チュアメニらの離脱に伴うベルナルド・シウバのピヴォット起用とアーノルドの中盤コンバート案

ロドリ獲得を逃し、新たなミッドフィルダーの獲得が不透明ななか、ジョゼ・モウリーニョ監督はプレシーズンを通じて中盤の再編成を試みている。4-2-3-1のシステムにおいて、筋肉系の軽いトラブルで親善試合を欠場しているオーレリアン・チュアメニやエドゥアルド・カマヴィンガ、さらにはシャルケ戦でボランチを務めたフェデ・バルベルデが守備的な役割を担う一方で、ゲームメイクを任せるクリエイティブなボランチとして、32歳のベルナルド・シウバの起用が最有力視されている。

ベルナルド・シウバは直近の親善試合でボランチとしてプレーしており、高い技術で守備とビルドアップを繋ぐ役割をこなしている。モウリーニョ監督は彼の中盤起用について次のように語った。『ベルナルドは低い位置、つまりダブルボランチの6番や8番でプレーすれば、チームにパスの出し口を提供してくれる。トップ下の位置でも快適にプレーでき、3〜4つのポジションをこなせる多才な選手だ』。

しかし、ディオマンデ、ベリンガム、ヴィニシウス、エムバペの4人を前線に並べる攻撃的な布陣を採用する場合、中盤にかかる守備の負担は大きくなる。32歳のベルナルド・シウバや、昨シーズンにシャビ・アロンソやアルベロアが試したアルダ・ギュレルのボランチ起用では、物理的な守備強度の不足が懸念されている。モウリーニョは現在、ギュレルをベリンガムのバックアップとしてトップ下で試している。

そのため、マドリーが新たな補強を断念せざるを得ない場合の解決策として、トレント・アレクサンダー=アーノルドの中盤起用が浮上している。右サイドバックにデンゼル・デュンフリースが加入したことで、アレクサンダー=アーノルドを一列上げてチュアメニとコンビを組ませるダブルボランチ案が検討されている。アレクサンダー=アーノルドはユーロ2024のイングランド代表でもボランチを務めたが、背中を向けた状態でのボールコントロールや守備での課題からポジションを失った経緯があり、モウリーニョにとってこれは予期せぬ解決策の一つとなっている。(via SPORT) (via Mundo Deportivo)

カンテラ売却で2億ユーロの驚異的収入、ハコボ・オルテガら12名の移籍詳細

レアル・マドリードの下部組織であるラ・ファブリカは、今夏だけで合計約2億ユーロに上る巨額の売却益をクラブにもたらしている。最新の取引として、20歳のフォワード、ハコボ・オルテガ(別名ジェイコブ・ラモン)がフランスのストラスブールへ1000万ユーロで移籍することが決定した。マドリーは彼の保有権の70%を売却し、将来の売却時に30%を受け取る権利を維持している。契約期間は2031年までの5年間。マドリーに8年間在籍したオルテガは、フベニールAの一員として2025-2026シーズンのUEFAユースリーグを制覇し、決勝のクラブ・ブルッヘ戦でも得点を挙げるなど活躍したが、トップチームでの公式戦デビューを経験しないままクラブを離れることになった。これはデビュー未経験のカンテラ選手としてはクラブ史上最高の売却額となる。マドリーは公式発表で次のように彼を見送った。『レアル・マドリードは常に彼の家であり、彼が我がクラブに捧げてくれたすべての努力に感謝する』。

オルテガ以外にも、今夏は多くのカンテラ選手がミリオン単位の移籍金で売却されている。

主な売却額リスト:

ニコ・パス(Como):6000万ユーロ(Comoが保有権の残り50%を買い取り。マドリーは2027-2028シーズンに発動可能な買戻しオプションを保有)

ゴンサロ・ガルシア(Fulham):4000万ユーロ(保有権の70%を売却。残り30%はマドリーが保持)

ビクトル・ムニョス(Liverpool):2000万ユーロ(オサスナからリバプールへの移籍に伴い、マドリーが保持していた50%の権利により発生)

マリオ・ヒラ(AC Milan):1500万ユーロ

アレックス・ヒメネス(Fiorentina):1300万ユーロ

アルバロ・ロドリゲス(Bournemouth):1250万ユーロ

セサール・パラシオス(Fulham):1000万ユーロ(マドリーは30%の権利を保持)

ビクトル・バルデペニャス(Fiorentina):800万ユーロ(保有権の50%を売却)

フラン・ガルシア(Betis):300万ユーロに加え、100万ユーロの変数が設定された合計400万ユーロ

マリオ・マルティン(Getafe):350万ユーロ(保有権の50%を売却)

フラン・ゴンサレス(Sevilla):300万ユーロ(保有権の50%を売却、2031年までの契約)

これらの売却によって得られた莫大な資金は、今夏のトップチームの大型補強を支える原資となっている。(via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via ElDesmarque) (via SPORT)