構想外となったイケル・ロサダの去就と複数クラブからの獲得打診
レバンテへのレンタルから復帰したものの、マヌエル・ペレグリーニ監督の構想外となっているイケル・ロサダの去就が注目されています。監督は彼をほとんど戦力として考慮しておらず、ダブリン遠征の招集メンバーからも外しました。本人も退団を受け入れており、ベティス側は投資額である180万ユーロを回収するため、完全移籍での売却を優先しています。彼に対しては、昨季活躍したレバンテが再獲得を打診しているほか、イニゴ・ペレス退任後の新体制となったラージョ・バジェカーノが代理人と交渉を進めています。さらに、ヘタフェのホセ・ボルタラス監督も彼の多才なプレーを非常に高く評価しており、獲得に関心を示しています。ギリシャのクラブからも熱心な打診がありますが、本人はスペイン国内でのプレーを優先しています。(via Estadio Deportivo)
ナタンを狙うバルセロナの関心とベティスが要求する強気の移籍金設定
バルセロナがロナルド・アラウホのリヴァプールへのレンタル放出に伴う代役センターバックとして、ブラジル人DFナタンに熱視線を送っています。代理人のアンドレ・カリーがアラブメディアで関心を認め、バルセロナ側からベティス経営陣に直接問い合わせがあったことを明らかにしました。ただし、現時点で正式なオファーはありません。ナタンは昨年夏にナポリから加入し、今夏にベティスが900万ユーロで買い取りオプションを行使して2030年までの契約を結びました。現在Transfermarktの市場価値は2500万ユーロですが、ベティス側は強気の3500万ユーロを売却の交渉開始額(設定額)として設定しています。また、ナタンは10月にEU市民権を獲得する見込みであり、価値がさらに上昇することが期待されています。練習場でサポーターから残留を懇願された彼は、笑顔のまま無言で立ち去りました。なお、バルセロナ側は下部組織の21歳DFアルバロ・コルテスをファーストチームに留める予定であり、補強の優先順位は中盤のロドリ・エルナンデスやアタッカーに置かれているため、ナタンの獲得に本格的に乗り出すかは流動的です。(via ElDesmarque)
期待の若手ゴンサロ・ペティを襲った筋肉トラブルとレンタル移籍計画の現状
ウルグアイ人FWゴンサロ・ペティが、筋肉系の軽微なトラブルにより今週の練習を欠場し、ジムでの個別調整を余儀なくされています。今週末のインテル・ミランとの親善試合は欠場する見込みですが、怪我自体は深刻ではありません。ペレグリーニ監督はプレシーズンで彼をテストしたものの、ファーストチームのEU外登録枠に空きがないため、今季はレンタルで武者修行に出す方針で一致しています。ベティスは彼の保有権85%を450万ユーロで獲得しており、将来を非常に期待しています。現在は、セグンダ・ディビシオン(2部)のスポルティング、バジャドリード、アルバセテなどがレンタル獲得に向けて具体的な交渉を進めています。(via Estadio Deportivo)
スカウト部門の要として期待されたペペ・カルデロン獲得交渉の最終合意破談
ベティスの下部組織(カンテラ)の国内スカウト責任者として就任が内定していたペペ・カルデロンについて、最終段階でクラブと本人による再考の末、全員の一致した合意(コンセンサス)が得られず、獲得を断念したことが明らかになりました。カルデロンは、セビージャFCやマラガのフロント、さらにハンガリーのデブレツェニを低予算で欧州カップ戦出場権獲得に導くなど確かな手腕を持つ人物でした。ベティスは今夏、カンテラ方法論責任者のティノ・ルイス・カブレラに権限を集中させ、アルベルト・コルデロを新技術秘書に据えるなど大規模なフロント改革を行っており、彼の招致はリクルート部門を強化する最後のピースとされていました。(via ElDesmarque)
ポルトガル人FWファビオ・シルバ獲得競争の激化とレアル・ソシエダの電撃参入
ベティスが前線の最優先補強ターゲットの一人として動向を追い続けているポルトガル人FWファビオ・シルバ(ボルシア・ドルトムント所属)の獲得レースに、レアル・ソシエダが急遽参入し、ドルトムント側に獲得の条件を問い合わせました。ドルトムントは昨夏に投じた2250万ユーロの資金を回収するため完全売却を望んでいますが、市場終盤には買い取りオプション付きレンタルに応じる可能性があります。ベティスを率いるペレグリーニ監督やマヌ・ファハルドSDは彼を非常に高く評価していますが、ソシエダに加えてビジャレアルやデポルティーボ、ブラジルのフラメンゴなども獲得を狙っており、獲得競争は一気に過熱しています。(via Estadio Deportivo)
カルトゥハ使用に伴う年間シート利用規約の大幅な変更と出席率ルール
ベニト・ビジャマリンの改修により、今季はオリンピコ・デ・ラ・カルトゥハをホームスタジアムとして使用するベティスは、スタジアムをファンで埋めるため、年間シート(アボノ)の譲渡と貸出サービスに新しい規定を導入しました。席の譲渡を行う場合、試合の7日以上前であればチケット代金の65%が、2〜7日前なら50%が、48時間以内なら35%が会員に還元されます。還元されたお金はアボノ代金を上限に返金されるほか、クラブショップで使える「Dinero Betis」(10%ボーナス付き)に変換することも可能です。また、貸出サービスについては「Soy Betico」などの会員への貸出は無料ですが、非会員の知人に貸し出す場合は9月30日までに最大4名を事前登録する必要があり、未登録の相手に貸し出す際は1回につき5ユーロの手数料が徴収されます。入場時のセキュリティ管理も大幅に強化され、本人以外の入場を厳しくシャットアウトする方針です。なお、割引特典を維持するためには年間全試合の80%以上の出席が必要となります。(via MARCA)
U-19欧州制覇の立役者モランテとマヌ・ゴンサレスに対する指揮官からの大絶賛
U-19スペイン代表を率いて欧州選手権(ユーロU-19)を無失点・19ゴールという完璧な成績で制覇したパコ・ガジャルド監督が、ベティス所属の二人の逸材を大絶賛しています。大会得点王(ゴールドシューズ)に輝いたFWホセ・アントニオ・モランテと、4試合無失点を維持して最優秀GKに選ばれたマヌ・ゴンサレスに対し、ガジャルド監督は『もし彼らのような欧州王者の得点王や最優秀GKを今獲得しようと思ったら、安くても200万ユーロ、あるいはそれ以上の移籍金を支払わなければならないほど価値がある』と評しました。そして、クラブの指導者は彼らを恐れずに起用し、チームの経験豊かなベテラン選手たちの隣で成長させるべきであり、起用すれば必ず素晴らしいパフォーマンスで応えてくれると熱弁しています。(via Estadio Deportivo)
驚異的な回復力を見せる魔術師イスコのプレシーズン復活劇と股抜き美技
昨シーズン終盤に大きな怪我を負い、約1年間リハビリを続けてきた魔術師イスコが、プレシーズンで順調な回復を見せています。トレーニングでも痛みが完全に消え、自信を持って運動量を増やしています。直近のボーンマス戦(2-2)では、ピッチ上で代名詞とも言える華麗な股抜き(カーニョ)を披露し、ファンを大いに熱狂させました。練習場の出口でサポーターから『怪我をしないように聖母に祈りを捧げた』と直接激励される一幕もあり、ベティスファンの大きな期待を背負っています。ペレグリーニ監督は、彼やアブデが長期の離脱明けであるため、開幕のレアル・ソシエダ戦までに100%のコンディションに戻ることは難しいと話しており、開幕最初の1ヶ月で7試合を戦う過密日程を乗り切るためにはバックアップメンバーの総力が必要であると語っています。(via MARCA)
モロッコ代表エズ・アブデが膝の怪我を乗り越えて全体練習へ部分合流
膝の怪我から回復を遂げたモロッコ代表FWエズ・アブデが、8月11日の午前、ついにチームの全体練習へ復帰しました。ピッチに現れた際にはチームメイトから頭を軽く叩いて歓迎される恒例の歓迎の儀式が行われました。練習の最初の15分間を全体グループで消化したのち、別メニューとしてクラブの理学療法士・リハビリ担当者と共に個別メニューに移行し、調整を進めました。監督の指摘通り開幕戦にスタメンとして万全で臨むのは難しい状況ですが、試合に出場できる状態に向けて着実に前進しています。(via ElDesmarque)
チャンピオンズリーグ復帰を見据えたペレグリーニ体制の自信と変則的な開幕日程
マヌエル・ペレグリーニ監督は、今夏のプレシーズンについて『全体的に非常にポジティブ。プレシーズンでの結果そのものが最重要ではないが、勝利を収めることは、チームが目指す方向に向かって正しく進んでいる証明になる』とチームの仕上がりに強い満足感を示しています。チームはこれまで親善試合で1敗しかしておらず、相手のレベルが上がるにつれて高い競争力を示してきました。新シーズンは、代表選手が数多くワールドカップに参加していた関係で第1節のバレンシア戦が延期されたため、1週間遅れての8月21日のレアル・ソシエダ戦(カルトゥハ)が初戦となります。悲願である21年ぶり2度目のチャンピオンズリーグ出場に向けて、新加入のファクンド・ベルナルやフラン・ガルシアも完全にチームへ適応し、強固なチーム作りが進んでいます。ただし、守護神ディエゴ・コンデが膝の負傷で少なくとも2ヶ月の長期離脱を強いられたのは大きな痛手となっています。(via ElDesmarque)
財政難とストライカー補強最優先により見送られたアムラバト獲得の裏側
ベティスは8月10日、モロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(フェネルバフチェ所属)の代理人に対し、現時点で彼の獲得を最優先とはしない方針を正式に伝えました。アムラバトはフェネルバフチェとの契約解除に向けて動いており、ペレグリーニ監督も彼の実力を高く評価し、歓迎する意向を示していました。しかし、彼がトルコで受け取っていた年俸500万ユーロ(ネット)という高額な給与は、現在のベティスのサラリーキャップ制限から見ると絶対に不可能です。本人は減給を受け入れる姿勢を示していたものの、ベティス側の最優先補強ポイントが「ストライカー(前線の点取り屋、クチョ・エルナンデスと競合・交代できる選手)」とダニ・セバジョスの獲得に絞られているため、現時点での獲得交渉は完全にストップしました。今後、他選手の売却が進み、アムラバトが依然としてフリーの状態で残っていれば再交渉する可能性はありますが、現在はお蔵入りとなっています。(via ElDesmarque)
元エースのバカンブがブラジル移籍合意間近
6月30日に契約満了に伴いベティスを退団した35歳のベテランFWセドリック・バカンブが、ブラジルの名門インテルナシオナル・ポルト・アレグレへの移籍に向けて合意間近となっています。交渉はすでに契約に必要な書類の確認・やり取りの段階に入っています。インテルナシオナルのスポーツディレクターであるファビニョ・ソルダードは、バカンブの名を直接挙げることは避けつつも、『ボレーがリバー・プレートへ去ったことで、実績のある経験豊かなタレントを探していた。私たちは限られた予算の中で非常にクリエイティブに動き、チームを助けてくれる解決策を模索している』と話し、獲得に向けて極めて近い位置にいることを認めました。バカンブはインテルナシオナルと年俸約120万ユーロ(月給10万ユーロ)という好条件の契約を結ぶと報じられています。(via ElDesmarque)
構想外からプレシーズン得点王へ大化けしたネルソン・デオッサの大どんでん返し
コロンビア人MFネルソン・デオッサ(26歳)を巡り、今夏の移籍市場で大どんでん返しが発生しています。昨季は28試合に出場しながら1ゴールも挙げられず、クラブはサラリーキャップの削減と投資額(1170万ユーロ)を回収するために、ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマへの売却を最優先で進めていました。しかし、前線不足の窮地からペレグリーニ監督はプレシーズンで彼を「偽9番(フェイクナイン)」として起用しました。この起用に見事に応え、デオッサはプレシーズンマッチで大爆発。 Lotte戦、リヨン戦でゴールを奪い、さらに強豪アーセナル戦では圧巻のロングミドルを叩き込み、パブロ・フォルナルスへの素晴らしいアシストも記録。3ゴールを挙げてチームのプレシーズン得点王(リケルメ、パブロ・ガルシアと並ぶ)に躍り出ました。この驚異的なパフォーマンスを受け、ダブリンでの親善試合には多くのプレミアリーグのスカウトが彼の視察に訪れており、ベティスは以前の想定よりも遥かに高額な移籍金を引き出せる可能性が浮上しました。満足のいく高額オファーが届かない場合は、今季はベティスの重要な戦力(アタッカーおよび中盤のマルチオプション)としてチームに残留させる方針に変更されています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
レアル・ベティスは、21年ぶり2度目となる悲願のチャンピオンズリーグ復帰を控え、ペレグリーニ体制のもと非常に充実したプレシーズンを過ごしています。プレシーズン得点王に輝いたデオッサの大化けやイスコの順調な復活、アブデの全体練習復帰など、開幕に向けて好材料が多い一方で、守護神ディエゴ・コンデの長期離脱は大きな課題です。移籍市場ではロサダやペティの放出を進め、アムラバトの獲得を見送るなど、財政バランスとストライカー獲得に狙いを絞った戦略的な動きが続けられています。