ペレス会長が緊急会見で辞任を完全否定し会長選の実施を宣言
フロレンティーノ・ペレス会長がバルデベバスのプレスルームで緊急記者会見を開き、辞任の噂を真っ向から否定し、次期会長選挙の実施を発表した。会見の冒頭でペレス会長は『残念ながら、私は辞任しません。現在の理事会とともに選挙に立候補するため、選挙のプロセスを開始するよう選挙管理委員会に要請しました。私が選挙を招集したのは、2000年からクラブの所有者がソシオであり続けるために働いてきたからです。他のクラブとは違い、マドリードにはたった一人のオーナーなど存在しません。マドリードの利益と私に反対する世論を形成するためのキャンペーンによって引き起こされた、この不条理な状況を終わらせるために決定しました』と力強く宣言した。また、自身が末期がんを患っているという健康不安の噂についても完全に一蹴し、『私が末期がんを患っていると友人から電話があり、中国に末期疾患の治療に最適な場所があるとまで言われました。ふざけるなと言ってやりましたよ。私の健康状態は完璧です。もし癌なら腫瘍センターに入院しているはずで、世界中のメディアに出ているでしょう。私は朝早く起きて一番遅く寝ます。動物のように働いているのです。レアル・マドリードと、年間500億ユーロを売り上げ17万人の従業員を抱える私の会社を毎日統括しています。健康でなければ両方のトップに立つことはできません』と、ユーモアを交えながらも強い怒りとともに否定した。(via SPORT)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)(via Esport3)
メディアとバルセロナへの痛烈な批判とネグレイラ事件に関するUEFAへの訴え
ペレス会長の怒りの矛先は、マスメディアとFCバルセロナに向けられた。特にVocentoグループと日刊紙ABC、そして既に閉鎖されたデジタルメディアRelevoに対して容赦ない言葉を浴びせた。『ABCはVocentoの所有で、Relevoを作りました。Relevoはラ・リーガと結託し、レアル・マドリードと私を攻撃することだけを目的として作られ、2500万ユーロの損失を出しました。ラ・リーガからの支払いが止まると、テレフォニカやテレシンコに支払いを求めたのです。誰も買わず、誰も読まなかった。私の父はABCを愛読しており、何年も前に私を定期購読させてくれました。父を敬うためにも購読を続けてきましたが、今、購読を解約する決断を下しました。父も感謝してくれるでしょう』と述べ、会見場にいたABCの記者ルベン・カニサレスと直接口論を展開し、『毎日マドリードを攻撃している。今日書かれた記事の一つは、サッカーを知っているかどうかも分からない女性が書いたものだ。なぜ毎日我々を貶めるのか』と非難した。さらに、バルセロナのネグレイラ事件については『3年前にネグレイラ事件というサッカー史上最大の汚職スキャンダルに直面していることを知りました。20年間も審判の責任者にお金を配っていたとは想像もできませんでした。審判技術委員会の会長は忘れるべきだと言いますが、どうして忘れられるでしょうか。現在、500ページに及ぶ重要な書類を作成しており、大会が終わり次第すぐにUEFAに提出します。UEFAがこの問題に介入し、抜本的に解決することを期待しています。私はバルセロナの資金で審判が裕福になるのを見過ごすためにここにいるのではありません。私は7つのチャンピオンズリーグと7つのリーグを勝ち取りましたが、盗まれなければ14のリーグを勝てていたはずです。今シーズンも我々から奪われた18ポイントのビデオを作成しました』と猛烈に批判した。さらに、かつてバルセロナを助けるべきだと発言したことについては『それはずっと前の話で、ネグレイラ事件を知る前のことです。全く想像もできませんでした』と釈明した。また、メディアに対しては『ここの女の子に質問させてやってくれ、君たちはとても不細工だから』という発言も飛び出した。(via SPORT)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)(via ElDesmarque)
チュアメニとバルベルデの喧嘩騒動に関する会長の見解
最近ロッカールーム内で起きたオーレリアン・チュアメニとフェデ・バルベルデの殴り合いの喧嘩(バルベルデが頭を切り病院へ行く事態になった)についてもペレス会長は言及した。アルバロ・アルベロア監督がこの騒動を擁護したのと同じように、会長も事態を矮小化し、むしろ情報が外部に漏れたことを重く見た。『選手が2人殴り合ったからといって、マドリードがカオスだと言わないでいただきたい。私がいる26年間で、選手が2人か4人殴り合わなかった年は一度もありません。毎年、いや毎日彼らは喧嘩しています。お互いにムキになるからです。若者の喧嘩のように、蹴り合って、その後また友達になるものです。その二人の若者はとても素晴らしい青年です。私が最も許せないのは、そして私にとって最悪なのは、クラブ内部の出来事が外部に漏洩したことです。この26年間で初めてのことだと思います。彼らは不満を抱いており、クラブを去ることになると思っているから漏らしたのでしょう。この内部からの敵については私が個人的に対処します』と、情報漏洩者に対する徹底的な粛清を誓った。(via SPORT)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)(via Esport3)
アトレティコ・マドリードとラ・リーガへの容赦ない攻撃
ペレス会長の批判は宿敵アトレティコ・マドリードやラ・リーガにも及んだ。メディアの報道姿勢を疑問視する中で、『なぜ他のクラブ、例えばアトレティコ・マドリードを誰も批判しないのですか? アトレティコには何も起こらないのですか? なぜマドリードばかりが批判の対象になるのでしょう。彼らはクラブの所有権を維持し、それを売却して裕福になりました。私は彼らのようなクラブの人間ではありません。私はソシオたちにクラブの資産を還元したいのです。私に投票するのはソシオであって、ウルトラスではありません。転売行為で1600人のソシオを追放し、暴力的なウルトラスも二度と入れないようにしました』と発言した。アトレティコは米国の投資ファンドApolloに株式の過半数(57%、評価額約25億ユーロ)を売却しており、この件に対する強烈な皮肉を放った。さらに、ラ・リーガのハビエル・テバス会長に対しても『常に我々の敵であるラ・リーガとも戦う』と宣言した。これに対し、テバス会長はサンタンデールでのイベントで『フロレンティーノは嘘をついている。Relevoに2500万ユーロを払ったとか、1000万ユーロだとか言っているが、それは嘘だ。彼は被害者ビジネスで生きている。マドリードのために多くを成し遂げた立派な実業家が、絶えず嘘をつき続けなければならないのは悲しいことだ』と即座に反論した。(via SPORT)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)(via ElDesmarque)
メキシコ訛りの刺客、エンリケ・リケルメが会長選の対立候補に浮上か
会長選挙の招集に伴い、フロレンティーノ・ペレス会長に対抗する人物の存在が浮上している。ペレス会長は会見で『私を批判して裏で動いている者たちがいるなら、選挙に出ればいい。電力会社と話している、南米訛りの、いやメキシコ訛りのあの起業家も、出馬したければすればいい』と、名前こそ出さなかったものの特定の人物を挑発した。この「メキシコ訛りの起業家」とは、アリカンテ県コクス出身で37歳のエンリケ・リケルメ・ビベスを指している。彼は水力および再生可能エネルギーを中心とする多国籍企業「Grupo Cox」の創業者兼CEOであり、メキシコ、チリ、パナマなどで大規模な事業を展開している。2021年の会長選挙の際にも立候補の噂があったが、当時は出馬を見送った。彼は生粋のマドリードファンであり、父親もかつてクラブの理事を務めていた。20年以上の会員歴という厳しい条件もクリアしており、ナダルの所有する電動ボートレースチーム「Team Rafa」のスポンサーを務めるなど、スポーツ界との関わりも深い。ラファエル・ナダルやフェルナンド・アロンソも将来的な会長への憧れを口にしたことがあるが、現在の厳しい立候補条件をクリアし、ペレス会長に立ちはだかる現実的な対抗馬として、リケルメの動向に大きな注目が集まっている。(via SPORT)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)(via ElDesmarque)
会長選挙の極めて厳格な立候補条件と想定されるスケジュール
レアル・マドリードの会長選挙に立候補するためには、クラブの定款に定められた非常に厳しい条件をクリアする必要がある。まず、スペイン国籍を有し、成人であり、完全な行為能力を持つこと。他のサッカークラブで役職に就いていないこと、現役の選手、審判、監督でないこと。そして何よりも高いハードルとなるのが、20年間途切れることなくソシオ(会員)であり続けていること(副会長候補は15年、その他の理事候補は10年)と、クラブ予算の15%にあたる個人資産による銀行保証(約1億8700万ユーロ)を提示することである。今後のスケジュールとしては、選挙管理委員会が選挙のプロセスを開始してから10日間の立候補受付期間が設けられる。もし有効な立候補者がペレス会長1人だけであれば、無投票で再選が決定する(過去5回の選挙はいずれもこの形でペレスが再選されている)。対立候補が現れた場合は、立候補受付終了の翌日から15日以内に投票日が設定される。投票は午前9時から午後8時まで行われる。概算として、5月25日から6月9日の間に投票が行われ、新会長の決定には約3週間を要する見込みだ。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)(via Esport3)
モウリーニョ復帰の噂とイケル・カシージャスによる痛烈な反対意見
今シーズン無冠が確定し、アルバロ・アルベロア現監督の解任が濃厚となる中、次期監督としてジョゼ・モウリーニョの復帰が最有力視されている。現在ベンフィカを指揮するモウリーニョは『ポルトガルリーグの最終節が終わる月曜日(5月18日)には、私がベンフィカに残るか、レアル・マドリードに戻るか、自分の未来について答えることができる』と発言し、復帰の可能性を否定していない。この状況に対し、クラブのレジェンドであるイケル・カシージャスがX(旧Twitter)で痛烈な反対意見を表明した。カシージャスは『モウリーニョには何も問題はない。彼は素晴らしいプロフェッショナルだと思う。だが、私は彼にレアル・マドリードに来てほしくない。私の人生のクラブを指揮するには、他の監督の方がふさわしいと思う。これは私の個人的な意見だ』と投稿した。さらにカシージャスは、トニ・クロースが発した『マドリードで2シーズンタイトル無しは心配すべき事態だ』という意見を支持したことで、一部のファンから非難を浴びていたことにも触れ、『サッカーの天才であるクロースの意見を99%コピーして反映しただけで、"暗い"マドリードファンの一部から攻撃される。SNSの世界は恐ろしいが、私にはどうでもいいことだ!』と吐き捨てた。また、ペレス会長の記者会見についても『フロレンティーノ・ペレスの記者会見は気に入ったか? 私は気に入ったよ』とアンケートを実施し、SNS上で大きな反響を呼んでいる。(via SPORT)(via MARCA)(via ElDesmarque)
エムバペが練習に復帰するも、母国フランスでの評価は失墜
クラシコをハムストリングの違和感により欠場したキリアン・エムバペは、チームが休日だった月曜日にもバルデベバスで一人でトレーニングを行い、笑顔の写真をInstagramに投稿して自身のアピールを欠かさなかった。翌火曜日には全体練習に合流し、違和感もなく正常にメニューを消化した。木曜日のオビエド戦には出場可能と見られているが、サンティアゴ・ベルナベウのファンからは激しいブーイングで迎えられることが予想されている。ファンは彼の態度に不満を募らせており、非公式ながら2000万筆以上の退団要求署名が集まる事態にまで発展している。さらに、彼の母国フランスでも評価は地に落ちている。UNFP(全国プロサッカー選手組合)が主催するアワードで、リーグ・アン以外でプレーする最優秀フランス人選手賞に、バイエルン・ミュンヘンのマイケル・オリーズが選出された。昨年の受賞者であるエムバペや、チームメイトのチュアメニを抑えての受賞であり、フランス国内のサッカー界からもエムバペが実質的に見放されつつあることを示している。また、アメリカのVanity Fair誌で3月に収録されたインタビューが公開され、エムバペは『フランス人は文句を言うのが好きで、不幸な時が一番幸せなんだ。私もそうだ!』『何百万ユーロもの給料をもらう億万長者のスポーツ選手が、月末の生活に苦しむ人々に教訓を垂れるのを見るのは少し嫌だ』『私たちのような状況では、誰もが奇跡を期待しているのが難しい。しかし奇跡はピッチ上でしか起こらない』『若い頃に有名になったので、他の人の立場になって考える共感力や心の広さが足りなかった。今はもう少し理解しようと努めている』などと語っている。(via SPORT)(via MARCA)(via ElDesmarque)
消化試合となるオビエド戦の予想スタメンと深刻な負傷者リスト
木曜日の午後9時30分からサンティアゴ・ベルナベウで行われるラ・リーガ第36節レアル・オビエド戦は、すでにリーグ優勝をバルセロナに奪われ、オビエドもセグンダ(2部)への降格が確定しているため、両チームにとって消化試合となる。しかし、ベルナベウのスタンドは不満を抱えたファンによる異様な雰囲気に包まれることが予想される。アルベロア監督は深刻な負傷者とコンディション不良の選手を抱えており、スタメンの編成に頭を悩ませている。エデル・ミリトン(大腿二頭筋)、フェデ・バルベルデ(頭部外傷)、ロドリゴ(十字靭帯と半月板断裂)、アルダ・ギュレル(筋肉痛)、ダニ・カルバハル(指の骨折)、ダニ・セバージョス(足首)が欠場確実。さらにフェルラン・メンディは筋肉痛を抱え、月曜日にフランスで手術を受けた。ジュード・ベリンガムとアントニオ・リュディガーは屋内で調整中であり、ディーン・ハイセンはインフルエンザで体調を崩している。予想されるスターティングイレブンは、GKにクルトワ。ディフェンスラインは右からトレント(アレクサンダー=アーノルド)、ラウール・アセンシオ、リュディガー、フラン・ガルシア(カレラスより優勢)。中盤にはチュアメニ、カマヴィンガ、チアゴ・ピタルチ。前線はブラヒム・ディアス(マスタントゥオーノとポジション争い)、ヴィニシウスJr.、ゴンサロ・ガルシアとなる見込みだ。エムバペの出場は不透明だが、マジョルカのヴェダト・ムリキと2点差でピチーチ(得点王)を争っているため、出場への意欲は高い。(via SPORT)
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドがチュアメニ獲得を熱望
ロッカールームでフェデ・バルベルデと殴り合いの喧嘩を引き起こしたオーレリアン・チュアメニだが、その闘争心がイングランドで高く評価されている。マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンドが自身のポッドキャストで、チュアメニの獲得を熱烈に要求した。『チュアメニが練習でバルベルデと小さな小競り合いを起こしたそうだが、私は全く気にしない。むしろ彼にはユナイテッドに来てほしい。少しの闘争心や攻撃性が欲しいんだ。彼は多くの場所で問題児扱いされているわけではなく、私が知る限りとても魅力的な男だ。とても穏やかに話すんだよ。重要な試合で90分プレーさせれば、両方の役割をこなせるし、相手を不快にさせることもできる。私はチュアメニが本当に好きだ。レアル・マドリードの不安定な状況を利用できれば、獲得できると思う。彼と契約できれば素晴らしいサインになるだろう』と語り、マドリードの混乱に乗じた引き抜きをクラブに提言した。(via ElDesmarque)
2026年W杯スペイン代表予備リストからカルバハルが落選しマドリー勢は3名のみ
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督がFIFAに提出した2026年ワールドカップのスペイン代表予備登録メンバー55人のリストが明らかになり、レアル・マドリードからはディーン・ハイセン、フラン・ガルシア、ゴンサロ・ガルシアのわずか3名しか選出されなかった。最大のサプライズは、これまで不動の右サイドバックだったダニ・カルバハルが落選したことだ。今季のカルバハルは3度の怪我に悩まされ、出場は20試合(885分)にとどまった。さらに10月には昨年の十字靭帯断裂の手術に関連する関節遊離体の除去手術を受け、最近では足の指の骨折も経験し、アルベロア監督の構想からも完全に外れていた。この予備リストは拘束力があり、本大会の登録メンバー26人は必ずこの55人の中から選ばれなければならないため、カルバハルのW杯欠場が事実上確定した。また、ラウール・アセンシオやダニ・セバージョスもリストから漏れている。一方で、ライバルのFCバルセロナからは9名もの選手が選出されており、明暗がくっきりと分かれる形となった。(via SPORT)(via MARCA)(via ElDesmarque)
来季に向けた悩みの種、高給を食む放出候補選手たちと契約満了組
今シーズンの惨敗を受け、レアル・マドリードはチームの再建を迫られている。モウリーニョ監督の復帰が現実味を帯びる中、クラブにとって最大の難題は、戦力外となった高給取りの選手たちの放出である。かつてのガレス・ベイルやマリアーノ・ディアスのように、移籍先が同等の給与を提示しない限り、選手たちは退団を拒否する傾向がある。ダニ・セバージョスはその典型で、昨夏リヨンとの合意寸前で残留を選択し、現在は年俸1000万ユーロ(総額)を受け取っており、ベンチ外が続いても退団する気配はない。他にもエドゥアルド・カマヴィンガは2029年まで年俸1250万ユーロ(総額)の契約を残している。さらに、ファンから猛烈な批判を浴びているキリアン・エムバペも2029年まで年俸4040万ユーロという巨額の契約を結んでおり、彼を放出できるクラブを見つけるのは至難の業だ。一方で、ダニ・カルバハル、ダヴィド・アラバ、アントニオ・リュディガーの3名は6月に契約満了を迎える。(via SPORT)
新たな顔ぶれが加わったレアル・マドリード理事会全18名の陣容
2029年までクラブの舵取りを担う(今回の選挙で再選されれば)レアル・マドリードの理事会は、フロレンティーノ・ペレス会長を含む全18名で構成されている。副会長には、1968年からのソシオであるフェルナンド・フェルナンデス・タピアス、1971年からのソシオであるエドゥアルド・フェルナンデス・デ・ブラス、そして1981年からのソシオでACSの株主でもあるペドロ・ロペス・ヒメネスが名を連ねる。書記は会長の弟であるエンリケ・ペレスが務める。新たな顔ぶれとして、2000年からクラブの幹部を務め、移籍交渉の要であるCEO兼マーケティングディレクターのホセ・アンヘル・サンチェス、会長室および財団ディレクターのマヌエル・レドンド、そして元ヴォルフスブルク会長のフランシスコ・ガルシア・サンスが加わった。唯一の女性理事は、2001年からのソシオで弁護士のカタリナ・ミニャロである。今年2月には2004年から理事を務めていたサンティアゴ・アグアド・ガルシアが89歳で他界し、当初19名だった理事会は現在18名体制となっている。(via MARCA)
カスティージャがプレミアリーグ・インターナショナルカップ決勝で涙の準優勝
フリアン・ロペス・デ・レルマ監督率いるレアル・マドリード・カスティージャは、イングランドのハイ・ウィコムにあるアダムス・パークで行われたプレミアリーグ・インターナショナルカップ(U-21)の決勝戦で、ボルシア・ドルトムントに0-1で敗れ、初出場でのタイトル獲得を逃した。マンチェスター・ユナイテッドやディナモ・ザグレブを破って無敗で決勝に進出したカスティージャだったが、前半6分にドルトムントのタイカン・マジドに、エンツォ・ドゥアルテのヘディングの折り返しから先制ゴールを許した。その後、トップチームのクラシコにも招集されていたセステロ、ダビド・ヒメネス、パラシオスらを擁するカスティージャは猛反撃に出た。ロレン・スニガのシュートがポストを直撃し、後半にはリベルトの決定的なシュートが相手GKの好セーブに阻まれるなど、再三のチャンスを作ったが、最後までドイツチームの堅い守備を崩すことはできなかった。(via Mundo Deportivo)(via MARCA)
クラシコでのベリンガムへのファウル疑惑に対しCTAが主審のノーファウル判定を支持
日曜日にカンプ・ノウで行われ、FCバルセロナが2-0で勝利したクラシコの中で、レアル・マドリードがPKを主張したプレーについて、CTA(審判技術委員会)が公式見解を示した。問題となったのは、バルセロナのエリック・ガルシアの腕がジュード・ベリンガムの顔面に当たったシーンである。アレハンドロ・エルナンデス・エルナンデス主審はファウルを取らずプレーを続行させ、ハビエル・イグレシアス・ビジャヌエバが担当するVARも介入しなかった。CTAは分析番組「Tiempo de Revisión」の中で、『バルセロナのディフェンダーの腕がレアル・マドリードの選手の顔面に接触しているが、これは守備選手の自然な動きの中で発生した接触である。主審がプレーを続行させ、VARが介入しなかった決定は、プロトコルに完全に準拠している。明らかなエラーではないため、CTAはこの判定を支持する』と発表し、主審の判断が正しかったことを強調した。(via Mundo Deportivo)(via MARCA)
ペレス会長のプライベート、カディスの別荘とマドリードの一等地の豪邸
常にメディアの注目を集めるフロレンティーノ・ペレス会長だが、彼のプライベートな安らぎの場所はアンダルシア州カディス県のエル・プエルト・デ・サンタ・マリアにある。2012年に妻を亡くした後、長年過ごしたマヨルカ島の別荘を手放し、2017年にバイア・ブランカの高級住宅街に約250平方メートルの3階建ての邸宅を購入した。広いテラスや庭園を備えながらも、過度な贅沢を避けたプライバシー重視の造りとなっており、夏には子供たちと共にここでリフレッシュしている。一方、マドリードでの本宅は、サンティアゴ・ベルナベウから数分の距離にある超高級住宅街、エル・ビソ地区に位置する。彼は長年かけて隣接する土地を買い集め、2500平方メートルを超える敷地に7つの家を繋ぎ合わせた巨大な複合邸宅を築き上げた。エレベーター、プール、ジャクジー、屋内庭園を完備し、家族のプライバシーを完全に守る要塞のような造りとなっている。ラ・フィンカやラ・モラレハといった郊外の高級住宅地を選ぶ選手たちとは異なり、ペレス会長は常にクラブの中心部であるマドリードの心臓部に住むことを選んでいる。(via SPORT)
【本日の総括】
今季無冠が決定し最悪の空気が漂う中、ペレス会長が緊急会見で辞任を否定し、メディアやバルセロナへの激しい怒りとともに会長選の実施を宣言しました。エムバペの復帰やカルバハルのW杯予備リスト落選などピッチ内外で激動が続く中、マドリードは前代未聞の混乱期に突入しています。














デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
今回の緊急会見は、単なる辞任否定に留まらず、クラブを取り巻く様々な外部からの攻撃に対するペレス会長の強い意志表明と受け取るべきだろう。特にメディアやバルセロナへの痛烈な批判は、クラブのアイデンティティを守るための戦いと位置づけているように見える。チュアメニとバルベルデの件で情報漏洩者を厳しく糾弾した点も、内部統制への強いこだわりを示唆しており、今後のクラブ運営における規律の重要性を強調している。消化試合となるオビエド戦のスタメン予想からも、負傷者の多さとチーム編成の難しさが浮き彫りになる。この混乱をどう乗り越えるかが、今後の戦術的な再構築の鍵となるだろう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
ペレス会長の緊急会見は、クラブ内外に大きな衝撃を与えた。辞任を否定し、会長選の実施を宣言したことは、自身のリーダーシップへの揺るぎない自信と、クラブを巡る現状への強い危機感の表れだろう。メディアやバルセロナへの激しい批判は、クラブが置かれている孤立無援の状況を物語っている。一方で、選手間の喧嘩騒動の情報漏洩者を「内部からの敵」と断じた発言は、クラブ内の結束を最優先する姿勢を示しつつも、その厳格さが新たな緊張を生む可能性も否定できない。モウリーニョ復帰の噂やカシージャス氏の反対意見など、監督人事に関する議論も活発化しており、クラブの空気は大きく揺れ動いていると言える。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
ペレス会長の会見は、直接的な移籍や契約に関する発表はなかったものの、クラブの将来像を巡る大きな動きを示唆している。来季に向けた放出候補選手の高給問題や契約満了組の動向は、クラブの財政的な再建における喫緊の課題であり、新体制下での編成方針が問われることになるだろう。また、エンリケ・リケルメ氏のような新たな対立候補の浮上は、今後の会長選の行方次第で、クラブの補強戦略や育成方針に影響を与える可能性も考えられる。カルバハルのW杯予備リスト落選は、ベテラン選手の処遇や世代交代の必要性を改めて浮き彫りにしている。