構想外からプレシーズン得点王へ大化けしたネルソン・デオッサの大どんでん返し

コロンビア人MFネルソン・デオッサ(26歳)を巡り、今夏の移籍市場で大どんでん返しが発生しています。昨季は28試合に出場しながら1ゴールも挙げられず、クラブはサラリーキャップの削減と投資額(1170万ユーロ)を回収するために、ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマへの売却を最優先で進めていました。しかし、前線不足の窮地からペレグリーニ監督はプレシーズンで彼を「偽9番(フェイクナイン)」として起用しました。この起用に見事に応え、デオッサはプレシーズンマッチで大爆発。 Lotte戦、リヨン戦でゴールを奪い、さらに強豪アーセナル戦では圧巻のロングミドルを叩き込み、パブロ・フォルナルスへの素晴らしいアシストも記録。3ゴールを挙げてチームのプレシーズン得点王(リケルメ、パブロ・ガルシアと並ぶ)に躍り出ました。この驚異的なパフォーマンスを受け、ダブリンでの親善試合には多くのプレミアリーグのスカウトが彼の視察に訪れており、ベティスは以前の想定よりも遥かに高額な移籍金を引き出せる可能性が浮上しました。満足のいく高額オファーが届かない場合は、今季はベティスの重要な戦力(アタッカーおよび中盤のマルチオプション)としてチームに残留させる方針に変更されています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

レアル・ベティスは、21年ぶり2度目となる悲願のチャンピオンズリーグ復帰を控え、ペレグリーニ体制のもと非常に充実したプレシーズンを過ごしています。プレシーズン得点王に輝いたデオッサの大化けやイスコの順調な復活、アブデの全体練習復帰など、開幕に向けて好材料が多い一方で、守護神ディエゴ・コンデの長期離脱は大きな課題です。移籍市場ではロサダやペティの放出を進め、アムラバトの獲得を見送るなど、財政バランスとストライカー獲得に狙いを絞った戦略的な動きが続けられています。