深刻な財政難 新加入選手の登録遅れとフリー選手への依存

セビージャFCは今夏の移籍市場でも、深刻な経済的制限に直面している。すでに獲得が確定しているホン・グリディとフアン・イグレシアスの2人でさえ、資金不足によりラ・リーガへの選手登録が完了していないという異常事態だ。今後、アルナ・サンガンテが次の補強として加入する見込みであり、大ケガから復帰するパトリック・メルカドのメディカルチェックも控えているが、彼らの登録の目処も立っていない。さらに、契約延長に向けて交渉中のアレクシス・サンチェスが合意に至ったとしても、現状のままでは登録が不可能な状態にある。

移籍金を支払う能力が欠如しているため、クラブは必然的に移籍金ゼロで獲得できるフリー選手に依存せざるを得ない。現在、レバンテとの契約を満了するMFパブロ・マルティネスのようなコストゼロの選手の獲得に奔走している。一方で、アドリアン・リソやディエゴ・コンデのように移籍金が発生する選手の獲得交渉においては、相手クラブに対して極端な値下げを要求せざるを得ず、交渉は難航を極めている。チームの刷新を図る新スポーツディレクターのホセ・イグナシオ・ナバロとルイス・ガルシア・プラサ監督にとって、この火の車のような台所事情が最大の障壁となっている。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

18-Jデモによる経営陣への抗議の熱が高まる中、ピッチ外では深刻な財政難により新戦力の登録すら進まない厳しい現実が浮き彫りに。ヴラホディモスやリソ、コンデらの交渉も難航する一方、ラファ・ミルの有罪判決やカンテラの若手流出など、クラブは多くの難題に直面している。