レジェンドの父ジョルジ・メッシ氏の逝去への哀悼と長男チアゴの移籍否定
バルセロナの歴史を20年間にわたり築き上げたクラブ最大のレジェンド、リオネル・メッシの父親であり代理人を長年務めたジョルジ・メッシ氏が、アルゼンチンのロサリオの病院で健康状態の悪化に伴う長期闘病の末に68歳で亡くなりました。
クラブはジョアン・ラポルタ会長および理事会の名義で深い感謝と哀悼の公式声明を発表し、13歳だったメッシを連れてバルセロナへ渡り、高額な成長ホルモン治療を受けさせて黄金期を誕生させた彼の計り知れない貢献を称えました。
また、メッシ自身が2007年のインタビューで語った、かつての過酷な日々の思い出が再び人々の間で話題を呼んでいます。メッシは当時、カギ括弧で『私の父はいつも悪い時期に私と一緒にいてくれた。二人とも大丈夫なふりをしようとしていたけれど、現実はそうではなかった。アパートで一人で泣くこともあったし、父も私がいないところで泣いていた。父から「どうしたい?バルセロナに残るのか、それともロサリオに帰るのか」と尋ねられた時、私は残りたいと答え、父も一緒に残ってくれた』と語り、深い感謝を述べていました。
なお、ネット上で急速に拡散されていたメッシの13歳の長男、チアゴ・メッシがバルサの下部組織(ラ・マシア)に入団するのではないかという噂について、メッシ自身がLeagues Cupの試合(2ゴール1アシストで大活躍したアトレティコ・サン・ルイス戦)の前に、現地ジャーナリストの問いかけに対してカギ括弧で『いいえ』と一言で返し、完全否定しました。チアゴは今後もインテル・マイアミのユースアカデミーでミッドフィールダーとしてのキャリアを継続します。 (via SPORT, MARCA, Mundo Deportivo)
スポティファイとの歴史的商業パートナーシップ契約の全容
バルサが音楽ストリーミング大手のスポティファイ(Spotify)と締結している歴史的なメインパートナーシップ契約は、今シーズンからさらにその規模を拡大し、クラブに年間8500万ユーロ(約136億円)もの莫大な商業収入をもたらすことになります。
その契約の内訳は、ユニフォームの胸スポンサー料として年間6500万ユーロ、練習着のスポンサー料として1000万ユーロ、そして新カンプ・ノウの改修工事期間中の一時的な命名権(Naming Rights)料として1000万ユーロとなります。さらに、カンプ・ノウの改修工事が完了し、スタジアムの収容人数が90%以上に達した段階で、さらに年間1000万ユーロが上乗せされ、総額で年間9500万ユーロに達する予定です。
この契約規模は、イングランドのアーセナルがエミレーツ航空と結んだ年間約8170万ユーロ(7000万ポンド)を明確に上回る規模であり、レアル・マドリードがエミレーツ航空と締結している年間1億ユーロ(スタジアム命名権を含まず)に次ぐ、欧州フットボール界のトップクラスの超巨大コマーシャル収入として、バルサの財政安定化と選手登録のための強力な原動力となっています。 (via SPORT)
【本日の総括】
フリウリ Venezia Giulia カップでは決定力不足からウディネーゼに敗れタイトルを逃したものの、現在のバルサはピッチ外の「オペレーション放出」が恐ろしいスピードで進行しています。ロナルト・アラウホのリヴァプールへの電撃レンタルやフェラン・トーレスのPSG完全移籍合意、マーク・カサドのサウジへの交渉など、これらの大規模な人員整理はすべて、クラブが今夏の最大の主役として狙うロドリ・エルナンデスの獲得および新加入選手のサラリー登録をスムーズに進めるための、計算された戦略的な動きです。