レバンテUD
日曜日のエスパニョールとの開幕戦に向けて調整を進めています。クラブは、期待の若き至宝であるカルロス・エスピ(Carlos Espí)をレアル・マドリードへと完全売却することを決断しました。ルイス・カストロ監督は、
『財政的にクラブを再建し、チームがプロフットボールの第一線で生き残るためには、エスピの売却は避けては通れない苦渋の決断だった。私個人の希望としては、彼をあと数シーズン手元に置いて育てたかったが、経営上の絶対的な理由から、この売却を受け入れるしかなかった。それでも、私たちはすでに彼なしでプレシーズンを勝ち抜いてきたし、エスピという一人の選手に依存するような柔なチームは作っていない』
と語り、現有戦力での突破を誓いました。攻撃的MFカルロス・アルバレスには他クラブから具体的な打診が届いていますが、カストロ監督は『彼は現在100パーセントレバンテに集中しており、ピッチでそれを示している』と全幅の信頼を寄せています。また、Massanassa出身でカンテラ育ちの15歳の左サイドバック、マルク・サントス(Marc Santos)を、驚くべきことに今シーズンのファーストチーム(登録メンバー内)へと飛び級で完全登録・昇格させたことを発表しました。(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)
ADセウタ
街が直面している極めて深刻な移民・難民の流入危機、およびそれに伴う緊迫した治安環境を目の当たりにし、プレシーズン会見の場においてホセ・フアン・ロメロ監督が怒りを露わにしました。ロメロ監督は、
『サッカーの試合がピッチの芝生にhongo(真菌)がついたという理由だけで、いとも簡単に延期や調整が行われる一方で、私たちが愛するセウタという素晴らしい街が、毎日人道的・社会的な大パニックと恐怖に晒され、子供たちや高齢者が怯えて生活しているという極めて深刻な危機において、フットボール界は一切の連帯も示さず、のうのうと試合を消化しようとしている。この現状は、人道的に全くもって受け入れがたく、常識を欠いている。もし私にすべての権限が与えられているならば、私は今週末のアンドラ戦を完全にボイコット(拒否)し、セウタの市民たちとの強い連帯と抗議の意思を示すだろう』
と、涙ながらに訴えかけました。この会見は大きな共感を呼び、セウタのサポーターや市民はロメロ監督の毅然とした人間性を全面的に支持しています。チームは、プレシーズンでカディスを1-3、マラガを2-1で撃破するなど、仕上がりは極めて良好です。(via Estadio Deportivo / MARCA)
レアル・バリャドリード
チームは厳しいプレシーズンを終え、変則日程での開幕マジョルカ戦に向けて、ピッチ上の課題(守備の連動ミスや攻撃のアイデア不足)の最終修正に入りました。バリャドリードはアウェイの厳しいピッチにおいて、まずは強固な守備ブロックから素早いトランジションを仕掛けるための臨戦態勢に入っています。(via MARCA)
【本日の総括】
ラ・リーガ各クラブは、待ちに待った新シーズン開幕を間近に控える中で、ピッチ内外で激動の動きを見せました。
アトレティコがロメロを獲得し、セビージャがウレの登録完了やナバロSDによる大掃除を進めるなど、移籍市場は熱狂的な展開を見せています。また、ラージョが歴史的な2大売却により4500万ユーロを調達する一方で、本拠地の芝真菌被害によるセルタ戦の延期を余儀なくされたオサスナのように、変則的な日程に対応を迫られる不測の事態も発生しています。
さらに、バレンシアの佐藤亮之介選手やソシエダBのKita選手、ラス・パルマスの宮代大聖選手といったピッチ上の個々のストーリーや、セウタのロメロ監督が投じた人道危機へのメッセージなど、フットボールは単なる競技の枠を超えて、社会や地域と深く結びついた大きなドラマを紡ぎ続けています。