SDエイバル:クラブ史上最高の開幕ロケットスタート

SDエイバルが今季のラ・リーガ ハイペルモーションで圧倒的な強さを見せています。アランバリ監督率いるチームは開幕6試合で5勝1敗(勝ち点15)を記録し、首位カステリョンをピタリと追走する2位に位置しています。開幕6戦5勝という成績は、クラブが過ごしてきた39年間の歴史において過去最高のロケットスタートとなります。

エイバルの強さはその驚異的な攻撃効率にあります。ここまでチーム全体で打った枠内シュート僅か23本から11ゴール(期待値4.47xGに対して12ゴール相当の破壊力)を叩き出しており、チャンスを確実にものにする勝負強さが光ります。かつてバラソアイン体制(98-99)、メンディリバル体制(04-05)、ガリターノ体制(22-23)、エチェベリア体制(23-24)で達成した5連勝の記憶を塗り替える絶好調ぶりです。

次節(9月27日)は本拠地イプルーアにUDラス・パルマスを迎えます。かつてエイバルでプレーし今夏ラス・パルマスからエイバルへと完全移籍したイバン・ヒル(今季6試合2ゴール1アシスト)やペヒーニョ(今季130分出場)にとっても古巣対決となる注目の一戦です。(via SPORT)

カディスCF:フロントの迷走と経営危機の深刻化

開幕6戦未勝利で降格圏に沈むカディスCFにおいて、ピッチ外での不祥事や迷走劇がクラブの存続を揺るがす大問題へと発展しています。プレシーズンから指揮を執っていたイマノル・イディアケス監督を開幕前に突如解任し、ルベン・セラデス監督を招聘したものの改善の兆しは見えず、すでにセラデス監督の進退も極まっています。

さらにサポーターの怒りを買っているのがフロントの行動です。メキシコ人実業家クリスティアン・セプティエン会長(Overland Global Managementを通じて株式32.45%を取得)は、クラブ公式SNSを私物化し、不祥事を起こしたオンティベロス選手に対して自身が頭を下げさせて公開説教を行い、赦免を与えるという「メロドラマ風の動画」を投稿。さらに若手デ・ラ・ロサの移籍報道をSNS上で否定しておきながら直後に放出して混乱を招くなど、非プロフェッショナルな振る舞いが酷評されています。

クラブの財務状況も極めて深刻で、ラ・リーガから課された給与上限(サラリーキャップ)はわずか400万ユーロに凍結されています。さらに経営陣は、株主総会を無期限延期した上で、米国Nasdaq市場での上場を謳う企業「Nodamar」(株価が50ドルから2ドルへ暴落)へクラブの経営基盤を依存させようとしており、地元メディアやサポーターからは『かつてCDテネリフェを崩壊寸前まで追い込んだ経営悪化と同じ道を辿っている』と強い警戒感が示されています。(via SPORT)