セビージャFC

長年ユニフォームの胸を飾っていた家電メーカーとの契約が6月30日をもって満了したため、未だ新たなスポンサー契約が締結されておらず、リーガで胸スポンサーのない3つのクラブ(セビージャ、エスパニョール、エルチェ)のうちの1つとなっています。この状況に対し、クラブは『Junior, vete ya(ジュニア、今すぐ去れ)』と叫ぶサポーターの声を無視する形で、人道的な解決策を発表しました。セビージャは、開幕から数試合の間、ユニフォームの胸に『Fundación 1890』のロゴを掲出します。これは、街の最も貧困な地区であるポリゴノ・スル(Polígono Sur)における、路上生活者や極めて脆弱な人々のための住宅支援や就労支援の取り組みを支援するためのものです。

また、今夏にスウェーデンのシリウスから獲得したスコットランド人FWロビー・ウレのペーパーワーク(非EU選手としての労働許可証やビザ発給)が金曜日の午前中についに完了し、LALIGAへの公式登録が承認されました。これにより、ウレは土曜日のラージョ・バジェカーノとの開幕戦に出場可能となり、ガルシア・プラサ監督は彼をいきなり『9』番の先発として起用することを真剣に検討しています。

ホセ・イニャシオ・ナバロSDは、ジャン・ジュスト・ジョルダン、タンギ・ニアンズ、ラファ・ミルなど高給を食いつぶしていた16名の余剰戦力を売却または契約解除(レスシシオン)により一掃することに成功しました。この見事な大掃除に対し、サポーターからは『完璧な仕事だ』と絶賛される一方で、『ビクトル・オルタ前SDが残したアコル・アダムスらの売却益や若手の活躍を都合よく自分の手柄にしているだけだ』という厳しい声もあります。

ラージョとの開幕戦先発予想は、GKヴラホディモス; Carmona, Sangante, Kike Salas, Suazo; Agoumé, Nico Guillén; Miguel Sierra, Jon Guridi, Oso; Isaac Romero。中盤に狙っていたKochorashvili(ポルトガル・スポルティング)との移籍金交渉(セビージャ400万ユーロ提示、スポルティング550万ユーロ要求)が長引いているため、19歳の若きニコ・ギジェン(Nico Guillén)がAgoumeの相棒として先発に抜擢される可能性が極めて高いです。また、アドリア・ペドロサのラージョへの期限付き移籍が秒読み段階となっています。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

バレンシアCF

バルセロナからPSGへの電撃移籍が秒読み段階にあるフェラン・トーレス(移籍金約5000万ユーロ)の取引により、FIFAの連帯貢献金として約160万ユーロ(育成期間12歳から20歳に対する3.3%)の臨時収入を手にすることが確実となりました。この資金は、獲得が停滞している右サイドバック、アルナウ・マルティネス(ジローナ)の移籍金オファー引き上げ、または代替のザノッティ(ルガーノ)獲得に直接充てられる予定です。

また、ホルシュタイン・キールのスウェーデン代表FWアレクサンダー・ベルンハルドソン(Alexander Bernhardsson)の獲得に向けて具体的な動きを開始していますが、現在の優先順位はLargie Ramazani、そして右SBのアルナウ・マルティネス獲得にあります。

バレンシアの攻撃の絶対的な生命線となっているのが、ハビ・ゲラと、日本の若いタレントである佐藤亮之介(Ryunosuke Sato)のコンビネーションです。カルロス・コルベラン監督は、彼ら2人をピッチ上で共存させ、攻撃のタクトを完全に任せる方針を固めています。佐藤亮之介に関しては、開幕戦に向けたLALIGAへの選手登録手続き(書類提出)が間に合えば、 Mestallaで行われるセルタ戦でいきなり先発起用される可能性が非常に高く、現地バレンシアでも彼に対する期待は最高潮に達しています。

将来についてバルサをはじめとするビッグクラブからのアプローチを受けているハビ・ゲラ(違約金が6000万ユーロに上昇)は、ヘルクレス戦後に『私は現在バレンシアとの契約を残しており、ここにいる。それ以上言うことはない』と、ファンに向けて残留を明言。また、カルロス・コルベラン監督への懐疑的な視線に対し『全員が監督を100パーセント信頼して同じ方向を向いている』と、チームの結束をアピールしました。一方で、テルエル戦(0-1で敗戦、GKクリスティアン・リベロのミスで失点)では控え組主体のユニットBが悲惨な実力不足を露呈しており、補強の緊急性をオーナーのピーター・リムへ訴えかけています。

ディミトリエフスキが守護神として君臨するなか、第2GKの補強候補としてイプスウィッチの若いオランダ人GK Kayne Oevelenをリストに載せています。さらに、ペペルを3バックの中央に配するシステムがプレシーズンで非常に機能しており、ペペルは『私たちは自分たちの可能性を信じており、昨季の苦しい戦いから学んだ。今シーズンはファンのためにすべてを尽くす』と語っています。また、カンテラ出身で1.94メートルの期待のFWアイマル・ブラスケス(昨季ユースで49ゴール)がプレシーズンで存在感を示しており、前線の人員不足を補う秘密兵器として注目を集めています。アルメイダのセルタへの移籍交渉は大筋合意に達していますが、第2節のバレンシア対セルタ(8月22日、 Mestalla)の直接対決が終わるまでは放出を一切ブロックする方針を固めました。(via SPORT / ElDesmarque / MARCA)

ビジャレアルCF

かつての下部組織出身の至宝であり、昨夏にクリスタル・パレスへ3000万ユーロで売却されたスペイン代表FWジェレミー・ピノの電撃復帰の噂が、市場で急激に現実味を帯びています。ピノ自身も『我が家であるビジャレアルに戻りたい』と強く願っており、パレホやトマス・パルティの退団によって給与予算(サラリー制限)に大きな空きができたビジャレアルは、レンタルでの獲得、あるいは将来の買い取りオプションを含めたスキームでの買い戻しに向けて、クリスタル・パレス側へのアプローチを開始しました。ただし、パレス側は移籍金300万ポンドではなく3000万ユーロの正当な価値を主張しており、交渉は一筋縄ではいかない見込みです。(via Estadio Deportivo / MARCA)