ルーニー・バルドグジ、トミー・マルケス、ジョフレ・トレンツの去就

バルサは、さらなる人員整理と資金確保のため、複数の若手選手の売却プロセスを進めています。

20歳のスウェーデン代表フォワード、ルーニー・バルドグジは、他クラブとの交渉中の怪我を防止するための予防的措置としてイタリア遠征から除外されました。代理人のクリスティアン・エミール氏とデコが会談を行い、将来的な買い戻しオプション付きの売却、または単純レンタルでの放出を模索しています。

また、中盤の有望株である21歳のトミー・マルケスについても、契約解除金は2000万ユーロに設定されているものの、クラブはそれ以下の金額での売却を承諾する方針です。すでにマンチェスター・シティ、ドルトムント、ブラガから打診が届いており、特にブラガは昨夏にパウ・ビクトルを1200万ユーロ+変数300万ユーロで獲得した際と同様のスキームでのオファーを提示しています。

さらに、左サイドバックのジョフレ・トレンツのアヤックスへの完全移籍が決定しました。トレンツもイタリア遠征には同行しておらず、アヤックスと2030年までの4年契約を締結する見通しです。移籍金は最大6000万ユーロ(ではなく、正確には最大600万ユーロ)に達し、バルサの財政に貢献することになります。 (via SPORT, Mundo Deportivo, Estadio Deportivo)

カンテラの売却・昇格とヤン・ビルヒリによる棚ぼた収入

バルサは、かつて下部組織に所属していた選手を通じて、予期せぬ巨額の売却益を得ることになりました。

昨夏にバルサからマジョルカへ約400万ユーロで移籍したヤン・ビルヒリに対し、ベルギーのクラブ・ブルッヘが1200万ユーロの契約解除金を満額支払い、完全移籍が成立しました。バルサはマジョルカへの売却時、将来の売却額の40%を受け取る権利を保持していたため、今回の移籍により一切の新規投資を行うことなく、約500万ユーロ(正確には480万ユーロ)をそのまま手に入れることになりました。デコと技術部門は、かつてマジョルカに約700万ユーロを支払ってビルヒリの100%の権利を再取得する選択肢も検討していましたが、最終的に静観を選択したことがこの大きな経済的恩恵に繋がりました。

また、カンテラの若手であるオスカル・ヒスタウ、イブラヒム・ディアラ、アレックス・ゴンサレスの3名は、フリック監督の判断によりトップチームのプレシーズンから外れ、バルサ・アトレティックへ合流しました。合流後すぐに行われたジローナBとのプレシーズンマッチでは、後半から投入されたヒスタウが85分に冷静にPKを沈め、1-1の同点ドローに貢献。ディアラも出場機会を得て存在感を示しました。 (via SPORT)