カルロ・アンチェロッティがブラジル代表でエンドリッキを継続招集!ミリトンは温存

ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、11月11日(対日本代表)および11月14日(対シンガポール代表)に行われる国際親善試合に向けた代表メンバーを発表し、レアル・マドリードからヴィニシウス・ジュニオールとエンドリッキを召集しました。

エンドリッキはモウリーニョ監督の就任以降、プレシーズンからの怪我の影響も重なり、公式戦での出場時間がわずか4分間に留まるなど苦しい時期を過ごしていました。しかし、チャンピオンズリーグのASローマ戦で1-3の絶望的な状況から途中出場すると、圧巻のミドルシュートで追撃のゴール(3-2)を奪い、さらにカルロス・エスピの同点ゴールを誘発する怒涛の活躍で試合をひっくり返しました。この覚醒とヴィニシウス・ジュニオールのリーグ戦4試合出場停止処分が重なったことで出場機会を増やし、セビージャ戦(70分間先発)やライプツィヒ戦でも存在感を示しています。

W杯でのノルウェー戦敗退という痛恨の出来事を受け、アンチェロッティ監督はブラジル代表の世代交代を猛烈なスピードで推し進めており、今回の招集メンバー23名のうち15名が23歳以下の若手選手で占められています。カルロ・アンチェロッティは『エンドリッキは将来のSeleçãoにおいて極めて重要な存在になる。現在は代表チームの若返りと新世代の融合を進める絶好のタイミングだ。クラブで定位置を確保しきれていない若い才能にも積極的にチャンスを与え、勝ちながら新しいチームを作り上げなければならない』と力強く語っています。

その一方で、今年4月に右足の重度筋損傷を負って全治6ヶ月の長期離脱から復帰したばかりのエデル・ミリトンについては、無理な連戦による再発を防ぐため招集を見送り、マドリードでの調整を優先させる決定を下しました。(via Mundo Deportivo)

アレキサンダー=アーノルドのレアルでの苦境とリヴァプール復帰の道

2025年夏にリヴァプールとの契約満了まであと1ヶ月というタイミングで、移籍金1,000万ユーロでレアル・マドリードに加入したイングランド代表DFトレント・アレキサンダー=アーノルドですが、クラブ内での立ち位置が極めて厳しいものとなっています。

昨季終盤にアルバロ・アルベロア暫定監督のもとでは一時的に定位置を掴んだものの、今夏に就任したジョゼ・モウリーニョ監督はデンゼル・ダムフリースの獲得を強く要求し、さらにミッドフィルダーのフェデ・バルベルデを右サイドバックとして完全に定着させました。バルベルデが右サイドバックとして今季最高のパフォーマンスを連発している結果、アーノルドは完全に「第3選択肢」へと転落しています(SER Deportivos報道)。

高額な年俸に見合う活躍ができていない状況はクラブ経営陣の頭痛の種となっていますが、一方でアーノルドとジュード・ベリンガムが親友関係にあることから、アーノルドを安易に放出することでジュード・ベリンガムのメンタルやチーム環境に悪影響が及ぶことをクラブは極めて警戒しています。

こうした複雑な状況に対し、古巣のリヴァプールが救済策として乗り出す動きを見せています。リヴァプール退団時には地元サポーターから激しい批判を浴びたアーノルドですが、リヴァプール側は来夏の完全移籍獲得、あるいは今冬の移籍市場での「ローン移籍(期限付き移籍)」での引き取りを検討しています。ローン移籍が実現すれば、レアル・マドリード側にとっても彼の膨大な給与負担を即座に浮かすことができるため、双方にとって現実的な解決策として浮上しています。(via ElDesmarque)