サッカー界のスターであり、バロンドールを3度受賞しているアイタナ・ボンマティが、ワールドカップ期間中にメキシコのテレビ局「TUDN」のコメンテーターを務めるために滞在しているメキシコで、チアパス州出身の少女アニタと心温まる交流を果たした。「ムスタング・フェメニル」というクラブでプレーするアニタは、憧れの存在であるアイタナと対面し、緊張しながらも『昔は家に閉じこもっていてサッカーをする場所がなかったけれど、チアパスのコミュニティに行った時に、サッカーをするための扉を開いてもらえたの』と自身の境遇を語った。この言葉に深く心を打たれたアイタナは『私がキャリアを終えた時に残るのは、サッカーや社会において私たちがどれだけ壁を越えて影響を与えられたかということ。バルセロナからメキシコに来て、チアパスのコミュニティから来たアニタという少女が私をロールモデルとして尊敬してくれている。これこそが、私たちが獲得するトロフィーや優勝カップよりもずっと価値があって心に残るものなの』と語った。アニタからは彼女のコミュニティの文化を象徴するマヤの伝統的な衣装がプレゼントされ、アイタナはお返しにスペイン代表のユニフォームにサインをして手渡し、最後は二人の熱い抱擁で締めくくられた。(via Mundo Deportivo)
ペップ・グアルディオラがW杯のスタンドに出没
マンチェスター・シティでの輝かしい10年間を終え、現在は休養を取っていると公言していたペップ・グアルディオラが、アメリカのマサチューセッツ州にあるジレット・スタジアムのスタンドに姿を現し、ワールドカップのグループC、スコットランド対モロッコ戦を観戦しているところを目撃された。ペップはジローナの会長を務める弟のペレ・グアルディオラと一緒に試合を楽しんでいたが、この姿が大きな波紋を呼んでいる。ペップは先日、ラジオ番組のインタビューで『これからのタイミング? いや、休む、休む、休むよ』と語っていたものの、彼がいつかどこかの国の代表監督に就任したいという夢を持っていることは公然の秘密となっている。彼が家族と共に商業的な約束のために旅行中だったとされるが、モロッコサッカー連盟が彼の招聘に強い関心を寄せているという背景がある。さらに、UAEやサウジアラビアからも巨額のオファーが提示されており、イングランドやイタリアも彼の動向を注視しているため、このモロッコ戦の観戦が単なる偶然ではないのではないかと、彼の未来の去就を巡る噂が再び過熱している。(via SPORT, Esport3)
アメリカ対オーストラリア戦で主審が足をつる珍事
ワールドカップのグループD、アメリカ対オーストラリアの試合の終盤、シアトルのルーメン・フィールドで思わぬ珍事が発生した。アメリカが2-0でリードして迎えた後半のアディショナルタイム、アメリカのクリス・リチャーズにイエローカードを提示しようとしたドイツ人のフェリックス・ツヴァイヤー主審が、突如としてふくらはぎに強い痙攣を起こして立ち止まってしまったのだ。主審は激しい痛みに襲われ、ピッチ上で選手たちや他の審判団の助けを借りる事態となった。第4審判のメキシコ人カティア・ガルシアが急いでピッチに入り、回復用のジェルを塗って治療を施した。ツヴァイヤー主審は痛みをこらえながらなんとか試合の残りの時間を裁き切り、タイムアップの笛を吹いた。(via ElDesmarque)
セビージャとベティスのウルトラス乱闘で逮捕者
セビージャFCの過激派サポーターグループ「ビリス・ノルテ」と、レアル・ベティスの過激派グループ「ユナイテッド・ファミリー」の間で発生した大規模な乱闘事件について、スペイン国家警察が「アギラ作戦」と名付けた捜査の第2段階を完了し、新たに14名を逮捕したことを発表した。事件は2025年11月下旬、セビージャのホームスタジアムであるラモン・サンチェス・ピスフアンからほど近いルイス・モントト通りのショッピングセンター付近で、午後23時頃から発生した。両グループは事前にSNSを通じて日時と場所を取り決めており、発炎筒や爆竹などの火工品や物を投げ合うなどの激しい暴力を伴う集団乱闘を繰り広げた。幸いにも周辺の住宅や店舗などの器物破損はなかったものの、複数の参加者が重傷を負った。事件直後に警察の機動隊が介入し、現場で14名を逮捕していたが、その後の捜査によってそれぞれの自宅や職場でさらに14名を特定し逮捕に至った。逮捕者の年齢は23歳から48歳に及んでおり、暴動、公共の秩序を乱した罪、および傷害の容疑がかけられている。これにより、この事件に関連する逮捕者は合計28名に達し、警察は捜査の終結を宣言した。(via Estadio Deportivo)
バルサのレジェンド、エドゥアルド・マンチョンのオマージュ
エル・ベンドレル市のコマルガ地区にあるタバリスの建物の隣に、FCバルセロナの歴史に名を残す名ウインガー、故エドゥアルド・マンチョンの名前が冠された新しいスポーツコートと「音楽の公園」がオープンした。マンチョンは16年前に他界したが、地元のバルセロナのファンクラブ「Penya Barcelonista de Coma-ruga」が彼の記憶を風化させないために市に働きかけて実現したものだ。彼は1950年から1957年にかけてバルサでプレーし、243試合に出場して99ゴールを記録。ジョアン・マヌエル・セラートの有名な歌にも登場するクバラ率いる「5冠のバルサ」の伝説的なフォワードラインの不動のレギュラーだった。落成式にはマンチョンの未亡人であるロセル・マリゴや孫娘のアイナ・ガルドゥクのほか、バルサの元選手であるホセ・マリ・バケロ、ラモン・カルデレ、ラファ・スビリアも出席した。式典では市長のケネス・マルティネスやペーニャの会長による感動的なスピーチが行われ、地元の音楽隊による演奏や人間の塔のパフォーマンスも披露された。最後にはペーニャのベテランチームとエル・ベンドレルの歴史的選抜チームによるフットサルマッチが行われ、レジェンドの功績を賑やかに讃えた。(via SPORT)
コンポステラの1991年昇格メンバーの再会
今から35年前の1991年6月23日、SDコンポステラは歴史的な一戦に挑んだ。相手は前年の10月から無敗を誇っていたバダホス。コンポステラがプロサッカーリーグであるセグンダ・ディビシオン(2部)に史上初めて昇格するためには、絶対に勝たなければならない試合だった。試合前からロッカールームのトンネル内で選手同士の小競り合いが起きるほど緊張感に包まれていたが、満員のサンタ・イサベル・スタジアムでコンポステラは下馬評を覆し、オチョアの2ゴールとフアニートのゴールにより3-1で勝利を収めた。この偉業を成し遂げた当時のメンバーたちが、サンティアゴにあるレストラン「El Puente de A Rocha」に集まり、感動的な同窓会を開催した。白髪が増え、少しふっくらとしたかつての英雄たちと、フェルナンド・サントス監督をはじめとする当時のコーチングスタッフが一堂に会した。サントス監督は『当時の彼らは素晴らしい家族のような雰囲気を持っていたが、それ以上に本当に優れたサッカー選手たちだった』と当時を振り返った。食事会は午後遅くまで続き、思い出話や笑い声が絶えない、当時を彷彿とさせる素晴らしい時間となった。(via SPORT)
ククレジャへの理不尽な批判に対する苦言
チェルシーでプレーし、スペイン代表としてEURO2024で活躍したDFマルク・ククレジャが、レアル・マドリードへ移籍するという噂に対し、バルセロナのファンから非難が殺到していることについて、ジャーナリストが強い苦言を呈するコラムを発表した。一部の過激なファンがククレジャの重傷を願うようなコメントを投稿したり、有名なメディア関係者が彼を「白いネズミ」と罵倒したことに対し、記事は『決して許されるべきではない、下品で不当なヘイトの拡散だ』と強く非難した。『ククレジャは誰かを傷つけただろうか? バルサから声がかからなかったのに、レアル・マドリードからのオファーを断る義理があるのか?』と疑問を投げかけた。さらに、ククレジャがエスパニョールの下部組織出身であることや、バルサのトップチームでほとんどチャンスを与えられず、エイバルやヘタフェへのレンタル移籍を経て、自分の実力だけでブライトン、そしてチェルシーへと這い上がってきた苦労人であることを強調した。記事は『彼のレアル・マドリードへの移籍は、謙虚で地道な努力を重ねてきたキャリアへの正当な報酬であり、バルサファンであっても彼の成功を喜ぶべきだ。スポーツの世界にも人生にも、ヘイターは不要だ』と結論づけ、個人としての決断を尊重するよう求めている。(via SPORT)
【本日の総括】
本日は世界中のピッチ外で非常に多くの動きやドラマが生まれました。マラガのバス襲撃やサバデルのピッチ乱入、セビージャでのウルトラス同士の乱闘といったサポーターが絡む深刻なトラブルが発生し、サッカーの安全性に対する課題が浮き彫りになっています。また、W杯の熱狂の裏で、イバイ・ジャノスとフェルミン・ロペスの対談、アメリカ対オーストラリア戦での主審の足つり、さらにはロナウジーニョの現役復帰の噂やパブでのビールの記録的な消費など、クスッと笑えるエピソードも数多く見られました。
その一方で、選手の家族が語る苦労話や、新規則に翻弄される選手、そしてククレジャへの理不尽な非難に警鐘を鳴らす声など、サッカー選手を取り巻く環境の厳しさも伝わってきます。選手のプライベートからサポーターの熱狂、そしてかつてのレジェンドたちの再会まで、サッカーがもたらす悲喜こもごもな感情が詰まった一日となりました。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
マラガのバス襲撃やサバデルのピッチ乱入など、試合の前提を揺るがす事態が相次いでいます。特にマラガのフネス監督が示した『忍耐』という言葉は、戦術以前のメンタルマネジメントの重要性を物語っています。また、新規則『ビニシウス・ルール』の初適用は、ピッチ上のコミュニケーションのあり方を根本から変える可能性を秘めています。口元を隠す行為が即退場となる以上、選手は今後、よりクリーンな振る舞いを求められるでしょう。戦術的な噛み合わせ以前に、こうした外的要因をいかに制御するかが、現代の監督には不可欠な能力となっています。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
クラブの温度感という視点で見ると、オスカル・トレホの引退発表は非常に象徴的です。移籍の誘惑を断ち、愛するクラブでキャリアを終える決断は、現代のビジネスライクなサッカー界において稀有な美学を感じさせます。一方で、ネイマールに対するルーラ大統領の揶揄や、ククレジャへの過激な批判は、クラブや代表の枠を超えた『個』への風当たりの強さを浮き彫りにしています。ファンや政治家が選手をどう扱うか、その空気感はクラブのブランド価値にも直結するため、フロントはより慎重な広報戦略を求められる時代になっています。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
移籍市場の動きは、単なる戦力補強の枠を超えています。ロナウジーニョの復帰騒動は、スポーツ面よりもマーケティング戦略としての側面が強く、クラブの知名度向上を狙ったビジネスモデルの一環と見るべきでしょう。また、トレーディングカードの転売利益に対する税務署の介入は、デジタル時代の副次的な経済活動が無視できない規模に達していることを示しています。選手個人の契約だけでなく、こうした周辺ビジネスの法整備やコンプライアンス管理が、今後のクラブ経営において重要な判断材料となっていくはずです。