伝説のSanto Mauroサミットの裏側と残された2つの補強課題
今夏の移籍市場の設計図は、6月9日(火)にマドリード中心部にあるサント・マウロ・ホテルで開催された会談(通称:サント・マウロのサミット)で描かれた。モウリーニョ監督、ジェネラルマネージャーのジョゼ・アンヘル・サンチェス、チーフスカウトのジュニ・カラファット、および代理人のジョルジュ・メンデスらが一堂に会した。
モウリーニョ監督はここで7つの補強要求を提示し、そのうち5つ(ククレジャ、ダンフリース、ベルナルド・シウバ、コナテ、スピ)が実現した。しかし、残された2つの要求、「左利きの実力派センターバック」と「ゲームのテンポをコントロールできるボランチ」の獲得は未解決のままである。
センターバックについて、モウリーニョ監督はインテルのイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニ(市場価値約7000万ユーロ)を熱望している。ミリトンの復帰は10月末となる見通しであり、若手のハイスへの信頼が不足しているため、守備陣の層に不安が残る。
もう一方のボランチについても、アトレティコが獲得したヒュルマンドのような「試合のテンポを司る万能型ミッドフィルダー」を望んでいた。しかし、ディオマンデのファーストチーム登録によって、25の登録枠がすべて埋まってしまった。アセンシオ、カマヴィンガ、フェルランド・メンディら、放出候補とされた選手たちが残留を強く希望しているため、人員整理が進まずに新たな補強が不可能となっているのが現状だ。(via SPORT)
【本日の総括】
マドリーはプレシーズン最終戦を快勝で終え、エムバペや新戦力たちの適応が進む一方で、ロドリ獲得の失敗により生じた中盤のクリエイティブなボランチ不足に今なお直面しています。モウリーニョ監督はベルナルド・シウバの起用やアーノルドのコンバートといった応急処置、さらにはズビメンディ獲得の再燃に望みを託しつつ、カンテラ売却で得た2億ユーロの資金力を背景に、22日のエスパニョールとのラ・リーガ開幕戦に向けて急ピッチでチームの完成度を高めています。