UDラス・パルマス

降格圏直前で苦しい戦いが続くUDラス・パルマスが、チーム立て直しの要となる新監督として、39歳のカタロニア人指揮官アルベルト・サンチェス(Albert Sánchez)の招聘に向けて大きく動いている。

前節のレアル・ソシエダB戦ではファン・マヌエル・ロドリゲス暫定監督の下で1-0の勝利を収め連敗を止めたものの、クラブフロントは根本的なチーム改革を図るべく新指揮官の選定を進めてきた。フランスメディアの報道によると、ターゲットとなったのは現在フランス・リーグ・ドゥ(2部)のダンケルク(Dunkerque)で監督を務めるアルベルト・サンチェスであり、同氏はロッカールーム内での人間関係の摩擦も重なり、現クラブとの契約解除に向けた手続きを急速に推し進めている。

クラブ側は、過去にチームを昇格へと導いたガルシア・ピミエンタ監督の成功体験「フォーミュラ・ピミエンタ」の再現を狙っている。サンチェス新監督候補もピミエンタ同様にFCバルセロナの下部組織出身であり、2021年にフベニールAのアシスタントコーチとしてバルサに加入後、Bチームのアシスタントを経て2024年夏にはBチームの監督に就任した経歴を持つ。また、指導者キャリアの初期には女子サッカーやエスパニョール下部組織(監督およびメソッド責任者)、サンボイア、ペニャ・デポルティバで指導したほか、中国の北京北体大、クウェートのアル・カドシア、サウジアラビアのアル・ファティフと多角的な海外指導経験も持つ。契約問題がクリアされ次第正式発表となる見通しで、不振に喘ぐ黄色のチームの復活を託されることになる。(via SPORT)

UDラス・パルマス

UDラス・パルマスは火曜日、国王杯1回戦でSegunda RFEFのRSDアルカラとのアウェー戦に臨む。

昨季の同大会初戦で同じSegunda RFEFのエストレマドゥーラに1-3で惨敗した苦い記憶が残る中、ファン・マヌエル・ロドリゲス監督は早期敗退の悪夢を回避すべく警戒感を強めている。特に大きな注目を集めているのがゴールキーパーの起用で、テロル出身の22歳GKアドリ・スアレス(Adri Suárez)が先発出場する予定だ。ルイス・スアレスにとって公式戦デビューまで496日間待機し続けた末の待望の初陣となる。

チームは怪我人の頻発により選手層に不安を抱えており、「試合中ピッチ上に立てる下部組織登録選手は同時に最大4名まで」という連盟規律違反(不当出場)を防ぐため、必然的にリーグ戦の主力を組み込んだ先発構成が求められる。FWヘフテが1トップ、キリアン・エムバペが中盤に入り、アチモヴィッチやエリアスにも先発のチャンスが与えられる見込みだ。また、長期離脱から復帰したアレ・ガルシアやレコバも招集メンバーに入り、アンドレス、ヘルツォーク、フステルらが出場候補に挙がる。一方でヘセ、イバン・ハイメ、ペツォレッシ、セルヒオ・ビエラらは温存されホームに留まる。

なお、対戦相手のRSDアルカラは5部グループVで降格圏(勝ち点8)に沈む苦境にあるが、昨季アウェイでラス・パルマスBと対戦した際に過激派サポーター群「ウルトラ・ナシエンテ」と「ブリガダス・アルカライナス」の間で激しい衝突が発生した経緯から、本試合は治安当局より『高リスク試合』に指定されている。(via SPORT)