プレシーズン最終戦シャルケ04戦快勝、エムバペとヴィニシウスの動向

マドリーは8月16日、ドイツのフェルティンス・アレーナで行われたシャルケ04との親善試合に3-0で快勝し、プレシーズンを無敗で締めくくった。

前半6分、キリアン・エムバペがシャルケのシャルレンベルクによる不用意なバックパスを奪い、ロリス・カリアスとの1対1を制して先制ゴールを決めた。エムバペはこれが今プレシーズン初の先発出場(45分間プレー)であり、高いコンディションを示したが、前半40分にはカティッチに股抜きを阻まれたことに激昂し、相手を突き飛ばしてイエローカードを受けるという場面もあった。

前半20分には、アルダ・ギュレルの正確なコーナーキックから、ディーン・ハイスがヘディングで合わせて2点目を記録。さらに後半57分には、カルロス・スピがアルバロ・カレラスの絶妙な左クロスを押し込み、3点目を奪った。

一方、ヴィニシウス・ジュニオールは先発して87分まで出場した。スタッツとしては、試みた6回のドリブルのうち成功はわずか1回、ボールタッチ36回、被ファウル1回、オフサイド2回。パスは21本中18本を成功させ、そのうち2本が決定的なキーパスだった。守備面でも2回の地上戦デュエルに勝利した。後半にネットを揺らしたが、オフサイドで得点は認められなかった。

ヴィニシウスは、自身へのミスを囃し立てるシャルケのサポーターに対して、コーナーキックの場面で挑発的な笑顔を浮かべて投げキッスを送るという、相変わらずの対応を見せた。これに対し、ジャーナリストのシロ・ロペスは次のように苦言を呈している。『ヴィニシウスは副キャプテンになった。これからどのスタジアムに行っても厳しいブーイングや挑発に直面する。それに慣れ、主審や観客に対して過剰な抗議のジェスチャーを控え、自らの経験とベテランらしさを示すべきだ』。

また、W杯のベルギー代表戦で太ももを痛めて途中交代したティボー・クルトワが先発し、前半の45分間を無失点に抑えて完全復活を遂げた。クルトワは復帰までの努力について次のように語っている。『状態は非常に良い。休暇中もジムに通い詰めてリハビリに励み、個別トレーニングのために予定より2日早く合流した。今日の試合でテストできたが感触は素晴らしい』。さらに、モウリーニョ監督の戦術について『コーナーキックやフリーキック、試合のあらゆる局面において、毎秒集中を研ぎ澄まして真剣にプレーすること。そしてしっかりと組織された強固な守備を求められている』と明かした。(via Mundo Deportivo) (via SPORT) (via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

新戦力ディオマンデとククレジャのデビュー戦、それぞれの想いと私生活

プレシーズン最終戦の後半61分、マドリーは期待の新戦力であるヤン・ディオマンデとマーク・ククレジャをピッチに送り出し、両選手は新天地でのデビューを果たした。

ククレジャはアルバロ・カレラスに代わって左サイドバックに入った。ユーロ2024でのハンド疑惑を根に持つドイツの観客から、ボールを持つたびに大ブーイングを浴びたものの、ククレジャは試合後、次のように語った。『この素晴らしいチームメイトたちと一緒なら、すべてがずっと簡単になる。まもなくリーガが始まるが、デビューできてとても嬉しい。グループとしての結束がピッチ内でも強みになる。ピッチ外でもみんな本当に親切に迎えてくれた』。現在ククレジャは、マドリード近郊の高級住宅地ボアディーラ・デル・モンテのラス・ロマス地区に家族のための家を探している。自閉症スペクトラムを持つ息子のために、庭があり、セキュリティの整った静かな環境(かつてロンドン時代に過ごした、1泊4000ユーロ以上とされる英国の Manor House に代わる安息の地)を求めているという。

一方、ボーナスを含めて最大1億4000万ユーロ(基本1億2500万ユーロ)に達するクラブ史上最高額で獲得されたヤン・ディオマンデは、ブライムに代わって右ウイングとして出場。30分間のプレーでボールタッチはわずか18回にとどまり、攻撃面では大人しいデビューとなった。しかし、守備面では5回のボール奪取を記録するなど、献身的な姿勢を見せた。

ディオマンデはマドリー加入への想いを次のように語っている。『マドリードから声がかかったら、断ることなど絶対にできない。ここは世界最大のクラブであり、すべての選手が夢見る場所だ。テレビで観ていた憧れのスターたちと更衣室を共有していることが信じられない。ここは他よりも厳しい環境だが、世界一になるためにハードに努力し、チームのすべての勝利を助けたい。熱心に誘ってくれたモウリーニョ監督の信頼にも感謝している』。(via SPORT) (via Mundo Deportivo)