アレックス・コスタの処遇 リザーブ残留を巡るクラブとの温度差
昨夏、ポンフェラディーナでの素晴らしいパフォーマンスを受けてセビージャが獲得したマドリード出身のストライカー、アレックス・コスタ。移籍の際、土壇場でバルサ・アトレティクからもオファーがあったが、トップチームでの起用を約束されたためセビージャ入りを選択した。しかし、トップチームで4試合にベンチ入りしたものの、ピッチに立つ機会は一度も与えられなかった。
彼が所属したリザーブチームのセビージャ・アトレティコはセグンダRFEFへ降格。コスタ本人はチーム内最多の4ゴールを挙げて意地を見せたが、これ以上の下のカテゴリーでプレーすることは望んでいない。2028年6月30日までの契約を残す中、レンタル移籍かトップチームへの本格昇格を希望している。
しかし、ルイス・ガルシア・プラサ監督からはこれまで一度も声がかかっていない。ナイジェリア代表としてワールドカップに参加中のアコル・アダムスが不在のため、攻撃陣の人数不足を補う目的でのみプレシーズンに呼ばれる可能性がある程度だ。一方でクラブ側は、ディエゴ・ガリアノ監督が率いるセグンダRFEFのチームにおいて、1日でも早く昇格を勝ち取るための絶対的な攻撃の柱として彼を残したい意向を固めている。現在、クラブと選手の間で期待されていた話し合いはまだ行われておらず、両者の思惑には大きな温度差が存在している。
(via Estadio Deportivo)
ジョアン・ジョルダンの現状 黄金期唯一の生き残りと高額年俸の重荷
ネマニャ・グデリの退団が公式に発表された。261試合に出場し、7シーズン在籍、そして2020年と2023年の2度のヨーロッパリーグ優勝に貢献したレジェンドだ。彼はラキティッチ、カヌーテ、レナト、アチュカロに次ぐ、クラブ史上5番目の外国人最多出場記録保持者だった。本人はもう1年残留する意思があったが、クラブとの合意には至らなかった。
このグデリの退団により、モンチとフレン・ロペテギが2019年の夏に構築し、2度のヨーロッパリーグ制覇と4年連続のチャンピオンズリーグ出場という黄金期を築き上げたチームの生き残りは、ついにジョアン・ジョルダンただ1人となってしまった。
しかし、そのジョルダンの現状は厳しい。2023年のベティスとのコパ・デル・レイのダービーで、スタンドから投げ込まれた棒が頭に当たり試合が中止となった事件以降、彼の状況は悪化の一途をたどっている。監督の構想から完全に外れ、アラベスへのレンタル移籍を経験。昨季はマティアス・アルメイダ監督やルイス・ガルシア・プラサ監督の下でも出番は皆無に等しく、年間を通じてわずか150分強の出場にとどまった。先発出場はコパ・デル・レイのトレド戦とエストレマドゥーラ戦の2試合のみだ。
クラブ側は彼を放出したがり、昨夏から他の選手の登録枠を空けるために給与の引き下げや契約の見直しを求めて交渉を試みてきた。しかし、カタルーニャ出身のMFはクラブから提示されるすべてのオファーを拒否し続けている。契約は2027年まで残っており、セビージャがタイトルを争いチャンピオンズリーグの常連だった良き時代に結ばれた高額な給与は、現在の厳しい経済状況にあるクラブにとって重すぎる負担となっている。
(via Mundo Deportivo)